こんにちは。


木下友里です。


仮面を置いて、結構日が経ちました。


とりあえずしばらくは何もしてやるもんかと意気込んでいたのですが、8年超えの習慣は変わらないもので


朝起きるととりあえずTwitterを開いてしまうし、劇場タイムテーブルのメールは、今日も私の元に届いています。


変化を求めた自分の日常は、まだ過去と夢の間で不安定です。




いただいた大量のメッセージやお手紙、2月11日に受け取った分は全部読ませていただきました。本当にたくさん、ありがとうございます。


これからの人生で落ち込んだ時やうまくいかない時に読み返したら前をみる勇気をくれるような、そんな言葉ばかりで、私は幸せ者です。


こんなにも多くの人に応援してもらってたんだなあと、アイドルだった自分に向けられた言葉はもう結構昔の自分に向けられた言葉のように感じました。


メッセージの中に


「実は好きでした」

「実は憧れてました」

「実は目で追ってました」


と、なんでだか「実は」が多く書いてありました。


このツンデレ達。

すぐ伝えてくれ。

嫌な気しないんだから。

むしろ嬉しいんだから。




ありがとうございます。

実は私も、みなさんのこと大好きですよ。




あんまり行けなくてごめんね、なんて言う方が今まで結構いらっしゃいましたけど、その時来てくれるだけで、なんなら気にかけてくれるだけで嬉しかったです。


中にはほぼ毎日来てくれる変わり者(褒め言葉です)もいましたね。ありがとう。客席に青サイリウムが一本みえるだけで、ライブが倍楽しかったです。


プロだったら毎ライブ変わらずできるっていうのが当たり前なんだと思うし、わかってはいるんだけど


どうしたって人だからたとえすごく好きなことをしていても感情の浮き沈みがあったり、体調による変化があったりして、周りに気づかれないようにその時々全力でやっていてもやっぱり自分の中では納得いかない…っていう日が、結構ありました。


それでも変わらず応援し続けてくれたみなさんには感謝しかないです。ありがとうございます。


私、ライブ中に決まってる振り付けと違うことするのが好きで(やりすぎて怒られたこともあるのですが)そんな遊びなんかをいれると、客席の誰かが気付いてくれて、笑ってくれたりして。


コロナ禍からは客席降りたり、借り物競走したりそういうことは出来なくなったけど、それでもいつもと少し違う、面白いことをするだけで客席と舞台上が繋がるあの感じがとにかく大好きで、自分達のホームである劇場は自然と遊び多めになってました。それは卒業公演の時も変わらなかったかな。





仮面女子のリーダーに就任してから、ありがたいことにやり甲斐ある仕事をたくさん任せていただきました。


私は、リーダーになってなかったら、リハの進行すら進んで出来なかったと思います。


集団行動も勉強も苦手で、なんなら人の目をみて喋るのも苦手な人見知りでしたが、仮面女子を通して、結構成長できた気がします。


いや、はっきり言っときましょう。


私、成長しました。成長させていただきました。(自分で言うとなんか変な気もするけど)


決してリーダーらしいリーダーではなかったかもしれませんが、仮面女子という素晴らしいグループのリーダーになれて、幸せでした。


I will be the last.


ってTILL WE MEET AGAINでもそう歌ってきたし、ちょうどいいって言ったらあれだけど、ね。




卒業公演『記憶』は無事幕を閉じ、これから新しい幕開けに向かって歩き出しています。


卒業公演のセトリとか、盛り上げグッズのデザインとか、エントランスに飾った絵とか、開演前の曲とか物販中の曲とか、細かいこだわりはたくさんあるんだけど、長くなりすぎて書ききれないのでそれはまた会えた時にでも聞いてください。


改めて、盛り上げグッズご購入くださいましたみなさま、ありがとうございました。

幕、花束含め全部持って帰りました。

どうにかして残したいのでお花はドライフラワーにして瓶に詰めてオイルかなんか入れるなんかおしゃれなやつ作ろうとしてます。

今、いい感じに乾燥中です。





こういう"卒業しましたよブログ"って、今までの振り返り的なの書いたり、これからも応援してね!とか、メンバーのこと見守ってるからね!的なこと書いた方が良いのかもしれないけど


なんからしくないし、メンバーには直接色々伝えたし、過去のことはSNSの時代だから遡ればわかると思うので、あえて書かないことにします。


私が頑張れば会える機会はできるのでその時が来たらまた、一応青いサイリウム持って会いに来てくれたら嬉しいです。



今まで本当に、ありがとうございました。
































ではでは。