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ロックバンドおかんを、娘の通う中学校に呼びたいと思ったのは、今年の4月。
PTA副会長の、心の友から人選を依頼され、真っ先に浮かんだのが彼らだった。
3月末に行われた、メジャーデビューCD発売凱旋ライブを聴いたとき、大切な家族と一緒に来なかったことを後悔したから。娘と、娘と一緒に学校生活を送る皆さんに、おかんのメッセージを届けたいと強く思った。
早速、たがやせ長野!の込山隊長に連絡。予算的に足りないので、翌日単独ライブを行うことで、実現できそうとのこと。
学校側、PTA役員会などと話し合いを進めていき、ついに決定!
昨年50周年のときは、我武者羅應援團を呼んだ中学なので、かなりぶっとんだ学校であることは確か。
更に校舎改築のため、体育館が今年壊されるため、来年は講演会自体できるかわからないので、今年は予算を取れるということも幸いした。
ロックバンドを、中学校に呼んで、人権講演会を行うという、ご英断をしてくれた関係者の皆さんに感謝したい。

沢山の人に、おかんを知ってほしいという思いで、FacebookやLINE、メールなどでお知らせ活動をしたり、色々なところにチラシを置かせていただいたり、文化祭ではCDを無料配布した。
沢山の友達が、記事をシェアしたり、スタッフとして動いたり、声をかけてくれたり。
私に足りないところを、カバーしてくれた。

そうして、11月13日人権講演会の前日、学校から電話が。
最大のピンチが訪れた。
なんと前日から風邪をひいていた娘が、合唱練習のときに咳がひどくなり、過呼吸を起こして倒れたというのだ。
担任の先生が、三階から、お姫様抱っこで、保健室まで運んで下さったとのこと。
駆けつけてみたら、すでに大丈夫な状態になっていて良かった!
でも、最悪の場合、一番聞かせたかった娘に、おかんを聞かせることは叶わないかもしれない。何のために、今までやってきたんだろう。
色々な葛藤があった。
でも、私が一番望むことは、娘が元気になることだ。心配やエゴを手放し、天にゆだねることにした。
すると、翌日はだいぶ回復し、通学できることに!
ほっと、ない胸を撫で下ろし、中学校へ。

中学校のPTA担当の先生は、なんと高校時代、軽音の後輩で、今や私の妹の夫であるポール先生。彼がまた、生まれ持った気働きと、昔取った杵柄で、おかんとのセッティングもバッチリやって下さった。
これまた、ご縁に感謝だ。

込山隊長は、前日からおかんを温泉とジンギスカンで戸倉上山田ならではのおもてなし、これまた強い絆を繋いで下さった。本当に感謝したい。
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二階の保護者席も、満員御礼。
PTA役員さんによる紹介が終わり、講演会がスタート。
スタートと共に暗転し、ワクワクするようなライブ感で、生徒たちから歓声が上がる。
ステージ正面のプロジェクターに、大阪城ホールでのライブ映像が映し出され、後方から、ピンク色のつなぎを着た、おかんが登場!
最初に、床に整列して座っていた生徒たちを立たせ、好きな人と一緒に聞いていい、体育館をライブ会場にしよう!というDaiの声に、一斉にステージ前に押し寄せ、ライブスタート。
なぜか、GReeeeNの歌で生徒たちのハートをつかんでから、オリジナルへ。
最初は、おかん?誰?的だった生徒たちも、まっすぐ心に伝わる曲やメッセージに、どんどんひきこまれていった。
「向日葵」の映像では、大人も子どもも、自分の大切な人を思う時間をもらって、あちこちから、すすり泣きが聞こえてきた。
いじめや差別をしない、目の前の人を愛する、人と比べず自分を信じて愛すること、熱く語るDaiの言葉とおかんの世界に、浄化の涙が沢山流された。
おかんの投げるドストライクの世界観を、多くの人がナイスキャッチしてくれたのを、体感した。

終わりの方で、Daiが、込山さんと私の名前を呼んでくれたのにはビックリしたが、生徒650名、保護者も300人くらい、千人近い皆さんに、おかんを知ってもらえたことが嬉しくて、幸せをかみしめた。

一緒にライブを聴いてくれた、コアなおかんファミリー、みっちゃんに、

「私は、一体何者なんだろう。
イベント屋?」

と言ったら、

「天使だよ」

と言ってくれた。
そうだよ、私は天使なんだ⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
こうして、沢山の人達に、愛とヒカリを届けることができたんだもの。
私にしかできない、お役目を果たすことができたんだね。
それも、沢山の人達のチカラを借りて。
私がしたことは、「おかんて、いいよ」とオススメしただけ。
それを、みんなが支えてくれて、実現してくれた。
本当に深い学びをいただけた。

肩を組んで、ひとりぼっちを作らないで
涙を流しながら歌った「人として」。
思春期の子どもたちの胸に、いつまでも響きますように。
子どもたちを教え導く先生方の、パワーとなりますように。
子育てや日々に悩む保護者の方の、助けになりますように。

帰宅して、目を輝かせながら、すっかりおかんファンになった娘の話を聞くことができて、幸せです。

「おかんの歌を聴くと、ココロがキレイになる。今まで、こんなに感動して泣いた講演会はなかったよ。お母さん、ありがとう!ライブ、行きたい!」

おかん、戸倉上山田中学校PTA役員の皆さんと先生方、参加されたすべての皆さんに感謝します!
ありがとうございました!

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