『ものすごくうるさくてありえないほど近い』 | きごの☆ロンドン徒然なるままに

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日々の生活の中で体験したことや思ったことなどを、シェアできたらいいなと思います。☆旅(おでかけ)の記録と好きなモノ(雑貨)たちのスクラップ帖☆がメインですが、最近、忘れっぽいので、自分のための記録帖になるかなあ~。

先日、久しぶりに試写会へ☆


きごの☆名古屋* 徒然なるままに-ipodfile.jpg






 さんから の招待はがき。


***






タイトルを初めて見たとき、ナンじゃコレ(ってスミマセン!)って思ったのですが




こちら、911文学の金字塔と称される小説の映画化だそうです。







存じ上げず、、、お恥ずかしい。。。












あの 911で 最愛の大好きなパパを失った少年と




その母親の再生と希望を描いた作品です。




きごの☆名古屋* 徒然なるままに-ipodfile.jpg




これがお芝居が初めてだとはビックリの子役のトーマス・ホーンくん!





あのエキセントリックな少年の役の演技、素晴らしかったです。






心のうちに秘めた気持ちを 機関銃のように吐露するシーンは







涙が止まりませんでしたもん。






父が残した一本の鍵をめぐってニューヨーク中を旅する少年。


鍵穴をみつけたい一心で BLACKさん探しを始めますが

そのいろいろな人たちとの出会いが、結果的に彼に癒しを与えていきます。


また、母の少年に対する深い愛情も最後の最後で

明かされ涙なしでは見られません。


間借り人のおじいちゃんも、いい味出してました。



今更ながらですが




人は人との繋がりなしでは生きていけません。







どんなにつらいことに直面しても







人との繋がりによってのみ

再び生きる希望みたいなものを与えられるんだと




改めて実感させれる、そんなお話でした。









****












911の頃、ちょうどアメリカに住んでいたので




この映画を観ながら、ワタクシもあれこれ思い出してしまいました。






+++++







当日、友人に会うためにセンターシティに出向いたら




街中が ざわついていて




約束の場所に友人がいないどころか




その約束の場所も緊急事態発生で閉鎖されており




何がなんだかわかんないけど



戦争でも始まって(っていうか、ある意味、戦争だよね?)しまったのかと思ったことや




しばらくしても上空を飛ぶ飛行機を見ると



下に向かって落ちてくるんじゃないかという不安を抱いたことや







隣に住んでいた親切な中近東系のおじさんの姿が



いつのまにか見えなくなったことや






周りが 愛国主義一辺倒になって




ウチの前や車に星条旗を掲げていないと




非国民(って、ワタクシはアメリカ人じゃないけど~苦笑)みたいな




気持ちになったことや







しばらくしてお隣のニュージャージーで



タンソ菌騒ぎが発生して




郵便物を触るのが怖くなったこととか・・・・







なんだかいろんなことが







走馬灯のように駆け巡っていきました。







911以降、しばらく不安の日々でしたが




友人とそのことについて話し合ったりすることによって



救われた気がします。






人と人の絆について改めて考えさせてくれる作品。







2月18日ロードショーです。







ご興味のある方はどうぞ~。





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