こんにちは、小春です〇

何だか毎日コロナコロナだし、雨ばっかりだし、気分が沈みそうになっちゃいますがみなさんお元気ですか?


さて、私がこのブログを開設したのは不登校真っ只中の中学2年生の頃なのですが、気が付けば今はもう大学4年生になってしまいました。

驚きです。色んなことに挑戦して、毎日てんやわんやで過ごしていたから、あまりにも一瞬でした。



 

元不登校、就活の巻。

大学4年のこの時期といえば、人生の最大の分岐点とも言えそうな就活の時期ですね。


過去


私は中学1年生から高校1年生までを不登校として過ごして、その中で、この経験を生かせる仕事がないかな?と考えた結果、保健室の先生を目指すことにしました。

ですが保健室であろうと先生は先生なので、ある程度の学力は必要だし、大学は教育系か看護や医療系を選択することが基本です。


何かを頑張ることがめちゃくちゃ苦手な私でしたが、ひーひー言いながら塾に通って、高3に入ってからのスタートでしたが何とか合格することができ、今の大学に在籍しています。

入塾当初は中1レベルだと言われていたので、我ながらよく頑張ったと思います(笑)


入学してからは今までの引きこもり期間が嘘のように行動的になり、少しでも興味のあることはあまり何も考えずにやってみるようになりました。


そしたらだんだんと自分のやりたいことが明確になってきたんです。

元々カウンセラーではなく保健室の先生を目指していたのは、私の場合不登校になった頃にカウンセリングに出向くような気力がなかったから、カウンセラーではほんの一部の子どもとしか関われないと思ったからです。


その点学校の中で働く保健室の先生であれば、「不登校予備軍」に気がつけるかもしれない、その段階で対策が打てれば何かが変わるかもしれない、という考えで保健室の先生を選びました。



現在


ただ、大学の授業や自分で勉強していく中で、不登校予備軍になるさらに前に対策を打てないか?と考えるようになり、そのうち私の勉強は「不登校」のことから「自己肯定感」についてへと変わっていきました。


じゃあ自己肯定感はどこで育めるんだろうと考えた結果、私は教員採用試験は受験せずに、対象を学童施設・放課後等デイサービス・保育関連に絞って就活をすることにしました。


3月から就活を初め、ご縁があり1社目で志望度の高い企業に内定をいただけたので何と4月中に就活は終わってしまったのですが、面接を受ける中で、私は多分不登校を武器にすることができるようになったと感じました。


不登校になって失ったもの、いっぱいあります。辛かったこと、死にたいほどにたくさんありました。


だけど私はそれをどう乗り越えて如何に未来へ繋げていくのか、面接官の方にきちんと自分の言葉で説明ができたし、この経験も、恐らく内定の鍵になったのではないかと思っています。


   


私はずうっと、現状に不満はなくても「不登校ではなかった世界線」を想像してはそのギャップに苦しんできました。

もしかしたらもっと楽しい人生だったんじゃないか、こんなことができたんじゃないか、たくさん考えます。


でも、最近やっと今の道が1番幸せで楽しい人生を歩める選択だったと思えるようになってきたんです。

不登校だった過去があったおかげで私はこんなに勉強に夢中になれたし、だからこそ夢を持つことができているし、そして傷付いた経験があるからこそ人に優しくもできるようになりました。


過去に戻って引きずってでもあの頃の自分を学校に連れて行ってやりたいと前は思っていたけれど、今はもう思いません。

失敗して傷付いたからこそみんなよりも早くに自分と真剣に向き合うことが多かったと思うし、あの時間こそが今の私をつくるかけがえのない財産です。


向き合って落ち込んでまた向き合って、それを何度も繰り返してきたから、就活での自己分析も私にはほとんど必要なかった。自分のいいところも悪いところも、どんな過去があってどんな未来にしたいのかも、死にたくなりながらも何度も考えてきたからです。


だからもしこれを読んでくれている人の中に不登校の方やその親御さんがいたら、きっと大丈夫だから安心してほしい。

私も元々こんなに頑張れる人じゃなかったんです。毎日息をするだけで精一杯で、それだけで涙が出たし何度も手首や足首に傷を作りました。でも、そんな時期の苦労が今の私を強くしてくれたんです。何度も言います。

「元不登校は最強の武器」です!


