2016年5月29日(日)「川越パンマルシェ」開催 小江戸蔵里 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

5月29日川越パンマルシェ、ゲストパン屋さん、

新座市から出店してくださるのが「co-mame bakery(コマメベーカリー)」さんです。

お店は2014年6月オープン。地域の方はもちろんこと、
遠方からもパンを買いに来られる方が多く、パン好きが集まる人気店です。
まるで物語の舞台に迷い込んだかのような可愛らしい店内には、種類豊富なパンがずらり。



 

なにが突出しているというより、どのパンもまんべんなく人気で、

傾向としてはハード系パンがよく売れるとのこと。あとはサンドイッチなど。
定期的に新商品を作り、新鮮な顔触れを見せるようにもしているco-mame bakeryさん。

co-mame bakeryさんのパンは自家製酵母を使い、
オープン当初から生地に使用している熊本県産の小麦粉は「味が濃いんです」と話し、

他にフランス産、埼玉県産などの国産小麦粉を使い分け、

パンに最適の生地作りを心がけ追究しています。

さらに、co-mame bakeryさんが以前から意識的に取り組んでいるのが、

地域の農産物をパンに採り入れること。
実は、このような話しは、
川越パンマルシェに出店する埼玉県各地のパン屋さんの口から、

本当によく聞く話しでもあるんです。
それだけ意識の高い出店者さんが集まるということなんですが、
この地域だからこその農の恵みを大切にし、
この地域だからできるパンを作って提供する。

co-mame bakeryさんがある新座市は、

見渡せば野菜が豊富に採れる地域で、一年中、

その時の旬の農産物を手に入れることができる。

川越街道を一本道を入って行けば、畑があちこちにある地域だとすぐに分かり、

そして知れば、こだわりを持つ農家さんが多くいる。
co-mame bakeryさんのパンには新座の恵みがたっぷり。
じゃがいも、人参、牛蒡、栗、かぼちゃ、さつま芋、
これからの季節ならなんといっても、とうもろこしや枝豆です。
とうもろこしは、「とうもろこしの形」をした食事パンを作る予定だそう。
他にもフルーツなら、イチゴ、ブドウ、キウイ、ビワ、ブルーベリーも穫れる地域。
農家さんとの繋がりは、親交のあるベーグル屋「輪粉wako」さんから、

地元で頑張っている農家さんを紹介してもらったところもあるそう。
さらに近くに昔からある精肉工場があるので、お肉を仕入れてカレーなどに使っています。

気になる川越パンマルシェ出品パンは、やはり、co-mame bakeryさんらしく、

地域の旬の農産物を使ったパンを出品する予定。
スナップエンドウ、じゃがいも、新タマネギなどが穫れ、野菜を入れたサンドイッチを提供するそう。
他にはお店で人気のカレーパン、
それに食べ歩き用にチュロス、
川越パンマルシェ限定パンとしては、
「新座産ルバーブのパイ」を用意するそうなのでお見逃しなく!
お店のパンがバランスよく出品されると思うので、ぜひ足を運んでみてください。

 

co-mame bakeryの眞野さんはパン屋を始めた気持ちとして、
「美味しいパンが好きなのと、パンが好きな方は毎日食べるものなので、

お客様の生活の一部になれたらいいなと思いました」
と話していました。
もともと川口にある有名店「デイジイ」で10年間働いていて、
3年目くらいの時には店長になり、以来いくつかのお店で店長を務めていました。

2014年に独立し、co-mame bakeryをオープン。
ちなみにデイジイには、今年川越パンマルシェに出店する、
ブーランジェリーキシモトさんもいたお店です。

 

今後の展望としては、
「美味しいパンを作る事はもちろんですが、
地元のハンドメイドの作家さんと一緒に、月に一度開催している
『コマメマルシェ』を盛り上げていけたらいいなと思います」。

そうそう、コマメマルシェはco-mame bakery主催のイベントで、
毎回25組ほどの出店者が集まる地域の人気イベントとなっています。
お店の2階ではいろんなワークショップも開催し、
定期的に親子パン作り体験も開いている。

パンのある楽しい暮らしを提案し続けているパン屋さんです。

 

「co-mame bakery(コマメベーカリー)」
[住所]新座市野火止1-6-2
[電話番号]048-480-5004
[営業時間]8:00~19:00
[定休日]日・祝日


 

川越パンマルシェ、ゲストパン屋さん、
埼玉県本庄市から出店してくださるのが「ベーカリーズキッチン オハナ」さんです。
本庄市から超人気店が川越にやって来ます!

