どうもこんにちは。
人が誰もいない。
完全に違法建築の通路の中に入っていき子ども達を連れてきてくれる。
年末のアルゼンチンの続き。↓
ロサリオ3日目。
の前に、前回のブログをでアルゼンチン嫌いって書いた事で知り合いのアルゼンチン人からめっちゃ長文で文句言われました。「どれだけお世話になったんだ？」「あいつはお前のためにこれだけしたぞ？」わざわざGoogle翻訳使って何書いてるか調べたのだろう。
オレの言いたい事は「あなたも含めて、アルゼンチンで出会った人、一人一人に感謝してるしその人達がいないと今の俺はないし、友達、家族だと思ってるよ！一生！でもアルゼンチンという国は嫌いだしオレが辛い生活したのとそれとは話が別だよ」
という文を送ったら返ってきませんでした。
オレの素直な気持ちなんだからしょうがないじゃん。
そんな訳で3日目。
ドミトリーでは夜中に電気つけるメキシコ人が、クラブにいくらからと寝つきが悪い中、朝方帰ってきたメキシコ人が「ランニング行こうぜ！」と話してるのを聞いて衝撃的すぎて起きてしまうと、まだ朝食がない。
待つ事1時間、朝食到着。
このホステルこんなに人いたの？ってくらい人集まる。
前日と同じ、ビスコッチョとカフェコンレチェ(コーヒー牛乳)。
朝食終えて、よし出発。
昨日の今日でやや緊張しながら弟と昨日のグランドへ。
人が誰もいない。
昨日話ししたにいちゃんの家に行くも誰もいない。
あんだけど任せとけって言ったじゃーん！
ウロウロしてると住民の冷たい目。
ちょっと怖くなってきた。
でっかいバッグ持ってるしみんな怪しんでるな。
グランド脇にたむろしてるおっちゃんに話しかける。
「今日ボール持ってきて子ども達とサッカーする約束してたんだけどいるかな？」
「ナニ人だ？」
「・・・日本人」
「日本人か！初めて会った！よし！オレに一個ボールくれるなら集めてやるよ！」
おっちゃんもサッカーやるのか！？
という事で子ども達を集めてくれる事に！
完全に違法建築の通路の中に入っていき子ども達を連れてきてくれる。
「サッカーしよう！」
素直だね。
空気入れからスタートして。
「その空気入れあげるから使ってね！」
っていうと大喜び。
今まで活動で色々な場所に行ったけど、空気入れが意外に喜ばれる。
サッカー開始！
ゲーム形式からPK戦まで1時間くらい楽しみました！
中にはボールだけ持って行っちゃう子もいたけど、日本で使われなくて破棄されるボール。
誰かが使ってくれれば嬉しいです。
終わっておっちゃんにもお礼を言って、
「この地域入って行きたいだけどいい？」
「やめといた方がいいぞ。写真もだめ」
サッカーを通して触れ合って、『平等』を感じたけどやはりここはいうところのスラム街。
そこのラインを超えるためにはまだまだ時間がかかりそうだな。
「次はいつ来るんだ？来週か？子ども達もサッカーが好きな時にできそうだ！」
そんな頻繁に来れないよと伝えて、
少しでも喜んでくれたんだなと感じました。
何年も気になっていた場所にボールを、届けることができました。
中にはその後のボールを管理できないのは無責任！
なんて声も聞こえますが、
捨てちゃうものを必要としている場所に届いたならいいんじゃないかな？
と落としています。
その後別れを告げて、チェゲバラ像を見に1時間歩くと、シティボーイの弟は疲労困憊で涙目。
しょうがないから昔のランニングコースあるバーでビールを一杯。
シャワー浴びて、ブエノスアイレスへ戻るためにターミナルへ。
軽食はターミナルの売店で売ってる［人生で食べた中で一番硬いパンで挟んだサンドイッチ］を食べ、弟へのアルゼンチンの洗礼は成功しました。
ブエノスアイレスに到着後、日本人が経営する日本人しか泊まれない宿にチェックインして肉買ってビール飲んで、フィレ肉を800グラムづつ食べて「まだ行けるな！？」なんて言ってる日本人はオレらだけ。
明日はウルグアイの世界遺産コロニアサクラメントです。
ではでは