今はとにかく、自分が好きだな面白いなと思えることにいっぱい時間費やしてください。

コロナに気をつけながらも、毎日出来る限り楽しく生きていきましょうね⸝⋆



 

公式LINE作りました。

この記事を書きながら、ふと思いつきで公式LINEを作ってみました ᵕ ᵕ(笑)





基本的には、不登校の方・その親御さん、ご友人などを対象に、お悩み相談室のような形でやってみようかな~と思います。

お仕事にはしないだけで保健室の先生の免許は取得予定なので、せっかくだし…ということで名前は「みんなの保健室」にしてみました。


見てくださっている方にとっては、ブログのコメントよりももしかしたらハードル低いかなあ、と思って作ったんだけどいかがでしょうか。(不安)


とりあえず試験的に1ヶ月くらい(6月末まで)運営してみるので、何か困っていることや聞いてみたいことがあればメッセージ送ってみてください◎

何に困っているかは分からないけどとりあえず話してみたい!でもおーけーです。

私小春本人が、1つずつ手動でお返し致します*

※1不登校経験者としての体験談を元に感じたことを主観でお返ししますので、専門的なご質問にはお答え出来ない場合があります。ご了承ください。


ちなみに…


・不登校

・引きこもり

・昼夜逆転

・自傷

・入院(起立性調節障害)

・全日制高校の受験

・通信制高校への転校

・大学受験


経験としてお話できるのはこのあたりです。




それでは今回はこのへんで!

最後までご覧頂きありがとうございました*´ㅅ`)"



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私にしては短いスパンの更新かもしれない、と思ったけれど7ヶ月経っていました。

お久しぶりです、小春です! ´`*
 
今色々と大変な時期ですが、みなさん如何お過ごしでしょうか。私の大学は今学期すべて遠隔授業で行うみたいなので、次に学校に行くのは何と夏休み明けです。間で臨床実習も行ったしこれから教育実習もあるけど、1月末から春休みだったので学校だけでいうと7ヶ月くらいのお休みです。
 
でも元が不登校かつ引きこもりなので特にストレスなく、ずうっと自粛生活。段階的に緊急事態宣言や自粛要請が解除されつつありますが、気を緩めずに頑張りましょうね𓅿
 
 
 
さてさて今回は!
中学から高校にかけて不登校だった私が考える「不登校の原因」についてです。
 
親御さんや先生や友達、不登校の周りの人達にとって1番気になるのはここなんじゃないかなぁと思って、一経験者として、私個人での考え方にはなりますがお話させてください。
 
まず、不登校、といっても原因がハッキリしているもの、そうでないものがありますよね。例えばいじめなんかはハッキリしています。
もちろんいじめも誰かが気づいて行動してくれたり、本人が助けを求めなければ表面化しないケースも多くありますが、特定できればそれに対する何らかの措置を講じることができます。
そして本人も、いじめが辛いから学校に行けないことを自覚しています。
(いじめによる不登校は簡単に何とかできる、と言っているわけではありません。感情論を抜きにして、あくまでその原因はハッキリしているよね、ということです。)
 
ですが、そうではないケース。友人関係良好で成績も問題ない、非行に走るようなこともなくどちらかといえば優等生。学校は好きではなくとも嫌いではない。そういうような児童生徒が、突然パタリと行けなくなる。これがとても厄介で、しかしながら1番よくあるパターンだと思います。
 
何が厄介かというと、通常何か問題が起きた時に行う「原因を特定→改善」というプロセスを、そもそも原因が分からないのだから踏むことができない。だから本人も周りも、何とかその原因を見つけ出そうと必死になります。
 
だってそうじゃなきゃ安心ができないじゃないですか。模試を受けてD判定!とだけ言われても、どの科目のどの部分がどのような間違いをしていたのかが分からなければ、受験日までの限られた時間の中で、判定を上げるために何をしたらいいのかも分からず不安でいっぱいになってしまいます。
 
何かはしなきゃいけないんだけど、何をしたらいいのかが分からない。原因を特定しようにもそれも分からない。色々考えますよね。何かの病気なんじゃないか?育て方が悪かった?どれも不安を拭うための当然の思考回路です。
 
だけど、不登校でなくなって、大学に進み、学校以外のことも同時進行で頑張れるようになった今になってあの頃を振り返ってみると、原因って「なかった」とも思うし、「いやたくさんあったな」とも思うんです。
 
