筋トレしながら 品種改良と近親相姦について考える。 | kennedyのブログ

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ふう ついに胸の9段階目まできたようだ。 で本題!
近親相姦ってなんだろう?わかりやすくいえば兄弟とか親子で結婚するなってこと。
それは法律でだめだよってなってる。いくら好きでも法律で駄目ってなってる。なぜか?
近親相姦を繰り返すと病気にかかりやすくなったり、繁殖能力がなくなったりいろいろ障害がでてくるからだ。これを歴史上で示した最も有名な例はハプスブルグ家だろう。マリアテレジアやマリーアントワネットなど歴史上の有名人を排出している一族は土地や財産を他人にとられたくないため、
親戚同士での結婚をくりかえし、ヨーロッパの覇者、いや世界の覇者となった。ヨーロッパの王族貴族が結構兄弟親戚同士なのはこんな考えのひとがおおかったからだろう。しかしハプスブルグ家を繁栄に導いたこの方法は結局一族を破滅に導く。一族の肖像をみていくとハプスブルグ顎といわれる
異常にしゃくれた人物がおおいことに気づく。これも遺伝によるもので近親相姦の結果その形質がうけつがれていった結果だ。最後の王カルロス2世は口を閉める事も困難で
常によだれをたらし体力知力性力もなく、跡継ぎをのこせずここにスペインハプスブルグ家は終焉をむかえる。現代近親相姦が法律によって禁止されている理由の一つだ、道徳的な理由もあるだろうが。
さて、一方家畜やペットの世界に目を転じるとこれは人間でいう近親相姦を人為的に行っている。
たとえば金魚、偶然フナからうまれた色違いを選別し現代のようにいろんな種類の金魚になった。
あるいわ競走馬 現在の競馬のルーツは3頭しかいないらしい。つまりたどればみんな親戚同士ではしっているのだ。神戸牛や犬、猫もそうだろう。人間にとって便利な性質を掛け合わせていろいろな品種ができあがる。しかし自然界ではそれは不利なことなのだ。金魚だって何もせずに放置していると数世代でフナみたいになっていくときいている。つまり金魚が金魚なのはつねに人間の手が加えられる結果で目的以外の遺伝子は排除、つまり処分されているはずなのだと考えている。
人間の必要とする遺伝子は大抵劣勢だ。劣勢同士の掛け合わせは病気がちになりやすいし出現する確率もひくい。一匹の理想的な遺伝子の裏には何倍もの犠牲がいるはずだ。そのおかげでおいしい肉がたべれたりするのだし、機械が発達する前は動物が労働力の一部で、より仕事向きの品種を生み出そうとするのも当然なのだがそろそろそういう考えに疑問を出す時期ではないだろうか、
特に愛玩動物にはね。