オハナさんは川越パンマルシェ初出店であり、
その前に、イベントというものに出店するのがこれが初めて。まさに奇蹟の出店が実現します。

 

お店は上越新幹線本庄早稲田駅近くにあり、2014年5月にオープンしました。
その外観はアメリカのポートランドにあるお店をイメージし、
遠くからでも確認できるほど外の円柱が特長的ですが、
あれはスペイン製の石窯。
駐車場には40台以上停められ、外にはイートインスペースが広く取られていて、

休日はここで過ごすという賑わいがありました。
休日になれば外でホットドッグやスープも販売していて、イベント感を出すことも忘れない。
遠方から来られる方も多く、秩父から、荒川を越えた群馬県からのお客さんも多いのだそう。
店内はブルックリンをイメージしたという雰囲気で、楽しい音楽が流れているのもポイント。

そしてお店は、人出に圧倒される。。。

 

次から次へとお客さんが途切れず、休日になると1000人以上がやって来るという盛況ぶりです。
お店のスタッフさんは50人以上います。
お店で人気のパンはフォカッチャやデニッシュなどなど。
中でも塩パンは、土日で1200個ほど、朝から最後までずっと作り続けているような状況です。

 

和牛の牛脂を入れたカレーパンは一日500個売れるそう。

他にも様々な種類のパンが、次から次へと焼き上がっては店内が賑やかになる。

 

さらにオハナさんの特長として、

「地域の農産物を積極的にパンに採り入れているんです」と話すオハナの久保田さん。
お店では野菜を使った調理パンの種類が豊富で、

アスパラガス、深谷ネギ、トマト、

これからの季節になればズッキーニ、とうもろこしといった地域の野菜を、

サンドイッチという形だけでなく調理パンにして提供しています。

毎月新商品を5品ほど投入し、新鮮さを保つことにも苦心しています。

5月29日のパンマルシェには、惣菜パンや菓子パンなどお店で人気のパンを多数出品するとのことです。厳選したハード系パンに、そして、楽しい試みとしては、

焼きそばパンをその場で焼きそばを挟んで提供するという実演を行います。

オハナの久保田さんは本庄市出身、東京で広告会社をずっと経営していて、
G-SHOCK、バーバリー、DIESELなどのブランドマーケティングのプロデューサーを

25年間やっていました。G-SHOCKの仕事をしていた時にロサンゼルスに在住していた経験が、

その後、今のオハナの建物を作る時イメージの参考になりました。
50代、ビジネスはもうやり尽くしたと実感し、
人生最後の仕事として、幸せになれる気がした!とパン屋を地元に開くことを決意。
パン作りは、神戸屋に20年以上いた職人がオハナにいて支えています。

またオハナとは別に、ガーラ湯沢、上越国際スキー場で、

子供向けスキースクール『スポンジ ボブ スノーキャンプ』も運営しています。

 

オハナさんで凄いのは、あの人気キャラクター「ミッフィー」の会社とライセンス契約を結び、
ミッフィーの形をした公式ミッフィーパンを日本で唯一作っているところ。

こういうところに、広告で培った仕事、人脈が生きています。
お店では毎月パン教室を開いていて、このミッフィーパンも作っているのだそう。

今後の展望としては、
「お客様の笑顔がでる。スタッフが笑顔で働ける。素敵なベーカリーを目指したい」と話していました。
来年には、オハナの隣の敷地にオハナカフェを開く予定です。