どういうことかというと、つまり「分からない」んです。表向き私は起立性調節障害という血圧の病気を患っていて、それが原因で行けていなかった、ということにしてあります。だけど本心では、それが直接の理由ではなかったと思っています。
 
もちろん実際に数値として結果が出て診断がおりているわけですからそれも全く関係がないわけではないと思いますが、私にとって起立性調節障害という病気はある種自分を守るための盾に過ぎませんでした。私は病気が原因だから仕方がない、病気が治ればきっと行けるようになる。「原因特定→改善」のプロセスにその状況を当てはめて、異質ではないのだと安心材料にしていました。
 
根っこのところではそれが理由ではないことは恐らく気づいてはいたと思うんだけど、他の理由を探すことに疲れてしまって、そうしていたような気がします。
 
病気はあまり関係ない、学校生活問題ない、そんな中で無理やり理由を作り出すとすれば、「なんか疲れた」私の場合はこれに限ります。
不登校の原因に「無気力」という言葉がしばしば使用されますが、少し違和感はあるものの多分ここに該当します。
 
疲れた、と言っても色々あります。人間関係、勉強、体力的に、とか。具体的に何に疲れたのかと言うとこれっていうのはあまりなくて、小さい疲れたが積もり積もってしんどくなってしまった、という感じです。
本当に小さいから自分でも気づかないところで疲労が溜まっていたりします。
私の場合は、誰かが誰かの悪口を言っている姿や、集団の中での自分の立ち位置を考えることが辛かったような気がします。
 
集団の中での自分の立ち位置、はいわゆる「キャラ」です。◯◯はボケ、◯◯はツッコミ、◯◯は天然、陽キャ、陰キャ、それぞれが何かしらのキャラクターを背負ってクラスは成り立っています。アイドルなんかを見ているとよく分かります。乃木坂46の白石麻衣さん、お顔だけで戦えそうなレベルなのに、初期の頃は「マヨラー星人」でした。(思いついた例えがこれしかなかった)同じように、クラスメイト一人ひとりが本当はそのままで十分魅力的なのに、それぞれが違った役を担わなければ、何となくそこに居られないような、そんな空気が私には感じられました。
 
今になって思うことだから、もしかしたら当時の私に聞いてもポカーンとしているかもしれないけれど、そういうようなちょっとした「無理」が結果として学校に行かないという選択肢を生んだのかもしれません。
 
私は今、不登校の経験があったから出会えた人や挑戦してみようと思えたことがたくさんあります。ちゃんと学校に行けていたらどうなっていたのかなぁって考えることは多々あるけれど、それでも不登校だった過去も私を構成する一部として大切に思っています。
 
今現在学校に行けていない方、その親御さん、周囲の方。本当に辛いと思うけど、物事が前向きに進まないうちは、どうか1番楽な道を選んでください。原因がハッキリしないと辛いのなら無理にでも作り出してそれを頼ってもいいし、考えることが苦しいなら原因とか将来とか一旦忘れて、自分との会話を大切にしてください。
 
学校とか会社などの集団組織がどうしても合わない人ってやっぱり一定数いると思います。不登校になるかならないか、小学生でなるのか社会人になってから引きこもるのか、その違いってアレルギーと一緒で積もり積もったものがいつ表に出るかの違いだから、むしろ今まで行けていたことを評価しましょう。すごいことです。自覚がなくても毎日がストレスだったはずです。よく頑張りました。
 
 
すごくすごく長くなってしまったけど、このへんで終わりにしたいと思います。分かりやすい「これだ!」という原因が言えずにすみません。だけどこれが、4年間くらい不登校をしていた私から言える精一杯です。誰かの助けになっていたら嬉しいなぁ。
 
最後まで目を通していただき、ありがとうございましたᵕ ᵕ🌷
小春でした!
 
 
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こんにちは、小春です!

 
今回は、前回の記事に頂いたコメントについてお話させていただきます。
本当はコメント欄で返そうと思ったのだけど、あまりに長くなってしまったのと、他の不登校のお子さんを持つ親御さんの目にも留まればいいなぁと思ったのでこちらで共有しようと思います。
 
※コメントをくださった方へ
記事化について何か不都合があれば非公開に致します、ご連絡ください。
 
-----
 
Q 不登校の親って、何をすればいい?
 
