■230号  守・破・離 /家庭と仕事、どっちが大事か | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
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そんなお話をお届けしようと思います。

○2010.6.15 ━━━━━━━━━━━━━━━━読者数19,336 ●

「たった一言! あなたの性格は変えられる!」

 230号  守・破・離 /家庭と仕事、どっちが大事か
 
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芸事の世界に「守・破・離」(しゅはり)という言葉があります。

これは、修行の段階をあらわす考えで、能が起源らしいのですが


新しい物事を習得するときに、
まずは「守」つまり、その教えを守り、徹底的にまねて習得する。

そして「破」破る。その教えを一度否定してみる、破ってみる。
ま逆の世界を体験してみる。

やがて「離」これは、離れるとも取れるし「オリジナル」とも
取れるのかもしれません。



ただ、「破」という「否定」のままではなく、離れてみる、
つまり、子弟それぞれがお互いの存在や考え方を認め、尊重し合う。

そんな感覚でいます。

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仕事でも、それこそ心理療法でも、

まずは何か学ぶものを決めて、徹底的に、良くも悪くも
すべて肯定してインストールしていく「守」の段階。

インストールが完了して、習慣化されたら、
次の段階であえてそれを破ってみる。
もしくは否定してみる。


そうやって対極を選び、すべての姿(その世界の全体像)を知り、
師の教えだけが正しいのではなく、

他にもたくさんの「正しい」が存在することを学び、
自分というオリジナルを模索する「破」の段階に進む。



そして、離れ、自立し、自分の考えで、自分として、つまり
オリジナルとして生きていく「離」の段階にたどり着きます。

ここでは、もう「自分」というオリジナルなので、
誰とも争わないし、主張することもない、ただ、自分として生きる世界です。


僕にとって「守破離」とは、そんな感じなのかなと思うのです。

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これをそのまま人生に当てはめてみますと、

「守」

訳も分からず、親の言動をすべて真似ていく。そして
それが当たり前となっていく。

「破」

成長段階において、たとえば反抗期、たとえば新しい何かの
体験や学び、価値観に触れることで、親の価値観を否定する。


そして

「離」

親の価値観と自分の価値観を『区別』し、
それぞれの価値観を尊重し、認め合うことで自立していく。

という流れになると思うのです。




でも、悩み相談に来られる方の多くが、

「守 破 離」ではなく 「守 破 破」 になっているのです。



つまり、親の価値観を否定したままだということ。
それが「離」つまり「自立」だと考えておられるということです。

これは、一見「自立」に見えますが、依存です。

自分がいまだに親の価値観を認められず、否定し続ける。
「ああならないように」と、否定するために、結果として見続けてしまいます。

すると、親は鏡となって、その人の価値観を否定し続けます。
「あなた、そんなんじゃだめよ」「もっとこうしなさい」と。


そして「破」で否定しているはずの価値観から逃れられず、
気がつけば同じような行動をしてしまって苦しんでいる。

もしくは 「守 守 守」 から抜けられない方もいます。



人生において「破」は、「自分」というものを見つけるのに
とても必要で、大切な段階です。

でも、あなたが次に進むためには「破」した価値観を、まずはこちらが認めてみる。
「あなたはあなた、私は私なのよ」ではなく(これは「破」)

「あなたの考え方、生き方も○、私の考え方、生き方も○」
つまり、相手の価値観を尊重し、認めてみる ということです。


言葉ではうまく伝えきれないですが、そんなニュアンスの
「離」のステップで、あなたらしく、

あなただけの争いのない世界を体感できるのかもしれません。



この話は、編集後記まで続きます。

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○編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★○☆



えー、私ごとですが・・ 入籍しました。
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これからもよろしくお願いします。



「仕事と家庭、どっちが大事なの?!」

よくドラマなどで聴くセリフです。


以前の僕は、「仕事」と答えていました。
(世間体が悪いのでそのままは言わなかったですが)

例えば家庭に問題が起こった。
でも、大事な会議がある。

そんなとき、仕事を選ぶような人間でした。



でも、今になってわかることは
逆だったなぁ、ということです。(僕の価値観ですよ)

もちろん、どちらも大事です。
仕事はお客さんもいるし、迷惑はかけられない。

でも、家族には代わりはいない。
また、家庭と仕事を区別して考えること自体がおかしかったように思います。



そして、今になってわかることは
僕がそこでかつては「仕事」選んでいたのは、「怖かった」からなのです。

何が怖かったか。


仕事に穴をあけることで

・評価が下がる
・不要な人間として扱われる
・まわりの人から文句を言われる
・怒られる、嫌われる
・「甘い」と言われる

そして
「そんなの、かっこわるい」

そんな価値観で生きていたのだと思います。
つまり、自分の存在に自信がなかったのです。

ふぅ。

いまは、その価値観を 破 し、そして 離 しているところです。


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今回も、ここまでお読みいただいて
本当にありがとうございます!

そんな あなたが大好きです!!
これからもお付き合いくださいませ。

あなたに、ますますの笑顔が集まってきています。

感想をいただけたら、さらにいいもの書きます(笑)
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