ロイター通信などが米地質調査所(USGS)の情報として報じたところによると、インドネシア南西部のスマトラ島沖で2日、強い地震が起きた。
 ロイター通信は、地震の規模をマグニチュード(M)8.1と伝えている。
 AFP通信は、この地震に伴い津波警報が出されたと報じた。ロイター通信によれば、被害に関する情報は伝えられていない。 


インドネシアは火山が多く、地震も多発している。特にスマトラ島はプレートの境界が沖合にあり、大きな地震がたびたび起きてきた。2004年12月のM9・1の大地震では巨大津波が島北部のアチェ州を襲い、22万人以上が犠牲になった。翌05年3月にもM8・7の地震が発生し、900人以上が死亡。また13年7月に同島北西部で起きた地震でも、20人以上が死亡した。(ジャカルタ=古谷祐伸)