A そのままを肯定する。(not妥協・諦め)
 
-----
 
(お返事)
 
こんにちは。お返事に時間が空いてしまいすみません、コメントありがとうございます。
はじめに、今からお話するのはあくまで娘さんのことを何も知らない私個人の考え方であり、一概にこうすることが正解、とは言えないことをご了承の上お読みください。
 
まずは、いつもお疲れ様です。本当にお疲れ様です。きっと不登校について色々調べて試して失敗してまた調べて、そんな中で見つけてくださりこうしてコメントまでしてくださって、とっても娘さん思いの素敵なお母さんなんだろうな~と文章を読んで感じました。
 
さて、「親としてどうしてやったらいいものか」という部分についてですが、はっきり申し上げますと私には分かりません。というのも、不登校になった理由(いじめ?体調不良?小さなストレスの積み重ね?)とか、娘さんの元々持っていらっしゃる性格とか、今後進学したいのか就職したいのか何もしたくないのかだとか、そういうような様々な要素によって対応は異なってくるからです。
 
ただ、どんな場合でも必ずしてあげてほしいのは、学校に行けないこと、昼夜逆転していること、そしてそれをしている娘さん自身を、全部全部肯定することです。絶対に、否定しないでください。不登校児に圧倒的に足りないのは「自己肯定感」です。常日頃からこんな子どもに生まれてごめんなさいって思っているからこそ、ほんの一言でも、一瞬の表情でも、敏感に感じ取ります。どうか、あなたが好きで、大切なのだと、産んでよかったと伝える、もしくは伝わるような働きかけをしてあげてください。
 
そんな呑気でいられる時期ではない、と思われるかもしれないけれど、それでいいんです。世の中の当たり前やお友達に振り回されて心が潰れてしまっては元も子もありません。何かに挑戦したい!と思った時(受験でも習い事でも)すぐに支えられるだけのお金と、走らず、それでいてしゃがみ込まず、すぐ動けるように腰だけ浮かせて見守ることが大切かなぁ。可能であれば、一緒に夜更かししてお酒飲んだっていいかもしれない。
 
大丈夫ですよ。私の不登校のお友達はみんな今では働いたり学校に通ったりしています。今はとにかく自信をなくしていると思うので、「私にもできるかもしれない」を育てることを1番に考えましょう。それがこれから生きていく上での何よりの揺らぎない土台になります。
 
一旦、肩の力を抜いてください。娘さんも、お母さんも。1番大切なのは、「普通」に生きることですか?人に馬鹿にされないことですか?大学行って、就職して、結婚をすれば幸せだと言えますか?それって命より大切ですか?
 
自信を取り戻したら、きっと自分の足で歩きたくなるはずです。こんなに愛してくれる親御さんがそばにいてくれているなら、そりゃ安心して心の休憩とっちゃいますよ。充電期間が終わったらどんな素敵な1歩を踏み出すんだろう。楽しみですね。ちなみに私にとっての自信の根っこはアルバイトです。変わりたいと思うきっかけがこれでした。
 
全体的に抽象的で分かりにくい文章だったかとは思いますが、何かひとつでも参考になっていれば嬉しいです。よかったら今回のこの記事とお返事、前回の記事あたりも併せて読んでいただけると多少私の言いたいことが伝わるかもしれません。
 
娘さんが、そしてお母さんが、心身ともに健康で笑顔でいられることを祈っています。
 
コメントありがとうございました!
 
 
1年半ぶりにブログを書いてみる·····。
定期的に戻ってくる癖があるなぁ笑
 
こんばんは、小春です!
ブログをしていた頃から今でも繋がりのある人はもうほとんどいなくて、この記事も果たして見てくださる方が1人でもいるのかさえ分からない状態です。
だけど、何となくまた文章を綴りたくなってしまって戻ってきてみました。
 
実は今も他の媒体で文章を書く活動はしています。全く違う場所で、違う名前で。何度か転生も繰り返しています。でも、開設から一体何年経ったのかな、多分5年くらい経ったと思うんだけど(確認したら6年だった)、そんなにも前から飛び飛びとはいえ投稿しているこの場所は私にとって今でも特別で、時々また振り返っては存在を確認したくなってしまうのです。
 
