一年祭

先日、2018年11月4日。

kirara☆の一年祭が執り行われました。

早いもので妻がこの世を去って、今日で一年が経ちました。

今でも目を閉じれば、去年の今頃のことが思い浮かびます。

妻は亡くなる二日前から一睡もしませんでした。

私の勝手な想像ですが、眠ればもう戻って来れないと妻は悟っていたのかもしれません。

一年前の今日、朝5時くらいに妻は

必死に『生きたい・・・。生きたい・・・。生きたい・・・。』と繰り返し、繰り返しつぶやいておりました。

それから数時間後、昏睡状態に陥り意識が戻ることはありませでした。

今でも心残りなのは昏睡状態になる前に、息子と娘に会わせてやりたかった。

最後に会話させてやりたかった。

この日は学校で息子も娘も病院に到着した頃にはすでに昏睡状態でそれも叶いませんでした。

その後、病室を家族4人だけにしてもらいました。

私は妻の想いを息子と娘に伝えました。

『お母さんはね。お医者さんに癌を宣告された時ね、自分の事でもない、俺の事でもない、一番先にお前達の事を心配してたよ。癌って言われて一番自分が怖いはずなのに、そんな事ひとつも言わんで、お前達の事をお願いね。って、言ったとよ。』

それから3人で大泣きしました。

しばらくして妻の母と妻の妹も病室に来ました。

最期はみんなで必死に呼び掛けましたが、意識は戻る事なく22:09に妻はこの世を去りました。

一年経った今もあなたの事を想い涙してばかりだけど、あなたのように強く、明るく家族3人力を合わせて生きて行くよ。

最後に妻の闘病中にも元気もらったり、励まされり、癒されたり、普段から色々とお世話になっている私の大好きなバンド『BUMP OF CHICKEN』の歌詞で締めたいと思います。

『ひとりじゃないとか 思えない日もある

やっぱり大きな 寂しさがあるから

応えがなくても 名前を呼ぶよ 空気を撫でたよ

君の形に あの温もりが 何度も聴いた声が

君がいた事が 宝石になった日

忘れないから 笑っていける 涙超えても 

ずっと君といる

君がいた事が 宝石になった日』 

                BUMP OF CHICKEN 【宝石になった日】

生前、妻と撮った写真の中で一番のお気に入り

50日祭

kirara☆本人の希望もあり、葬儀は神式で執り行われた為、仏教で言うとこの49日が今日にあたります。

無事、先日前倒しで12月24日に50日祭を終えることができました。

kirara☆がこの世から居なくなって50日、慌ただしく時は過ぎていきました。

この50日間、私と言えばkirara☆の事を想い涙を流さなかった日は一度もありません。

逆に子供達から励まされる日々を送っております。

子供達は私の前では悲しい素ぶりなどは見せませんが、私以上に辛い思いをしているかもしれません。父としてもっとしっかりしていこうと思います。

生前、kirara☆が「私にもし何かあったらこれを見て」って言ってたUSBがあり、確認しました。

内容は保険会社の連絡先や友達の連絡先、〇〇で困った事があったらこうするんだよ。って内容のものまで色々と書かれてありました。

自分は癌と戦いながら、いつ死ぬかもわからない恐怖の中、残された家族の為にこれを記したと思うと胸が張り裂けそうになりました。

最後にこう書かれてありました。

うん。約束したよね。

kirara☆が残した宝ものはあなたのような素敵な人に育てるよ。ってか、もうなってるか。

kirara☆と結婚して本当に幸せだったよ。

来世でもまた夫婦になろうね。ありがとう。

ママ、ありがとう。

はじめまして。娘です。

沢山のコメントを下さりありがとうございました。

先日、初めて母のブログを見ました。沢山の人から愛され、沢山の人に元気を与えていたんだなぁと思いました。

いつも、ブロ友さんの事を嬉しそうに話していて「本当に優しい人ばかりだよね〜応援してくれてるから、私も頑張らなくちゃっ」と言っていて、私自身も母を支えよう！という気持ちになりました。

応援して下さるブロ友さんのおかげで母も最後まで頑張れたと私は思います

母は、自分よりも家族の事や友達の事を優先し、元気で、優しく、頑張り屋さんでした。

きっと、治療も辛く、どのくらい生きれるかわからない1日1日を過ごすのが怖かったと私は思います。それでも、弱音を一つも吐かずに、「大丈夫だよママは絶対まだ頑張って生きるよ」

