川越style「ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!」 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

2015年11月14日、15日、旧川越織物市場で開催される
「アートクラフト手づくり市in織物市場」。いよいよ開催が間近に迫ってきました。

次回出店は二日間で延べ

クラフト28店、フード21店、音楽が4グループと、過去最大の規模になります。


 

今年で4回目の開催となるこのイベントは、川越の秋の恒例イベントとなり、

 

昨年は二日間でそれぞれ1000人以上の方が来ていました。
織物市場では秋がアートクラフト手づくり市で、春には手づくり食市が開催されています。

 

 

 

 

 

 

(2014年11月アートクラフト手づくり市2014より 

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11953890056.html

二日間、たくさんの素敵な出店者と出会えるこのイベントは、

川越の中でも特にファンが多い大人気イベント。

会場は二棟の長屋が残る独特な雰囲気の旧川越織物市場ですが、

実はあの場の中だけのイベントではなく、いろんな催しが併催されていて、

当日に至るまでの伏線も何本もあるのがこのイベントの真の姿。

 

このイベントの全体タイトルは

 

「ミュージアムロードto織物市場&アートクラフト手づくり市in織物市場」というタイトルで、

3つの催しからなります。

●ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!

子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります

●アートガイド《まちアート発見!》ツアー

川越のまちを歴史をアートの視点で歩いてみよう!

●アートクラフト手づくり市in織物市場

という全体像からなる。

 

「ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!

 

子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります」

というのもこのイベントの恒例で、イベントの一ヶ月ほど前に

たくさんの子どもたちにTシャツに絵を描いてもらうという催し。

そして11月に入ってからイベント当日までの2週間ほどの期間、

立門前通り沿いに掲げて作品展示と同時にイベント告知として盛り上げようというもの。

昨年も蓮馨寺前から真っ直ぐ伸びる立門前通りの両側には、

たくさんの子どもたちのアートフラッグが通り沿いで風にはためいていて、

歩く人たちが見上げていました。

 

そして、なにより面白いのは、

 

子どもたちが描くアートフラッグは、

アートクラフト手づくり市の出店者をテーマにした絵なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

(アートクラフト手づくり市2014のアートフラッグ掲揚の様子)

11月には入り、土日ともなると立ち止まってTシャツを面白そうに見上げている方も多くいて、

また、描いた子ども本人も気になって見に来るのも毎年の光景。
「あ!あった!ここに下がってるよ!」
昨年も男の子がTシャツを指差して叫んでいた姿がありました。
こうしてアートフラッグに導かれながら通りを進んでいくと、

旧川越織物市場にたどり着く、という導線になっている趣向が楽しい。


そして、今年も11月のアートクラフト手づくり市当日に向けて、

10月始めにアートフラッグワークショップが開催されました。
2015年10月4日(日)

「ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう」
子どもたちとアーティストがいっしょにアートフラッグをつくります。
第1回 9:30~12:00 第2回 14:00~16:30 
人数:各25名(小・中・高生)
会場:川越市立美術館 創作棟
講師:木谷安憲(美術家)

 

実はこのイベントには、何人か作家さんの出店の橋渡しをしたこともあり、

 

(彫紙アートカラーズさん、アクセサリーのandA*など、昨年は野菜や ながのさん)
当日のイベントの様子だけでなく、アートフラッグワークショップという伏線から伝えようと思いす。

 

10月4日、川越市立美術館創作棟では、午前中から子どもたちが大勢集まり、

 

賑やかに制作に取り組んでいる光景がありました。


 

 




(上はピザの絵とパンの絵。ピザは「Pizza Pizza Pizza!」さんの写真を見ながら

美味しそうに描いています♪)

 

子どもたちが座る前にTシャツが置かれ、傍らにはアートクラフト手づくり市の出店者の画像写真。

 