不登校で、毎日死にたくて、自傷して、友達もみんな失って。いい時も悪い時もいつでも私の傍にはブログがありました。本当に大袈裟じゃなく、ここがなかったら今の私はいないと言いきれてしまう。
 
 
·····さて、ブログへの愛はこのあたりに致しまして!
恒例の現状報告会を開きましょうか(  ˙༥˙  )
 
私は今、変わらず大学生をしています。時々サボったりもしながら、何とか通えています。
先生を目指しているから、先生として子どもと一緒にキャンプをするボランティアも、そろそろ続けて1年半になります。
アルバイトも継続できています、相変わらず接客業はとても楽しい。そこで出会った人とお付き合いをさせていただいています。私にはもったいないくらいの素敵な人。
 
嫌なこともたくさんある。物事や人との出会い・関わりが増えるにつれて、行きたくない場所、会いたくない人、避けられないこともいっぱい増えた。でもその全てを、自分で自分を傷つけなくても、きちんと言葉に出せるようになりました。
 
きっと自信が持てるようになったんだと思います。学校でプレゼンを褒められ、ボランティアで子どもに大好きと言ってもらえ、バイトでお客さんと仲良くなり、そうやって自信がついたから、今までの生きづらさの何よりの原因だった「私なんて」という気持ちが、とってもとっても小さくなったんです。
 
自信が持てない時、私は何かを発言するのが怖かった。一言なにか間違ったことを言ってしまうと、全てが崩れると思っていたからです。いつも口から出るのは自分の気持ちじゃなくて世間一般の模範解答でした。
 
だけど自信がついた時には、いつもより少しわがままになれました。嫌なことは嫌だって言えるし、1人じゃできないことは助けを呼べるようにもなった。すると不思議なことに、いい子だったあの頃よりもみんなが優しく見えたんです。
 
全部拒絶して、味方はネットにしかいないと決めつけて塞ぎ込んでいたあの頃は何も知らなかった。本当は世界って思っていたよりも優しくて、あたたかくて、自分が自分を大切にしていれば、大事に思ってくれる人はいるんだなぁって。
 
これからまだまだ辛いこといっぱいです。病院実習あるし、教育実習もあるし、就活もあるし、彼氏は海外行っちゃうし。でも私元不登校です。学校にすら、何なら外に1歩出るだけで呼吸すらもままならないような子だったんです。それを思うと、もう何も怖くありません。
それに私は、周りの人に支えてもらってこそいるけれど、やっと自分の足で歩くことができるようになったから。おんぶにだっこは卒業しました。同じ場所に足をつけ、手を繋いで、引っ張ってもらったり、時々引っ張ってあげたり、そうやって周囲と本当の意味でかかわり合いながら生きています。
 
ただ、今それができているのは紛れもなく家族や、学校の先生、友達、塾の先生、ネットの友達、過去の弱い自分がおんぶにだっこをさせてもらっていた色んな人達のおかげです。それだけはこれから先私がどれだけ強くなろうとも、忘れちゃいけないなぁって思います。
 
今までは、辛い思いをする子どもが1人でも減ればいいと思っていました。だけど今は、辛い思いをした時に誰かを頼れる強さを、そしてそんな人に寄り添える強さを育める大人に、教育者になりたいと思っています。
 
私もまだまだ弱いです。すぐに心折れるし、投げ出すし、めちゃくちゃです。でも自分は弱いと認められる強さは持っています。だからもう大丈夫。
 
謙虚さなんていらない。謙虚なふりをしておけばいい。私はとても頑張ったし、頑張っているし、これからも頑張れます。超えらいです。すごいです。
 
弱音を吐けるのも、人を頼れるのも、全部全部成長の証。比較対象の存在するプライドは捨てて、自分の物差しで一歩一歩進んでいきたい。
 
マイペースに、自分らしく。´`*
 
 
 
とっても長くなってしまったしそのわりに何が伝えたかったのかもよく分からないけれど、とにかく最後まで目を通していただきありがとうございました!小春でした~っ!
 
