始めて飲んでみました。
 『萩の鶴』です。 




 
 かねてから気になっていた銘柄だったんですが、気が向いたので買うことにしたのです。
 別撰という特別なスペックから入るなんてのは、まぁいつものことではあるので気にはしません。
 そも、"華やかな香りと上品な甘味"などと謳われては期待するしかないわけで。
 純吟と純大吟の中間である精米歩合50%、美山錦の生原酒というかたちですね。そのわりには16度と度数はそれなりに控え目。
 ライバルは『新政ラピス』か『サケエロティック』辺りか。まぁ飲んでみることで答えは出るはず。



 ……なんだろ、微妙に美味いんですが、欠点らしい欠点が無くて、むしろ主張しないくらいに程よく美味い(^^)v

 上立ち香は果実的な甘味を想起させられる香りがそこそこ。
 やたらシュワシュワしています。

 
 一応うすにごりなんですね。そして、このグラスにぎっしりと気泡があることからも伺えるガス感。そしてそれがもたらす酸味。
 やっぱり甘味も出ていて、ガスとのシナジーによって甘味が早く綺麗に伝達するのは『風の森』なんかと共通するかも。飲み口もクリア。いいじゃないか。モダニズムが溢れてる。
 比較すべきは『米鶴』の発泡にごりかな?でもこちらのほうが甘味が濃い目。あと余韻として青草のような香り(酢酸エチル由来?)が結構続きますね。ソーヴィニヨン・ブランのワインに似てる感じの香りかも。
 特段欠点もあるわけでもないし……しみじみ美味いな!でもって飲みやすいな!
 でもこの手の日本酒はすぐ無くなっちゃうなぁ……飽きが来ないタイプですし。僕はこういうお酒好きです。
 『萩の鶴』、注目せざるを得ない銘柄なのかもしれないです。割と本気で……



お気に入り度 88点/100点
 
おすすめ いわゆる"肴いらず"のお酒。シチュエーション問わず楽しめます。『風の森』のようなお酒が好きな方にはなおのことおすすめ。
 


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