先週開催された、母乳育児サークルの30周年記念講演会「産む前に知っておきたい『おっぱいでハッピー』の秘けつ」
KBS京都の夕方のニュースで取り上げられたり、翌朝の京都新聞の記事(Web版)にもなりました
基調講演は、日本母乳の会の代表理事でもある山内芳忠教授
すごく感銘を受けた言葉がいくつかあり、妊娠から今までを振り返る、よい機会になりました
まず、導入としてのお話のなかで、
「妊娠、出産、子育てのときの心づかいのなさが、トラウマになる。」
夫婦の絆を強くするのも、無くすのも、このときなんですね
世の旦那さま全員に、聞いて欲しい言葉ですね~
「女性にとっての最大のイベントであり、家族にとっても大切なイベントであるということを、周りの男性も理解しなければならない。母子からの“恩恵”を、周りが理解することが大事である。」
この言葉の深さを理解できている男性が、世の中にどれだけいるんだろう…。
私は、教授のお話に、そのまま吸い込まれていきました
母乳育児の大切さを、医師の立場からデータに基づいて説明いただき、ますます“I Love 母乳”になりました
出生直後の母子の触れ合い(早期母子接触)の大切さや、新生児行動の表情の愛しさに、心を打ちました
カンガルーケアというフレーズで呼ばれていた、分娩台で赤ちゃんを抱っこする行為。
私も、おっぱいをくわえさせて、Kクンが飲もうとする姿に感動しました
でも、くわえさせなくても、目も見えないはずなのに、自ら探し当ててくわえるんですってその時の表情のお写真がすごく愛おしくて。
もし、第二子を出産することになれたら、自らくわえるまで待ちたい
生後24時間以内の授乳回数の確保(8~10回)が、母乳育児を開始するためには重要とのこと。
私の場合、母子同室だったし、頑張って授乳もしていた。なのに、その後、直に母乳があげられるようになるまで、壮絶な日々が続いたの…
なぜ、順調な母乳育児が出来なかったかは、後半のグループトークの記事で、また
「退院後の母乳育児の継続と支援」において、情緒的な支援(エモーショナルサポート)は、大家族でない現代では、母子を取り巻く環境で応援団を作るしかないそうです
妊娠の前年に母が他界した私には、頼れる人がいませんでした。
そんな私が、無事に育児を続けることが出来て、それも母乳育児が出来ているのは、市の赤ちゃん訪問の助産師さん、助産師会館、そして母乳育児サークルのお陰です
まさに、教授のおっしゃるとおりでした。
母乳育児サークルのような世代間のあるサークルって、大切な存在ですね
このサークルに出会えて、本当に感謝しています。このサークルは、「 最強母乳外来 」のブログで有名なSOLANINさんに、教えていただいたんです
情報があふれる時代。ネットがその一因のように言われますが、親身にブログを続けていただいている医療関係者の方には、本当に感謝しています
赤ちゃんにやさしい病院(BFH)が、もっともっと増えますように…
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