2019年1月5日(土曜日)
29A 2019年始めの講義は「救急操縦法 ③ 」
講師は、田川直樹先生です。
去年の救急操縦法①②講義からの続きです。
ですがその前に…復習も兼ねて「救急均整操縦法テスト」が行われました!
〇後頭痛・後頭神経痛の調整法は?「足の(?)」「(?)関節」の相関。
〇いびきの調整法は?○○○の故障として胸椎(?番)と腰椎(?番)を操作。
〇胃痙攣は胃のアクセルである( ? )神経を抑制する
等々が出題されました! 皆さんスラスラ~素早く終了です!
ハイ!講義です…
はじめて来られたお客様の主訴を聞いて「一発目に何処から診る(観察する)かが重要ですね!」
観察して現状の状態をお客様へ伝え…調整後にどう変化したかを改めて説明して、納得頂く様にして結果に繋げていきましょう!
などの導入のお話が有りました。
そして個別の操法「夜尿症」です。
「夜尿症」と「おねしょ」の違いは? おねしょは4歳以前、それ以降は排尿症…夜尿症としていますね。
①臀部の観察です…交感神経が優位だと尾骨周辺が跳ね上がった様に出たりします。
仙骨(仙椎)の…
1~3番の硬い→副交感神経が優位
4番~5番・尾骨が硬い→交感神経が優位
②肋骨の観察…動き可動性を観察
③恥骨の観察…動き可動性を観察
・調整法は…
①二本指で腰椎2番(棘)を下方へジワァ~と圧します。
骨格模型を使って、指の形~当て方~圧し方の説明です。
②胸椎4番~6番を軽く叩打して、交感神経を上げる様にします。
この様に…小指からですね!パラパラパラパラ!
肋骨の動き、季肋部の開き具合などを確認します…
他に募穴を利用して…募穴の「中府」「中極」を確認して使うのも良いですね!
さあ!皆で実践練習してみましょう!
田川先生の優しい指導の下…ペアで観察して、調整してみましょう!
続いて…
・酔いざまし(二日酔い)ですが…
これは静脈血流の調整を行い…血流を促進しますので、打撲や関節の故障にも有効です。
操作は、①頭蓋骨の「脳空・胆経」「絡却・膀胱経」を結んだ周辺に過敏が出ます…この過敏をくつろぎの方向に操作して緩めます。
②右外踝四横指上の「懸鍾・胆経」部分(腓骨脇)の硬結を圧定して上下左右に揺さぶるなどします。(右の外踝は静脈調整の場所)
③恥骨結合部の右に過敏が出ます…この過敏を軽く捻じる様に過敏を開放します。
・胆石痛…胆石が詰まると黄疸を起こすことが有ります。
腹部観察…腹部観察の場合…両膝を立てて行うと腹部に無駄な緊張が出ません。
胸椎9番・右の3側を圧定して、交感神経を抑制…腰椎1番右1~2側をギュギュギュと刺激して副交感神経を鼓舞します。
右足の4・5趾の中間の「臨泣・胆経」の圧痛点を強圧します。
母趾内側(肝経)を押さえ、くつろぎの感じで捻じって(クリクリ)も良いです。
(臨泣・胆経と足先・肝経で反応の強い方を行います。)
胆のう・肝臓を狙った、足の角度も意識しましょう!
この他にも腎結石、膀胱結石、シャックリ調整など、「救急操縦法」を学びました!
どれも…ならない方が良いのですが… 身近に使えそうですね~!
次回「救急操縦法④」へと続きま~す。 ガンバル肝臓!
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