モラルハラスメントは、

「自分に自信のない加害者」


「自分に自信のない被害者」

の間に現れます。




こんばんは、ハッピー思考家ミキティです。

今日は、裁判の時に資料として提出した「彼とのメールの履歴」を読み返していまし
た。

渦中にいたときには全くわかりませんでしたが、彼もまた

「自分に自信がない人」

でした。

今朝の記事にも通じますが、付き合い始めた当初からとても束縛が厳しかったです。

もともと、外側から鎧のように取ってつけたわたしの「自信」は彼の前では全く役に
立たず

「お前は過去に浮気をした。今度はおまえが道を踏み外さないように俺が見ていてや
るんだ。」


そう言われた時に、

「そっか、わたしが悪いから仕方ないんだ。」

そう思ってしまいました。

モラハラをする人は、相手の罪悪感を刺激するのが得意です。

この時点で、わたしはターゲットにされていたんですね。

「自信がない人」は自分を守るために

・他人を攻撃する
・逃げる
・自分を攻撃する


という行動を取ります。

他人への攻撃性が強く出たら「加害者」

自分への攻撃性が出たら「被害者」

ただそれだけです。

付き合い始めの束縛についても、彼が自信がある人だったら
「俺のそばから離れない」
と信じて、束縛することもなかったでしょう。

わたしも自信があれば
「束縛なんてされるのはまっぴら」と付き合わなかったかもしれないし
「束縛されても気にしない」
という気持ちになったかもしれません。

パートナーは自分の鏡です。

わたしの自信の無さが、彼を引き寄せてしまいました。

表面上は自信があるように見えていても、自己愛の強い人は自信の無い人を嗅ぎわけ
るのが得意です。

そんな人を引き寄せないようにするためにはどうしたらいいのか?

方法はただ一つ

ありのまま
そのままのわたしで
存在する価値がある


そう、信じること。

自分を信じること、です。

自分を信じている人は「自信」があります。

「自信」がある人は「自身」があります。

「自身」がある人は、モラハラ加害者から標的にされません。

それは、加害者自身が「自分と向き合うこと」を避けているからです。

「自身がない人」をいじめることで、自分の自尊心を満たし、

「やっぱり俺は自信がある!」

と、自分を慰めているのです。



自分の事を認めてあげられるのは自分だけです。

外に答えを求め無くなれば、同居していたとしてもモラハラは無くなるかもしれませ
ん。

事実、無くなった例もあります。

モラハラの被害は、実際に受けてみた人にしかわかりません。

モラハラ加害者は「生気の吸血鬼」と例えられることがあります。

本当に、生きる気力を吸い取られていきます。

生きている意味も
生きている希望も
生きていく勇気も


何もかもを吸いつくされます。

そして、何を話しても罪悪感を刺激され、自分が悪いと言われると

言葉を発する気力もなくなります。

考える力さえ、奪われていきます。

そのような状況では、自分を信じることすら難しいです。

だけど、別居せずに関係を改善したい!そう思う方は

「自分を信じること」

まずはそこから始めてください。

あなたが好きなことをしても大丈夫
あなたが彼の機嫌を取らなくても大丈夫
彼が怒っても大丈夫


最初は、自分の思い通りにならなくて怒ったり脅したりするかもしれません。

でも、しばらくすると治まります。
※治まらない場合は、治らないモラハラの場合があるので真剣に別れを考えることをお勧めします。

自分を信じられるようになると、相手も自分を信じられるようになってきます。

なので、周りの人に当たることで自尊心を満たす必要が無くなります。

その結果、モラハラは止まるのです。



わたしが前の旦那さんといた時、初めはどうしても別れるのが嫌でいろんな本を読ん
だり、サイトを巡ったりして情報を集めました。

色んな情報があったのですが

「モラハラは治る!」

という人と

「モラハラは治らない!」

という人がいました。

感覚からすると、治らないと言う人の方が多かったと思います。

それは、「相手を変えよう」としたから治らなくて、結果的に別れるという選択を
取ったように見えました。

逆に、「モラハラは治る!」と言っている方は

やはり、その方自身が変わられたように思います。

※自分が変わっても治らない場合もあります。その原因はお互いの自信の無さではあ
りません。
単純に、人を傷つけることに快感を覚える人たちなのです。

そして、

他人を変えることはできません。
変えられるのは自分だけです。


どうか、一人でも多くの苦しんでいる方に届きますように。

ひとりで悩まず愛いに来てください。