「高齢の親」にこの説を理解させるのは大変な困難を伴う。その1 | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

あなたがこの説を理解して信じた場合、「自分が携挙されたい」と思うのは当然だが、次にやはり、「家族と一緒に携挙されたい」と思うだろう。
それは、「家族が艱難に遭って苦しんで死んでいくのは可哀相だから、何とかして救済してあげたい」というのと、
「一人だけで携挙されて天使の惑星に行くのは不安だ。携挙されても今まで通りに家族と一緒に生活したい」、
という両方の気持ちが混ざり合った理由からだろう。


それで、ひとまず、結婚している人の場合で、夫が妻にも「一緒に携挙されよう」と説得させて携挙にトライするケースをいくつか考えてシミュレーションしてみた。
だが、以前からこういうオカルトや宇宙人、預言などに興味がある者同士で結婚した場合以外では、相手にこの説を理解させて信じさせる、というのは大変である。


この前の話では「どうしても一緒に携挙されたい」、と考えている相手を妻(配偶者)としたが、この相手とは妻(または夫)とは限らない。
同棲している恋人でもいいし、同居している同姓の者でもいい。
要するに「同居していて、どうしても一緒に携挙されたい、と考えている人」でいいのだ。
まあ、同居していなくてもフィアンセや恋人でもいいが。
この場合は、たいてい世代が同じ、年齢的にそれ程離れていない、という場合が多い。
だから、その点ではまだ説得させ易いだろう、と思われる。
まあ、結婚していない人や、同棲している恋人等がいない人は、こういう問題に悩まなくてすむので、その分気楽といえば気楽である。


だが、そういう人でも「心情的にどうしても救済してあげたい」と思う人がいる、という場合が多いだろう。
それは、まず、あなたの親、次に、あなたの兄弟だろう。
要するに、血縁関係がある者だ。

これには、更に祖父や祖母、孫や姪や甥、親戚などが含まれるが、やはり、何と言っても親だろう。
両親共に既にいない人の場合は考えなくていいが、

両親共か片親でもいる場合は「心情的にどうしても救済してあげたい」と考えるのが人情である。
しかし、この「親」というのが、配偶者よりも更にやっかいである。

「親が今の時点でもこの説を理解している」という人はまずいない、非常に稀なのではないだろうか?

その理由として、年齢的、世代的な問題が考えられる。
親と言っても人によって年齢的にいろいろあるだろう。
若ければ40代くらいからで上はきりがない。
特に60代、いや、70代以降の高齢な親になるほど問題がある。


高齢になるほど思考が常識的で、こういう説は理解し難い、という人が増えると思われる。
更に、パソコンやスマホなどのモバイルをやらない(できない)という人が増えるだろう。
ネットを見れなければこのサイトも見れないのだから、携挙に関する最新情報も得られない訳だ。

あなたが、「いや、難しくないよ。俺が機械を揃えてやり方を教えてあげるから」、
と言って勧めても、
「いや、いいよ。私は機械音痴だし。新聞やテレビで充分だから」
と言って、頑として言うことを聞かない年寄りが多い。


また、情報源としては、「新聞やテレビで充分だ」と思っている高齢者は、ネットの存在は知っていても、
「あんなものはただの噂の類で、信頼性に欠けるものだからやる必要は無い」と考えている人が多く、この思考を変えるのは大変である。
あなたがネットを勧めても、どうしてもやろうとしない、という高齢者の親が多いのではないだろうか?
そういう親を抱えている人は、


その親はネットをやろうとしない~この説を知らない~理解しようとしない~携挙されない~自分が携挙するには親を見捨てなければならない。
と予想されるので、それを考えると悩んでしまう、となる。

また、まだその親が自分で生活できればいいが、認知症だったり、要介護で自分が世話をしている、という場合は「自分が携挙されて急にいなくなったら、親はどうなるんだろう?」
という心配があるだろう。


また、まだ自力で生活できる親であっても、
「自分が携挙されて急にいなくなったら、親はどんなに驚き、悲しむだろう」
という心配がある。
「一緒に携挙されよう」と説得できればいいが、それを聞く親は稀だと思われる。


そうすると、「自分は携挙されたいが、そうすると親を見捨てなければならないし、かといって聞き分けの無い親の為に残っても、その後直ぐに艱難に襲われて苦しんで死んでいくのも嫌だし」
という葛藤が起き、今から「どうしようか?困った」
と悩んでいる人が多いのではないか、と思われる。