"a・dab・da・lab・da・la” | 音楽室の鍵

音楽室の鍵

VERONICA VERONICOのボーカル、歌詞担当、鍵子(キーコ)のブログ。
新大久保で生まれ育ち、無類の鳥好き。
ライブと食べ物の話題多め。
鍵のグッズを集めるのが趣味です。
鍵は新しいことを始めるのに良い、
そう母が言ってわたしにくれたのがきっかけ。

"a・dab・da・lab・da・la”


盗賊団の宝庫で
偶然知る呪文
空想的寓話に夢中
おいで Dunyazad(ドゥンヤザード)
Bring King here(ここに彼を連れて来て)


想像絶する空虚で
One Thousand and One nights(千夜一夜)
エンディングはまだ先なの
危険なシンパシー


ダラブッカで 聴かせましょう
Sheharyar(シャフリヤール)
続きはまた 明日の夜
Alabian Night(アラビアンナイト)

I'll send you a kiss goodnight(おやすみのキスをあげる)
So,open your heart(だから、心を開いて)
Your eyes like Morgiana(マルジャーナのような瞳)
Get back(あなたを取り戻したい)
So,open your door(そう、ドアを開けるから)
"a・dab・da・lab・da・la”
あなたへ唱えるわ




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*アラビアンナイト(千夜一夜物語)・・

むかしむかし、シャフリヤールという王がいました。
その弟王が妻の不貞を発見して、彼女を死刑したのです。
しかし、シャフリヤール自身の妃も不貞をはたらいていたことがわかり、
王は最愛の妻を処刑してしまいますが、それからというもの、
王は世の中の女すべてを憎むあまり、毎晩新しい妻をむかえては、翌朝に処刑したのです。
そして国中の若い娘がついに居なくなったとき、大臣の娘シェヘラザードは、妹のドゥンヤザードも連れて、人々の命をすくうために王と結婚します。
その婚礼の夜、妹が最期のお願いにと、眠る前に姉のお話を聞かせて欲しいと懇願します。
姉のシェヘラザードは巧みな話術で「アリババ」や「アラジン」、「シンドバッド」などの冒険物語を語りだし、夜明け近く、ちょうど佳境に入ったところでうちきってしまいます。
そして、「続きは、また、明日」と。
王は話の続きが気になり、処刑するのを、また一日、また一日と延ばしていきます。
その姉の物語は千一夜にわたったそうで、その時にはすでに王も残酷な考えを改め、
シェヘラザードと幸せに暮らしたそうです。

*マルジャーナ・・
アリババに出てくる賢い女奴隷の名前。モルジアナ(マルジャーナ)という名前は、“小さな真珠”の意味がある。かつてアラビアでは、奴隷を宝石・珊瑚・真珠・花などの名で呼ぶ風習があった。