冒頭に掲載したアートクラフト手づくり市のフライヤーの出店写真を参考にして、

熱心に覗き込みながら、

想像力を膨らませて自由な発想でTシャツというキャンバスに絵を描いていく子どもたち。

 

絵がだけを見たら、本当に手づくり市の出店者の絵?と思うかもしれませんが、

 

子どもたちはもう真剣そのもの。

中央にあるお菓子の絵はもともとあったようですが、

右に置いたケーキの写真を見ながら、周りにケーキやいちごなどの絵を描いていく。

とても上手で、そしてとっても美味しそう。

ケーキといえば、そう、パティスリーの出店です。

これは西武新宿線南大塚駅にある「パティスリールアンジュ」さんの絵を描いているところでした。

(パティスリールアンジュ http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11729844168.html

もちろんこのTシャツも後日、アートフラッグとなって立門前通りに掲げられます。

 

アクセサリーの「andA*」さんをテーマに描いた子は、自分でアレンジしてネックレスにしていました。

 


 

こちらでは、「紅茶の時間」さんの写真を見ながら一生懸命描き上げている子。

 


紅茶の時間さんはアートクラフト手づくり市お馴染みの出店で、

2015年5月の栗原造園のオープンガーデンにも出店していて、美味しい紅茶を提供していました。

(2015年5月栗原造園オープンガーデン http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12028474630.html


子どもたちの間を縫うように行き交い、声をかけている講師の方は、

絵が描きこまれたつなぎの服を着こんでまさにアーティストの雰囲気を漂わせている。

その顔はつい一ヶ月ほど前にもお会いしたばかり。

講師を務めていたのが、木谷安憲さん。

木谷さんといえば、主宰する描く詩人の会の展覧会を先月開催したばかりで、

あの様子を記事にしたことを憶えているでしょうか。

2015年9月5日(土)、6日(日)三番町ギャラリーで二日間に渡って開催された

「第2回描く詩人の会展覧会」。

 

 

 

 

(「第2回描く詩人の会展覧会」 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12072754771.html

会の人たちの作品をまとめた展覧会で、アートの可能性を広げ、今年も大盛況の内に幕を閉じました。

これが終わると、木谷さん自身アーティストとして活動を進め、

今年のアートクラフト手づくり市には、出店者として参加することになり、

そしてこうしてアートフラッグ制作の講師も毎年務めています。

 

真剣な眼差しでキャンバスに向かう姿、写真を見ながらこちらでじっくり時間をかけて描いていたのが・・・

 




雑貨のNIMUさんの絵でした。

 

子どもたちの発想は本当に面白い。アートクラフト手づくり市は、

 

その名の通りクラフト作家さんがたくさん出店しますが、音楽演奏も欠かせない要素の一つ。

もちろん音楽の出演者の紹介も、子どもたちは絵で表現しています。

 

 

 

音楽は全部で4組登場します。



こちらで出来上がった絵は、とても分かりやすくて上手なろうそくの絵。

和ろうそくの出店者の絵でした。和ろうそくといえば・・・

川越にできたばかりの和ろうそくのお店「haze」もアートクラフト手づくり市に出店することになりました

 

 

(haze 同じ火には、二度と会えない。 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12073133563.html

 

一目見てすぐに分かったのが、このミツバチ。。。

これはすぐに出店が分かりますね。



(野々山養蜂園 川越の絶品蜂蜜の現場へ http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12065261924.html

 

こうして、「ワークショップ ミュージアムロードを彩るアートフラッグをつくろう!」
午前の部が終了しました。

一人で何枚も描く子もいたりして、みんな楽しそうに取り組んでいました。

午後の部と合わせ、出店者の絵が描かれたアートフラッグが完成。









2015年11月14日、15日、旧川越織物市場で開催される
「アートクラフト手づくり市in織物市場」。

子どもたちのアートフラッグが蓮馨寺から旧川越織物市場までの立門前通りに掲げられるのは、

11月1日からイベント当日までの2週間です。

子どもたちの力作をぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

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