■断愛のつもりが。。。 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

「断愛」 してるつもりでしたが


自分の根本の欲求を見て見ぬふりをして


ただ「あきらめて」ごまかそうと


していただけかもしれません。

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先日の記事 「愛のダイエット」  に対しまして、

何十通ものメッセージが届きました。


たくさんの方に共感いただけたようで、とてもうれしかったです。

ありがとうございます。



そして、その中に混じってたのが、

上のメッセージでした。



うん、難しいですよね。




あえて、愛を断つことで、

自分の中に愛があることを見つけようとするけれど


下手すれば 「愛なんていらないもん」 という、スネイジケになってしまう。



じゃあ、具体的にどうすればいいのか

じゃあ、どうなれば、「断愛」なのか。


ちょっと書いてみようと思います。


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要するに、愛情が「ある」のに、「ない」と思って

何度も何度も繰り返し求めてしまう。


愛や、評価を。 


心が飢えている。ないと思っているから。

そして、もらっても、もらっても、満たされない。


もっと、もっと。

これが、餓鬼の地獄です。



相手は、あげてもあげても、もっとと言われるから

やがて吸い取られて(笑) やせ細って去っていく。。。


もしくは、逆切れする。



言葉で言うと、簡単です。 「もとめない」



そして、この「もとめない」が 「いらないもん」 になると、

また歪んで、今度は、


奪う、くれない相手を責める、などの「戦い」 つまり

修羅の地獄に入っていきます。


戦うから、あいては意地でもくれない。

だから、正しさで奪う、力で奪う、法律・べき、裁判や不倫です。



それでも、もらえない。

すると、今度は自分を責め始める。


自分が駄目だからもらえないんだ。

やっぱり、ここまでやってももらえないのは、自分に魅力がないんだ、と


思い知る。



これが、劣等感と罪悪感の いわゆる「罪を償う」地獄。



だから、ここから抜け出すために 「断愛」




つまり、最初に言った


「もとめない」


「催促しない」


「くれない相手を、べきで責めない」


「もらえなくても自分を責めない」




これをあえてやってみるのが、断愛。


すると、じぶんの中にあった「愛」に気づく




愛も、栄養も、時間が経つと減ってきます。

減ってきたら、食べればいい。


必要な分だけ求めて

自分を満たせばいい。


頑張ってほめてもらえばいい。

ちゃんと、愛してもらえばいい。



求めすぎるから、もらえないだけ。


もらってるのに、さらに求めるから、

相手は、奪われたように感じたり、もう上げられないと言い出すだけ。


愛されてない、認められてないわけではないのに。

すべてをそこに結びつけてしまう。




でも、もうもらえないかも、と思うから

必要以上に食べてしまう。


食べられるときに食べておかないと(笑)



そんな時は、非常食をつくっておけばいい。


思い出の写真や、手紙、

思い出の品を、保存食として置いておいて


おなか(愛情)が減ってきたら、

それを食べて(見て)しのぐ(笑)





だから、断愛 の時期を過ぎたら



求めてもいい

求めなくてもいい


もらってもいい。



そんな、自由選択の愛情になれるといいね。



以上、


断 愛



のお話でした。