今度の日曜日、この貴重な出店をお楽しみください。

「ベーカリーズキッチン オハナ」

埼玉県本庄市早稲田の杜4-2-30
最寄り駅本庄早稲田駅
電話番号0495-71-9087
営業時間07:00 ~ 19:00
定休日月曜日(月曜が祝日の場合は営業し、翌火曜日休み)



ゲストパン屋さん、今年も所沢から「ブーランジェリーキシモト」さんが蔵里にやって来ます。
今年は会場となる小江戸蔵里のクレアモール側入口に出店、という

ある意味顔的な位置になり、注目を浴びること間違いなしです。

岸本さん本人も気合十分で蔵里にやって来ます。

西武新宿線新所沢駅近くにあるブーランジェリー キシモトさんは、

2013年4月オープンと、まだ比較的新しいお店にもかかわらず、

すでに地域に親しまれている人気店となっています。

店内に入るといろんな種類のパンが豊富に並ぶ光景に、思わず目移りするほど。

昨年来た時も夕方の時間帯で、その時間もひっきりなしにお客様が訪れる様子に驚きましたが、

今年もやっぱり次々にパンを求めて来る方がひっきりなしの様子は変わりません。


昨年と変わった点といえば、不動の一位の座が入れ替わったことでしょう。

それまでお店でずっと人気ナンバーワンだったメロンパンですが、

ちょうど一年ほど前、2015年の川越パンマルシェの後くらいに

カレーパンを根底から全部見直そうと決断し、生地に中のカレーにブラッシュアップした結果、

このカレーパンが今お店の人気ナンバーワンであり、断トツの一位に輝いているのだそう。


常に揚げたてを提供できる体制を整え、この時もこまめに揚げ立てをお店に出しては、

瞬く間になくなっていきました。
川越パンマルシェでももちろんカレーパンを提供予定で、なおかつ、

蔵里で実演販売します。その場で揚げて、揚げたてを来場者に食べてもらう。
「川越パンマルシェではカレーパンを500個用意するつもりです」
毎回チャレンジ精神旺盛なキシモトさん、今年はカレーパンの試みに目が離せません。

他にも川越パンマルシェには、メロンパンはもちろん、サンドイッチ類、ハード系、

種類豊富にまんべんなくお店のパンを出品します。

 

ブーランジェリーキシモトの岸本さんは、元々はフレンチの料理人を目指していました。

高校の時に企業実習でフレンチのお店に行き、料理に合わせるパンも焼いていたのを見て、

作ってみたいと思いこの世界に入りました。
高校卒業してすぐに埼玉県を代表する川口のパン屋「デイジイ」で働き始め、

パン作りを一から学んでいった。
岸本さんはデイジイで7年働き、

その後横浜の青葉台にある「Bon Vivant(ボンヴィボン)」で2年間修行しました。
デイジイで基礎を学び、ボンヴィボンで応用を学んで独立。

新所沢に自分のお店、ブーランジェリーキシモトをオープンしました。

お店として今後、
「2店舗目を計画中です。所沢でNO1のお店にする」とこれまた気合十分。
その熱意、意気込み、祭りに欠かせないお店です。

「ブーランジェリーキシモト」

埼玉県所沢市緑町1-17-9
8:00~19:00
定休日火曜日
04-2907-7178


 

ゲストパン屋さん、所沢から出店していただく「麦兵衛」さん。
お店があるのは所沢の小手指駅近く。2009年2月にオープンしました。

平日は近隣の方が普段使いに、土日になると遠方からやって来る方で

お店の雰囲気は変わっていくそう。
お店で年代問わず圧倒的人気を誇っているパンといえば、メロンパン。
それにフランスパンに餡子を包んだあんこ棒や、
クリームチーズやクランベリーが入ったパンも人気です。
生地へのこだわりは並々ならぬものがある麦兵衛さんは、もちろんバケットもお忘れなく。


