あの日から5年が経ちました。


未だ復興には格差があり
5年たっても
時は止まったまま
声も出せずに
前に進めない人も
きっとたくさんいるよね。

私たちに何ができるのだろう。

一番悲しいのは
忘れてしまうこと。
無関心なこと。

ならば、
せめて、今日を生きてることに
感謝して
せめて、そばにいる人に
優しくなりたいと思います。
そばにいる誰かは
もしかしたら
笑顔の裏に何かを背負ってる人なのかもしれないね。

人間だから
隣の芝生が青く見えちゃうときもあるし
ひがんだり
嘆いたりもしちゃうことあるけど
生かされてることに
感謝して
人の痛みに寄り添う気持ちを
持ちたい。

自己満足でも
きれいごとでも
何て言われても
やっぱり大事なこと。




半壊した我が家の庭で
こなごなに割れた瓦やガラスを
片付けてたとき

ただ通勤で毎日通るってだけの人が
ペットボトルのお茶を
両手いっぱい持ってきてくれて
『こんなことしかできなくて』と。
あのときの優しさは
ずっと覚えていて
私もそんなふうな人になりたいと。

あの日から
弱虫な私は少し変われたのかな。
だめだな、私、反省。



今日は兄くんが
小学校ですこやか表彰式でした。
なんとか咳もおさまり
無事出席できました。
あのとき年長さんだった双子たち。
今は5年生。
普通に見守ることができる幸せ。

あの日、突然奪われたたくさんの命を
思うと胸がしめつけられます。


改めて3.11 心に刻みたい。