 
 

私のお母さんが、「小春が不登校だった時、色んな不登校の子のブログを見て、気持ちや今後を知ろうとしてた。でもみんな不登校を卒業するとブログをやめちゃって、どういう進路に進んでいるのかが分からなくて不安だった」って言っていたのをふと思い出しまして、現状を書きに来てみました! こんにちは小春ですー!*

 
当時はただ自分の気持ちを吐き出したかったり、同じような状況に置かれている子はいないかなぁって思ってブログを書いていたけれど、今は現不登校の子が少し安心できたり、不登校のお子さんがいる保護者の方にとっての情報材料になればいいなって思っています。
 
ブログ村に登録しているわけでもないし、宣伝する場も特にないから一体どれだけの人の目に留まるか分からないけれど、簡単に私の過去と現在を!
 
・中1 冬
突然学校に行けなくなる。後に起立性調節障害と診断される。
 
・中2 起立性調節障害により入院。退院後も不登校は変わらず。自傷癖も恐らくこの頃から。
 
・中3 受験を意識し始め、たまに登校したり塾に行ったりもしたが、どちらも続かない。結局偏差値42くらいの私立高校を受験。合格。
 
・高1 春 入学。リハビリもなしに週6登校が始まり即バテる。運動部に所属。母には楽しいと嘘をつきながらしばらく通っていたが、5月には行けない日の方が多くなっていた。
 
・高1 秋 通信制高校へ転校。週3で登校するコースへ。自分と同じような境遇の子も多く、1年くらいは楽しく通う。
 
・高1 冬 前籍校の先輩の紹介で飲食店のアルバイトを始める。就活に有利と言われるほど厳しいバイト先だと入ってから知り心が折れかける。でも出勤する辛さよりサボる怖さの方が上回り欠勤はゼロ。
 
・高2 秋 再び学校へ行けなくなる。但し、そもそも学校が特殊なだけに先生も生徒も不登校には慣れており、久しぶりに登校しても変な目で見られることはなく気が向いた時にふらっと行きやすい環境ではあった。大学のように自分で履修登録し、決められたスクーリング回数とレポート枚数をこなせば卒業できるコースへ。この段階ではブライダルの専門学校へ進学する予定。
 
・高3 春 特に何があったというわけでもなく、突然「保健室の先生」という職業が頭に浮かぶ。目まぐるしいスピードで大学を調べ、塾に通い、元の偏差値から20くらい上の大学に絞る。学力で勝負するのは無謀と思いAO入試を受けるが落ちる。学校はあまり行っていなかった。バイトは週4~5日勤務を継続している。
 
・高3 秋 1日4~6時間程度の勉強を継続する週もあれば、塾以外何もしないようなだらけた週もあった。この頃、元々得意ではあった国語の偏差値が60を超える。英語は相変わらず50にも届かない。人が話す言語だとは思えない。塾は恐らく1度も休まなかった。受験に向けてバイトを辞める。
 
・高3 冬 大学の推薦入試を受ける。何かの間違いで合格。何度も新しいことを始め、挫折し逃げるを繰り返していたので、今度こそ逃げずに絶対養護教諭になると誓う。バイトに2ヶ月間限定で復帰する。計2年と少し働き、3月に辞めた。直近で私が継続して続けられたことはこれだけ。努力と継続の大切さをバイトで学んだ。
 
・大1 春 現在。6日連続朝7時に起きて大学に通うという偉業を成し遂げる(そんなこと言っている場合ではない)。養護教諭を目指す学部なだけに、穏やかで優しい子が多く今のところ楽しく通っている。なんとなく一生付き合っていくんだろうなぁと思えるような気の合う友達ができた。教職故他の学部に比べると忙しそうではあるが、授業のほとんどが自分の興味のあるものなので苦痛ではない。先生が変な人が多くて面白い。養護実習が今から不安。
 
 
ざっとこんな感じです...!
私は最近、「不登校になってよかった」とまでは思えなくても、不登校だった過去の自分を少しずつ許せるようになってきました(* ´ ` *)ᐝ
 
でも、多分、わかんないけど、もしも養護教諭として働けるようになったとして、不登校の子に何らかの対処をして気持ちを楽にするなり教室に復帰させるなりが出来たなら、その時私は初めて不登校の過去に感謝ができるような気がします。
 
不登校は、自分を恨んでいます。これでもかってくらい自分を恨んでいます。「なんで行かないの?」「なんで来ないの?」家でも学校でもこの言葉に押しつぶされる時期が必ず来ます。サボっているように見えますよね。ゲームする元気はあるくせに。学校なんて行って座っているだけでいいのに。
 