麦兵衛さんの個性であり、また、強い信念として持っているのが、

地域の農産物を積極的に採り入れるということ。
里芋、ほうれん草、小松菜、さらに今の時季だと筍など、
この時、この地域で採れる旬を意識してパンに使っています。
それも、ちょこっと感じられる、というレベルではなく、
農産物がどんと伝わってくる採り入れ方をして、わくわくが高まる。

農産物への姿勢はオープン当初から変わらないもので、7年間ブレずに深めてきました。
その思いは、この時お店に並んでいた、
「里芋コロッケサンドイッチ」や里芋を生地に練りこんだ「芋の里」というパンから十分伝わってきます。

所沢では街として今里芋を推しているのだそう。
温もりあるPOPにもつい引き込まれます。
アイディア溢れるパンたちは、
「人と同じことをするのが好きじゃない、
一般的なパンよりもマニアックな方向にいきがち」と
麦兵衛の阿部さんが自身のことを話すように、
他では見られないパンが並んでいて、
きっと川越パンマルシェに来られるパン好きさんたちは胸を高鳴らせそう。

5月29日の川越パンマルシェには、普段お店で人気のパンに、
パンマルシェのために抹茶を使ったパンを開発、出品する予定だそう。

麦兵衛さんの生地へのこだわりは、
なぜパン屋という職業を選んだのですか?と訊いた答えからすぐに分かると思います。
「元々ピザ職人だったんですが、
パンを勉強したら、面白さにはまってしまったんです」
旨いピザを焼くために、ひらすら生地作りにこだわり続け、ある時からパンの道へ。
もちろん、パン作りにおいても生地の妥協はせず、

麦兵衛の阿部さんは、エコールキュリネール国立を卒業後、
渡伊し、本場のナポリピッツァの修行に行きました。
そう、この時は完全に「ピザ職人になろう」と決意していたのでした。
帰国後、都内イタリアンレストランの「パルテノペ」で働いたのち、

再びイタリアに渡り、ピザ作りの道をさらに深めていきました。
日本に帰って来て「箱根ベーカリー」でパン作りの楽しさに目覚め、4年働いたのち、
知り合いが茨城に開いたイタリアンレストラン「Amici (アミーチ)」のオープニングを1年手伝っていました。
このお店で阿部さんはピザを担当。
ちなみに今、アミーチは茨城で一、二を争う人気イタリアンレストランになっています。
その後2009年、地元狭山市からほど近くの所沢市に自身のお店「麦兵衛」を構えました。

阿部さんは、「今でもパン職人というよりピザ職人という気持ちがある」と言うくらい、
地域の農産物への思い、ナポリピッツァへの思い、二つをずっと振り下げ続けてきました。
今後の展望を訊いてもやはり、
「地元の食材をもっと使って、パンを作っていきます」と話します。

川越パンマルシェでは、麦兵衛らしさが感じられるパンが並ぶ予定です。

 

「麦兵衛」
埼玉県所沢市小手指町1-27-16エスパスィオ101
電話番号(04)2902-6455
定休日 日曜日

 


3年ぶりに蔵里に帰ってきます!
2013年第2回川越パンマルシェに出店してくださり、大きな反響を巻き起こしたのが、
所沢の自家製酵母ぱんと手づくりあんこの店「いちあん」さん。

3年前の出店では、当時代名詞だった移動販売用のリヤカー付き自転車での出店でした。
また、3年前の川越パンマルシェはゲストパン屋さんが2店だったことを思うと、
あれからいちあんさんも川越パンマルシェも随分と変わりました。
いちあんさん、お店があるのは所沢航空記念公園の近く、
以前あった自宅兼工房から移動し、今はゆったりとした店内で、
カフェスペースがあるというお店になっています。

お店の場所と雰囲気が変わり、生地の種類、パンの種類が増えた今でも大人気のあんぱんは、

生地を改良してさらに美味しくなりました。

いちあんの市川さんが、

「もともとお店始めたのは、餡子が美味しいお店を作りたかった」と話すように
人一倍こだわる餡子は今でも人一倍こだわり、丁寧に仕込んでいます。
小豆は、北海道の大粒な大納言。
豆を炊いて水にさらして絞って練り上げて。
丁寧な餡子作りから始まって、

