NATURE DESIGN の身長計はここが違います ① | NATURE DESIGN 三軒茶屋ショップのブログ

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創業100年近い老舗材木屋が木のお店を作りました。

こんにちは。

このところ、なんだか大人気な身長計。



この通り、作っても作ってもどんどん旅立ってゆきます。

先日も大量に入荷して、数本売れましたが、まだ27本!あります。

「身長計の追加をお願いします!」

この言葉が、いつもの倍くらいの頻度で出るようになりました。

わたしたちもこだわってお作りしているものなだけに、とても嬉しいです。



そこで今回は、

NATURE DESIGN の身長計の

わたしたちなりのこだわりを語らせてください。





ひとつめは、なんといっても、自然の形をそのまま活かしているところ。


最初の画像を見てください。

(たまたまですが)両側ともに直線のものが、ひとつもありません。
        ※もちろん、少なくはありますがストレートもお作りしています。

天然のが付いているものばかり。
    ※耳とは、木の表面の皮の部分のことです。

本当は、両側が直線のモノの方が、簡単で、苦労はないです。

作る手間だけではありません。

身長計に適した、耳付きの材料を探すのが、とても大変なんです。

耳付きがそもそも少ない上、身長計にするには、最低でも2m近くの長さが必要。

そして、身長計にしたときの形、いい具合に個性的な節が出るかどうか、
おもしろい穴があいているものはないか。

そう。わたしたちの身長計は、本来、材木としては価値の下がる穴や節も
前のめりなくらい積極的に取り入れています。

穴も節もキズも、その木が自然の中で生きてきた形跡。

そんなところも感じていただければ・・・

なんて思いつつ、単純に「おもしろいよね!」っていうほうが大きいです。



本当に、色々なことを考えながら選んでいます。



この材料探しは、店長の仕事です。

お店に立って、お客さまのお声に直に触れて

材木の倉庫があるNATURE DESIGNの母体である愛知県の岡崎と
ここ三軒茶屋を行ったり来たりしている店長だからこそ

これ!という木を選ぶことができます。


そして、日々、ひと癖もふた癖もある一枚板のテーブルを
美しく仕上げてくれる職人の腕があってこそ、この身長計は完成します。



思った以上に長くなってしまったので、今回はここまで!



お昼頃、太陽のまわりに輪っかの形の虹が出ていました。

「ハロ」というそうで、これが出るとその日の夜は雨になるとか。。。

けっこうメジャーな話? 30年生きて初めて知りました・・・!



                       NATURE DESIGN スタッフ 池田