Keio High Swim Team -CONQUEROR-

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慶應義塾高等学校水泳部競泳部門の日々の活動を更新していきます...

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こんばんは。
久しぶりの更新です。

一年は早いもので、もう県高校当日となりました。
あと数時間で始まります。
昨年のインターハイ、県高校がついこの前のように思えます。

この一年間もいろいろなことがありましたね。
昨年はインハイ総合6位、3年生全員K標準突破など結果を残すことができましたが、その主力であった頼もしい先輩も卒業してのシーズン開始でした。


その中で決めたチーム目標は2,3年生全員K標準突破、県高校130点突破(途中目標変更して150点へ)、インターハイ総合6位以上でした。
どれも高い目標です。
戦力もかなり落ち、不安もあったとは思いますが、幹部中心にしっかり部をまとめてくれて、しっかり目標達成の見えるところまで実力をつけてきてくれました。
昨年の県高校は124点でしたが、すでにそれを超える力は間違いなくあります。
もう偉大な先輩たちを超える実力はあります。
そこは自信持ってほしいです。
そこまで君たちは成長しました。
後はしっかりと実力を出すだけです。



そのためには試合を楽しむことが大事です。
明日の試合ではいろいろなことがあるでしょう。
いいこともたくさんあると思うし、ときには悪いこともあるでしょう。
思い通りにいかないことも出てくると思います。
他の高校も僕たちと同様に1年間頑張ってきているわけですから。
うまくいかないことがあったとしても明るく前向きにいましょう。
これは去年の反省です。
むしろそれも楽しみましょう。
楽しんで、前向きに試合が出来ていたら、不思議とチャンスがどんどん舞い込んでくるんです。
山あり谷ありがスポーツの醍醐味ですから。
それを楽しんでいい雰囲気で戦いましょう。



そして応援の人に言いたいことがあります。
応援の人の力は図り知れないくらいあります。
よく応援しかできることがないのでという人がいますが、とんでもないです。
応援によっていい意味でも悪い意味でも結果はどうにでも変わります。
選手の結果は選手自身の能力と応援によって決まります。
みんなわかっていると思いますが、選手一人だけでは結果は出せません。
応援によって絶対的な心の支えのある人とない人で戦ったら心の支えがある人のほうが勝ちそうな気がしませんか。
それが何レースも続いたら結果は大きく変わるでしょう。
常に応援の人が盛り上がっていていたら、どれだけ選手は頼もしいことでしょうか。
観客席にいる応援の人が雰囲気を作っているといっても過言ではありません。
観客席の人が盛り上がっていることで選手もよりのっていきます。
みんなが思っている以上にレースに行くときの言葉や、レース前のみんなの応援の声はうれしいものですし、安心させてくれるものです。
応援の人たちにはどの高校よりも大きな応援で、選手の背中をぐっと押してレースに送り出してほしいと思っています。
それが選手の自信となると思います。

三本の矢という話があります。
知っている人がほとんどだと思いますが、1本の矢はすぐ折れてしまっても3本の矢にしたら、なかなか折れないということです。
これがどんどん増えたら、ますます強固になっていき、そのチームはより安定して力を増々つけていきます。
KHSTの部員は43人いますが、全員が束となれば、図りしれない力が出るでしょう。
その束にするのが応援だと僕は思っています。
チーム一つの束になることが目標達成への一番の近道です。
一つになって戦おう。
それができれば、結果は間違いなくついてきます。





今シーズンのシーズン旗です。
主将の福島と山本が作ってくれました。
このシーズン旗とともに沢山歴史を変えていこう。
僕らの夏はこれからです。
最大の目標であるチーム目標全部達成し、最後全員笑って終わるためにも、まず県高校からかましていきましょう。
みんなが最後笑っていることを期待しています。


井尻