赤Q (問)自動塗り足し | 3倍早くなるためのDTP講座

3倍早くなるためのDTP講座

DTPの作業を早くするためのテクニックを綴っていこうと思っています。

ナンバリング、意味がないのでやめますね。

さて、今回はInDesignの人為的なレアケース。
あまり遭遇することはないと思われますが、何かの参考になれば…と。

画像が入るページの下地を塗り足しまで敷くデザインでございます。
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何の問題ないと思われるかもしれませんが、これは定期物の連載ページで台割りが流動的なため、最終決定まで左右ページのどちらになるかわかりません。

普通にオブジェクトを置いてしまうと左右ページが変わった際、塗り足しが対抗ページに食い込んで本来の塗り足しがなくなります。
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このデータの作りだと、下版時にページ変更をした際にトラブルを引き起こす可能性もありますし、変更のたびに修正をしなくてはなりません。

下地の大きさが固定ならば基準マスターを作って適用すればよいのですが、悪いことに上に置く画像によってそのつど天地が伸縮するデザインです。これではマスターを使うこともできません。

ページアイテムとして置きつつも、左右ページが変わった際に自動的に塗り足しをとるにはどうしたらよいでしょうか?

ー条件ー
・下地は天地方向(90°)の線グラデ、もしくは平アミ
・対抗ページには同じ下地が入るとは限らない
・下地が入るのは1ページとは限らない