お店の看板商品「つぶあんパン」、「こしあんぱん」は作られています。
さらに、手亡豆(てぼうまめ)から作る白あんも手づくり。

小豆はつぶあんぱんとこしあんぱんの不動の2種類ですが、
そして白あんぱんのバリエーションが豊富なのは以前から変わりません。
この時並んでいた白あんは、狭山茶あんぱん、ヘーゼルナッツあんぱん、ラムレーズンあんぱん、
黒ごまあんぱん、うぐいすあんぱん、くるみあんぱんがありました。

あんぱん以外にも、自家製あんを使った、あんバター、ラムレーズンクリームサンド、もっちりつぶあんぱん、くるみdeあんぱん、所沢のゆるキャラ「トコろん」が刻印されたあんぱんなどがあり、
いちあんの美味しいあんを存分に楽しめます。

 

あんぱんが知られるいちあんさんですが、
食パン、フランスパン、カンパーニュなどシンプルなパンも人気で、
生地の美味しさが好評で口コミで広がっている。



甘いパンならクリームぱんやメロンぱんも美味しいですよ。
全て自家製酵母パンです。
パン作りは、

「自然を相手にしてるので、思い通りにいかない事ばかりです。
その日によって生地の出来が違うし、同じもの作るのが難しい。。。
ちょっと目を離すと違うものになってしまうし、変化を見逃せません。」
その苦労の底に貫いてあるのは
「家族に食べさせるようにシンプルな味に。
大事な人に大事なものを届けるように作っています。」

手作りはあんこだけでなく、いちあんさんは手作りできるものは手作りするという姿勢で、
カスタードクリーム、ベーコンなど手作りにこだわる。

 

 

さらに地域の農産物を大事にしているという市川さんは、
近くで手に入るいい素材をどんどん採り入れたいと言い、
サンドイッチ、カフェのランチプレートなどに地元の食材を使っています。
春キャベツを使った季節の野菜パンも並んでいました。

いちあんの市川さんが、もともとパン屋を始めた思いとして、
「食べものを自らの手で作って売る、という仕事がしたかったこと。
日常食べるものを作りたかったこと。
素材の組み合わせの自由度が高く、理想に近づける可能性を感じたこと。
などの理由からです」と話します。

 

ホテル・旅館、老舗菓子屋で働いて経験を経て、独学でパン作りを始めた。

お店は2009年3月にオープン。
2015年3月に現在の場所に移転し1年が経ちました。

「カフェも併設したスタイルで始めたこともあって試行錯誤の連続です。
今のお店で品揃えの充実やお店の魅力向上に努めていきたいと考えております」
と話す市川さんでした。

 

カフェスペースでは、パンと季節の野菜を使ったパンプレートやタルティーヌプレート、
フレッシュサンドプレート、ベーグルプレートなどがあり、連日多くの方で賑わっています。

 

川越パンマルシェで提供するパンは、やはりあんぱんを中心に。
つぶあんぱん、こしあんぱんに加え、
白あんのバリエーションを揃えて、7種類ほどのあんぱんを出品する予定です。
目玉としては、生産者から直接仕入れているいちごを使ったいちごあんぱん。
食パン、ハード系も持ってきてくれるそうなので、お楽しみに。

 

「自家製酵母ぱんと手づくりあんこの店 いちあん」 
埼玉県所沢市旭町27-23               
電話番号(04)2941-6862              
定休日 毎週水曜日 

 


昨年に引き続き、あのハード系パンが蔵里にやって来ます。

川越パンマルシェ、ゲストパン屋さん、
戸田市から出店してくださるのが「panya no takesan!(パンヤノタケサン)」さんです。

panya no takesan!は、2014年8月に戸田市にオープン。もうすぐ二周年を迎えます。
この二年間、味わい深いハード系パンにこだわり続けてきたスタンスは今も変わらず。
お店は常連客が多く、週に何度もというような日常的に通われている方が多い。
地域では、あるいは遠方からもファンがやって来て、
「美味しいハード系パンを置いているお店」として口コミで広がり続けている人気店です。
戸田市では、というか他の地域でも、
ハード系を一番にうりにするお店というのは少ないですが、
その尖った個性で差別化されている。




