あなたも「家族をどうするか」を考えなければならない。その3 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

さて、昨日の続きの想像、想定、シミュレーションの話である。
これは想像? の話だが「俺もそうだなあ。うちもそうかもしれない」
という人が多いのではないだろうか?


夫婦であっても他人だから「相手が本当にどう考えているのか?」
なんて解らない。
この説は非常に特殊なマイナーな説なので、

「この説は真実だから理解して信じてよ」
と言っても、もともとこういう分野に関心が無い人の場合は、なかなか信じられないだろう。


友人、知人の場合は「俺、そういうのに興味ないし、信じないから」
と言われてしまえばそれまでで、それ以上はあなたもしつこく勧めないだろう。
だが、夫婦というと事情が違ってくる。
まして、子供がいると「どうしても一緒に携挙されたい」
という思いが強くなり、相手をしつこく説得するようになるだろう。
そして、夫婦の場合は、相手の性格も良く解っている。
こりゃあ、相手も簡単には引っ込めないだろう、と解るので、
「これを断ったら夫婦仲にも亀裂が入るかもしれない。

こんなことで夫婦仲が険悪になるのも馬鹿らしい。

ここは『はい、解りました』と言って適当に誤魔化しておいた方がいい。
どうせUFOなんて迎えに来ないんだろうから、何回か付き合ってあげて来なかったら相手も諦めるだろう」
という計算が働く場合が多いと思われる。

昨日と同じく夫の発言と思考は紫、妻の発言と思念はピンクの字体で書く。


6歳くらいの子供が一人いる30歳くらいの夫婦の場合を想定する。

夫はこの説の熱心な支持者であり「妻と一緒に携挙されたい」
と願って、妻にもこの説を理解してくれるように依頼した。
ところが妻はもともと

こういうものには関心が無く、預言やオカルト、宇宙人などは信じていなかった。
しかし、妻は夫の勧めを断ると夫との関係が上手くいかなくなると思い、
「はいはい、読んでいますよ。私もあなたと一緒に行きたいと思っています」
と適当に返事していた。

夫も「本当かなあ?」という疑いもあったが、あまりしつこく言うと嫌われそうなので、一応妻の言葉を信じた。


さて、そうこうしているうちに2016年になり、携挙の予定期間の3月になった。
夫は「とうとう携挙の予定期間に入った。妻と子供と一緒に天使を呼んで携挙されよう」

と思ったが、

「まず、公然携挙にトライしてみるのがいい」
とあるので、公然携挙、つまり、昼間、大勢の人がいるところで天使のUFOを呼ぶ、という方法を試してみることにした。


それで、3月に入った休日に妻に、
「おい、公然携挙を試してみるぞ。あそこのショッピングモールの入り口にちょっとした広場があるだろ。
あそこならばUFOも着陸できそうだ。
買い物ついでにちょっと呼んでみよう。
まあ、10分か20分くらいテレパシーで「来て下さい」って念じてみて、もし、UFOが来たら乗るし、来なかったらまた別の日にトライしよう。
UFOが来たら乗っていく覚悟はできているよな」

と言った。


妻は心の中で、
「あ~あ、UFOなんて来る訳ないじゃん。でも、買い物ついでに10分か20分くらい待っていればいいんだし、それで何回か呼んでも来なければ夫も諦めるだろう。馬鹿らしいけども、2~3回我慢して付き合ってあげればいいわ」
と思ったが、それは表情には出さないで。
「勿論UFOに乗る覚悟はできていますよ。
私も楽しみにしています。
UFO来るといいわね。」
と答えた。


それで、夫は昼前の11時頃、妻と子供を車に乗せて、時々行くショッピングモールに出かけた。
ショッピングモールに着いて、車を降り、妻と子供と共に入り口の横にある広場に向かった。
そこは日陰でベンチもあるのだが、幸いひとつのベンチが空いていた。
夫は「ここがいい。さあ、迎えの船を寄こしてもらうように天使にテレパシーを送るぞ。おまえも送ってくれ」
と言った。

妻は「はい、解りました、私もテレパシーを送ります」
と言ったが、心の中では「馬鹿らしい、UFOなんて来る訳ないじゃん」
と思っていた。

横に座った夫を見ると、夫は一心不乱に念じていた。


さて、20分くらい経っただろうか、
「ねえ、今日は来ないんじゃないかしら。もう20分も経ったわよ。
子供も飽きてきたし、お腹も空いてきたから中に入って食事をして、夕飯の食材を買って帰りましょうよ」


「そうだな、今日は来ないようだな。
でも、まだ3月になったばかりだし、まだまだチャンスはある。
それに、天使はひっそり携挙の方を考えているかもしれない。
もし、ひっそり携挙の方を考えていたら、昼間大勢の人がいる所で呼んでも来ない訳だ。
今日は、一応「もし、天使が公然携挙を望んでいたら」
ということで公然携挙にトライしてみただけだから、来なかったからといってがっかりする必要も無いさ」


と言って、ショッピングモールの中に入っていった。

さて、翌々週の休日に夫はまた、
「もう一度だけ公然携挙にトライしてみるから付き合ってくれ。
今回は何日も前から天使に、『今日、あそこで待っているから迎えに来て下さい』、
ってテレパシーを送っているから、今日こそ来てくれるかもしれない。
今日来なかったら、「天使は公然携挙は望んでいない」

と思うから、公然携挙は諦めて、次からひっそり携挙の方を試してみるよ」


妻は
「えっ、またなの。何回試しても天使のUFOなんて来ないわよ。
まあ、仕方ないわ。
それに、20分くらい待っていればいいんだから、大した負担じゃないわ。
休憩していると思えばいいのよ。
今日も来なければ、夫は公然携挙は諦めるでしょう」
と心の中で思ったが、それは表情に出さないで。
「そうね、今日こそ来てくれるといいわね」

と言っておいた。
それで夫婦は子供を連れてこの前と同じショッピングモールに出かけて、同じ場所で夫は20分間くらい念じた。
だが、今回もUFOは来ない。

「ねえ、今日も来ないわねえ。
きっと天使は公然携挙は望んでないのよ。
今日は諦めましょう」


「そうだな。これだけ念じても来ないんだから、天使は公然携挙をする気は無いんだろ。
来週はもう4月だな。
4月になったらひっそり携挙に切り替えて、ひっそり携挙を試してみよう」


そう言って夫婦はショッピングモールの中に入っていった。