もしかしたら口に出したことがある人もいるかもしれません。ゲームする時間はあるのに学校行かないんだねって。私は似たようなことを友達に言われたことがあります。不登校は自分を恨んでいます。でも恨み疲れて、親を、友達を、世の中を恨むようになります。そうやってだんだん社会から隔離され、否定される怖さを憎しみに変えて、誰も、自分も、愛することが難しくなっていきます。
 
行けなくなった自分が悪いんじゃない。傷つくような言葉をかけてきた周りが悪いわけでもない。本当は誰も悪くないのに、自分の中だけでどんどん事が大きくなり全員が悪者みたいになってしまう。
 
もうここまで来ると社会に復帰するのめちゃめちゃ大変です。「自分に出来るわけがない」なおかつ「周りが認めてくれるわけがない」ことって、挑戦する気すら起きません。私はそうでした。
 
不登校にとって、不登校を支える周囲の人にとって何が大切か。
不登校自身は、とにかく恨むことをやめること。そして、絶対無理に現実と向き合わないこと。もう死にたいなって瞬間いっぱいくると思うんだけど、あ~もう十分休んだしなんか頑張ってやろうかな~!って時が、じぃっと待っていれば必ず来ます。無理に学校に行っている子のツイート見て自分を奮い立たせようとしたり、理想と現実を比べたりするとどうなるか。死にたいが死のうに変わります。(実体験)
あれもこれもしなきゃいけないのに、朝に寝て夜に起きてるし、起きたら起きたで生産性のないことしかしてないし、何やってんだろうって落ち込む時あると思うけど、自分は何の罪も犯していないことを分かってほしい。
これだけ多くの人がいれば、与えられた環境に適応できる人と、なんか違う気がするって疑問を持つ人がいても全然おかしくないです。
 
学校の勉強は、確かに人生を豊かにしてくれます。ひとつの物事を、5教科それぞれの視点から見られるようになります。方程式なんて大人になっても使わないけど、方程式を解く時に使った脳の働きはいつかどこかで必ず役に立つ。
昔の天才の人達が何十年何百年とかけて編み出した思考力の育て方を、パッケージ化してはいどうぞって教えてくれる学校は冷静に考えるととんでもなく素晴らしい場所です。
 
だけど、それを学ぶも学ばないも自分で決めていいんじゃないかと私は思います。あったら便利だけどなくても大丈夫。
学校は今後社会に適応するために国が用意した最短ルートなだけで、他にもいくらでも道はあります。
Googleマップでどこか適当に検索してみてください。3つくらいルートの候補出てきませんか?どこか遠出する時も、高速に乗る人もいれば高速が苦手でずっと下を走ってゆっくり行く人もいます。でも別にだめなことじゃないですよね。
ぜんぶそれくらいの考え方でいいんじゃないかなって今になってすごく思う。
 
不登校を支える立場にある人も、こういう風に考えてあげてほしいです。
一般道走っても、ぐるぐる同じ場所で迷子になっても、途中でガソリン切れても、ナビ通り高速走っている人より時間はかかるしやたらと赤信号に引っかかるけれど、その分色んなところで色んな景色を見て目的地に辿り着けます。
 
近道が必ずしも全員にとって最良の道とは限りません。私にもし子供ができて、学校行かないって言い始めたら、おっとこの子は一般道タイプだな?って思えるようになっていたいと思いますっ!笑
 
もう長文になりすぎて一体何が言いたいのか分かりませんが、とにかく不登校も不登校の親御さんも、もっと言うなら世の中全体も、「不登校はだめ!みんなちゃんと毎日行って!」っていう風潮がもう少し弱くなればいいのになぁというお話でした。あと、こんな時期になっても学校行ってないし勉強してない、自分の進路どうなっちゃうんだろうって焦る人きっと何人もいると思うけど、一般的に進路決定するのが高3ってだけで進学も就職も自分に合ったタイミングで始めればいいと思います。どっちも合わないと感じるならどっちもしない選択もありだと思う。自分のことを理解してくれているわけでもない国が言う「当たり前」なんかに、無理に自分を縛り付ける必要なんてどこにもない。ただ最低限、自分で選んだ道に対して責任は自分にあることを忘れなければ!
 
最後までご覧下さりありがとうございました。
小春でしたーっ!