実は私、氷点下のツーリングでも今まで上半身が寒いと思ったことは一度もなく、
その代わりに下半身、特に太もものあたりが凍てつく事がしばしば・・・
この時期に精神的なこともあるのかも知れませんが、東北道を北上していると
夏でも涼しい事から那須のあたりでガクンと気温が下がり、寒さを感じます。
しかし、耐えられないほどではなくそのまま進むと、今度は郡山を過ぎて
安達太良SAまで行くと前方に真っ白く雪に覆われた山々が姿を現し
そのあたりからヤバい寒さが襲ってきます。
この真冬の状況でも電熱パンツを導入すればも快適なツーリングが
楽しめるのではないかとKLANの電熱パンツを購入。
表面はネオプレーン生地のウィンドストップとなっていて裏地は柔らかい
フリースのような生地でタイツのように密着します。
試しに街乗りで穿いてみましたが、何をとち狂った開発者が考えたのか
肝心の電熱線が足の裏側から臀部にかけて張り巡らされ、確かに座ってる
シートが密着しているせいもありヒートシートのような感じになりますが、
そんなのは電熱線がなくとも暫く座っていれば温かくなるもの、肝心の
太ももの全面は寒いのなんの・・・温かさは確実にありますが、
こりゃ使えないなときっぱり諦め、悔しいので、電熱ウェアーの大御所
GERBINGの電熱パンツを購入。
気になる電熱線ですが、これはしっかりと太もも前面に設置されていました。
生地は表面も裏地もツルツルとしたナイロン製、少し大きめで、まるで
オーバーパンツのようにサイドジッパーまでありますが、あくまでインナーパンツ。
カタログデータでは、物凄く温度が上がるので低温火傷の危険もありますと
書いてありましたが、あえて素足に穿いてみました。
・・・はっきり言って温かさは、あまり感じられません、かといってOFFに
してしまうとかなり寒くなるので、無いよりはマシという感じ。
この程度なら今まで穿いていたRough and Roadの最強防寒インナーのほうが
電熱線無でも温かいと感じました。
こたつに入っているような温かさを期待してましたが、どうにも無駄な買い物を
してしまったようです。(-_-;)