昨年からの変化としては、ハード系をメインにしつつも、
「クロワッサンやデニッシュ、焼き菓子なども始めたい」と話すpanya no takesan!の竹内さん。

 

代名詞となっているpanya no takesan!のハード系パンは、
まずなにより「美味しそうだな」と思わせられる見た目を大事にしていて、
さらにそこから綿密に、同時に、多面的に、
「見た目や焼き色、クープの割れ具合はどうか、
断面、焼き上がった時に中に入っているフルーツがどう表に出てくるか」
までも計算しながらパンを作っています。
話しを伺っていると、まるで工芸作品を作るかのような語り口に惹かれていく。
最初から最後まで、パン作りにおける全ての工程に気を使うのは、やはり、
「少しでも気を抜くと理想とする綺麗な焼き上がりにならないんです」と話し、
パンに懸ける思いは深い。どこか求道者のようです。
「もっとこうした方がよかったか?あそこでこうしたらまた違っていたか」など
パンが焼き上がっては自問自答し、改善点を次に活かしてまたその焼き上がりを確認する。
そんな日々が昨年もあったし、あれから一年もずっとそうでした。
panya no takesan!、お店で人気のパンといえば、
昨年から変わらず不動のあんバター、リュスティック生地で食べやすくしてあります。

定番のチョコとオレンジのパンなど、ハード系パンを揃え、
来店したお客様が次々に買っていく光景がありました。

panya no takesan!の竹内さんのハード系パン追究の道のりを遡ると、
今思えば幼少の頃から始まっていたのかもしれません。
「小さい頃に祖母に買って貰ったバゲットが美味しくてパンが好きになり、自分もパン屋になりたいと思い今の仕事をしています」と話します。
ホテルグランパシフィックで6年半勤務、
ユーハイムディーマイスター 3年勤務後、独立を決意。
お店を開くなら自分が本当にやりたいと思うパンを中心に据えたいと思った。
噛み締めるごとに味わいが染み出てくる、見惚れるほどの美しい姿、ハード系パン。
思いを実現できる場所を時間をかけて探していき、
上戸田のこの場所でお店を開こうと思ったのは、
この地域の魅力に惹かれたのが大きかったのだそう。
「この辺りの雰囲気が好きでこの地域で2年くらい場所を探していたんです。戸田公園の周辺には、個性的な個人店が多いんです。お店を出すならこのエリアで」と思っていた。
地域の商店会の結束力も強く、イベント開催も多くて、「この街は面白いです」と話します。

それでも竹内さんは、
お店を構える前はハード系を全面に出すことに不安があったと言いますが、
いざオープンしてみると、想像以上にハード系の反響はよく、
むしろハード系の方が売れる地域であると実感していった。
戸田市は今なお若い層を中心に人口が増え続けていて、
市民平均年齢が40.1歳(2016年1月1日現在)と21年連続で県内一若い街です。

お店の目の前の市役所通りも、ガラス越しに若い家族が通り過ぎていくのをよく見かけました。
「すぐ近くに公園もあるので、お子さん連れの方がお昼にパンを買って公園で食べたりしているんですよ」と話していました。
活気に溢れる街からやって来る人気ハード系パン、
panya no takesan!、川越パンマルシェ2回目の出店をどうぞお楽しみに。

 

「panya no takesan!」
埼玉県戸田市上戸田2-36-8荻野ビル1F
048-430-7345
定休日:月曜日 他不定休月2日程

 


2016年5月29日(日)「川越パンマルシェ」
11:00~16:00 11:00販売開始 12:30各パン屋商品追加
小江戸蔵里 川越市新富町1-10-1 川越駅より徒歩15分※雨天決行

 

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