といつも言っていました。

体調があまり良くないのに、仕事に何度も復帰して、私は心配でたまりませんでした。本当は私たちが元気づけてあげないといけないのに、逆に母から元気をもらってました。

入退院も何度も繰り返し、本当は母が一番辛いのに、心配かけないように、明るく、いつも笑顔で話す母は、世界一のヒーローです

いまだに、母が亡くなったと信じられません。

母を思い出しては、ため息ばかりの毎日です。

母が生きている時に、「ママが死んでしまっても、ずっと笑っていてね。」と言われました。

今は、笑うことがあまりできませんが、笑っている方が安心すると思うので少しずつ笑うようにしています。

母を応援してくださった皆さん、今までありがとうございました。そして、母に元気と勇気を与えて下さりありがとうございました。

私も母のように、頑張り屋さんで、優しく、元気を周りに与えられるような女性になります。

このブログを見てくださった皆さんが、笑顔溢れる毎日を過ごせますように

kirara☆宇宙へ

 11月8日 22:09 

 妻が永眠しました。

 40歳 

 闘病生活 3年 8カ月 良く頑張りました。

 今まで応援してくださった方々

 本当にありがとうございました。

ブロ友さんの力

私がいつも挫けそうになると自然とそれを察知していつも連絡をくれる。

食事が食べれなくなると体力つけてーと、美味しそうなご馳走をたくさん送ってくださる。

優しいブロ友さん。

そんなブロ友さんが先々月に引き続き先月も宮崎まで駆けつけてくださいました。

それもただ、ただ、私に会うためだけに飛行機や車で超長距離走って駆けつけてくださったんです。

手い〜っぱいの荷物を持って家に帰ると娘が

「どうしたの？その荷物」…と、何故か娘の目が輝いてます

「ブロ友さんがね、宮崎に会いに来てくれてこんなに沢山お土産もらっちゃったの〜」

「ママに会う為だけにわざわざ来てくれたの〜？」

「そう。ママなんかのために貴重な時間とお金まで使ってくれて本当に感謝しないといけない事だよね〜

「そんなにママのことを思ってくれるブロロ友さん（ん〜娘っち、なんか『ロ（ろ）』が一個多いぞ！）の為にも早く元気にならんといかんね。わざわざママに会いに来てくれるっちゃからママもブロロ友さん（だから『ロ（ろ）』が一個多いって）に会いに行けるくらい元気にならんとね。その為にはちゃんとご飯食べんといかんとよ。体力つけて長生きせんといかんちゃから。」

「そうやね。今のママの使命は早く元気になってみんなに恩返しすることやね」

娘というしっかりしたチビママちゃんに叱咤激励されながら優しいブロ友さんへの感謝の思いを話してました。

ブロ友さんは私だけじゃなく子供や旦那様にも善の心を教えてくれます。

顔を合わせたことのない見ず知らずの私なのに、こんなに沢山の優しいの言葉をくださって今までどんなに励まされてきたか…

娘にはそんな優しい子に育ってねと語り伝えました。そんなブロ友さんとのややり取りを目の当たりにしている娘はしっかりその思いを汲み取ってくれて優しい娘（こ）に育ってくれています。

本当に感謝です。

治療や悩みに突き当たりどうしても上を向くことができない心境でいることもありますが、そんなときはいつも必ず誰かが心癒される優しさのこもったコメントをくださり「よっしゃ頑張ろう୧⍢⃝︎୨⚑︎゛と思えます。最近もモヤモヤしたことあったけどブログコメント読み返してそうだよね！そうだよね！頑張らなきゃね！そう何度も自分に言い聞かせてました。

いくら根っからのポジティブな私でも落ち込むことも多々あって一人ではここまでモチベーションをキープすることなんてできませんでした。

沢山のブロ友さんがこんなわたしのつたないブログをよんでくださってコメントくれて励ましてくれているからこそ今の自分があります。

本当にありがたいことです。

今日も素敵なブロ友さんに手を合わせて

感謝♡感謝♡感謝

の気持ちを忘れずに過ごしたいと思います。

皆様に素敵な1日が訪れますように…