神の計画、 神(宇宙意識)が自己分裂して人類になり歴史を更新している | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

私の説の基礎になる考えを書いておく。

これは、神の計画=人類進化のプロセス=歴史の変遷、について述べたものである。


この宇宙の最初、起源からの話をしよう。
この宇宙が出来る前、何もない「闇(=虚無)」の中に、あるひとつの想念、意識(=神、宇宙意識)があり、闇の中を漂っていた。
その神はたったひとりで孤独だった。周りを見ても何もない、誰もいない。
そして、その神はある時夢をみた。
もっと現実的で素晴らしい世界で、沢山の仲間と共に楽しい生活をしている夢を。
そして、神は決心した。その夢を現実化、実現化することを。


「光あれ!」、ビッグバンによるこの宇宙の誕生である。
光と共に空間と時間が生じ、もの凄い勢いで拡がっていった。


神は自分自身が住む所をいろいろイメージして、そのイメージどうりにある惑星を創った。この地球である。

しかし、一人ではつまらない。沢山の仲間が欲しいと思った。
ただ、神は全てを自分ひとりでやらなければならなかった。
それで、神は自分自身の意識、魂をどんどん自己分裂させていって地球人、人類になったのである。


しかし、神はいままで想念の世界、霊界にいたので、物質界での生活に適応する為には自ら訓練し、練習をしていかなければならなかった。
ただ、いきなり、物質界にずっと居続けるのは辛かった。
一日の三分の一くらいは霊界に戻って休まなければならなかった。更に、七十年間から八十年間くらい物質界=人間界で適応訓練を積んだら、一度、完全に霊界に戻っての長期休暇が必要だった。
人間となった神は、これを何回も繰り返して、物質界で適応できるように生活訓練を積むと共に、自分の生活に必要な物資を自ら造りあげていった。
輪廻転生である。

勿論、生活に必要な資源は予め地球の中に全て用意しておいた。
神はこの計画のスケジュールとプロセスも立案した。
そして、この計画、神の計画が完成する時を定め、徴(しるし)を置いた。


神の計画の目的はこの地球に神の国=地上天国を実現すること。

全ての人類が共存共栄し、完全に満足できる素晴らしい生活を永遠に享受することである。
そのタイムリミットの徴が1999年にあった占星術でいうところのグランドクロスである。


しかし、この神の計画は一回の歴史では達成できなかった。
それは、神と人間の仲介をなし、地球人にこの計画の実現化の手助けをする「神の僕(しもべ)である天使」がいなかったからである。
しかし、天使だけでは不十分である、いい加減な地上天国ができてしまう可能性がある。
地球人の意識が地上天国の実現を達成できるまでに充分には成熟していなかった場合には、その実現を阻止する、という働きをする存在も必要である。
それで、神は天使と同時にサタンも創ることにした。

しかし、天使もサタンも全て、地球人の中から創らなければならない。
それで、時空と歴史のカラクリを知っていた神は、初めの歴史でまず、天使とサタンを創ることにした。
その為にはせっかく創った地球も一度は破壊した。

スペースコロニー計画である。


地球人の中の一部の人間を一度、神のふところ、宇宙へと引っ張り出し、その子孫に完全に神の計画を理解させ、天使(天使軍団)とサタン(悪魔軍団)に仕立て上げ、再び、両者を過去に戻して、地球を復活させてから地球人を再教育しようと計画したのだ。

まず、サタンが先に戻って、スペースコロニー計画を阻止し、破壊された地球を建て直した。
元の歴史において21世紀以後、廃墟となっていた地球は復活した。
ここから歴史が変遷していく。
その後、遅れて戻って来た天使が更に過去に遡り、預言書(聖書とノストラダムス)を作成し、歴史に付加した。福音の出現である。


しかし、この歴史(今史)においても、地球人は預言書の真意を期限(1999年)までに理解できなかったので天使を呼ばなかった。

だから天使達は地球に復帰できなかった。

再臨できなかったのである。

天使は今回も地球人(過去人)の教育に失敗してしまった。


しかし、慈悲深い天使は、

「義人がいたならば悪魔軍団の襲来の直前に義人だけでも引き取って助けてあげよう」

と約束してくれた。

携挙の預言である。

まあ、今回も携挙の直前なのに、登録した者は十数人しかいないが。

「力及ばず」という惨状だが仕方ない。



全ては神が自ら計画し、自ら望んでやったこと。
あなた方も自ら望んで、この世に生まれてきた。
神は全てを計画してから人類になったのである。


ただ、どの歴史、いつの歴史で「神の計画」が完全に成就するのかは神自身も判らない。
なにしろ、神自身、自ら人類になって、無我夢中で訓練中だからだ。
天使もサタンも共に神の計画に組み込まれていて、その一部として働いている。
両者共に必要な存在なのである。


まさに神は、「燃え盛る炉の中で鉄を金に変えようと精錬している錬金術師」である。

あなたがたは、その炉の中で、精錬、鍛錬されている真っ只中にいる。


神は宇宙であり、神=宇宙の中に全宇宙の時空間が含有されている。
そして、この宇宙を創生し存続させているのは、神=人類なのである。


知らぬは地球人だけ。いや、まだ目覚めていないだけ。
地球人はまどろんでいる記憶喪失中の神々である。
地球人が1999年までに、神としての記憶を取り戻し、完全に目覚めた歴史において、神の国、地上天国はこの地球上に出現し、歴史の変遷と神の計画も完了する。


以上、素晴らしくも哀しい愛すべき神々のお話であった。