鉄不足があるとパニック障害を引き起こす機序

FBFの吉富信長さんから教えてもらった本
斎藤宏:鉄代謝異常の臨床ー鉄の欠乏から過剰までー
著者は血液内科専門医
かなり難解な内容の医学書
精神科医目線で読んでみると非常に面白い
”鉄不足があると下咽頭、食道入り口の痙攣を生じ、嚥下障害を来す”
”昔の報告ではこのような嚥下障害はヒステリーとされていた”

精神医学用語で「ヒステリー球」というものがあります
これは、女性のうつ病患者で食道付近が詰まった感じがしてご飯が喉を通らないことを示します
このものは内視鏡検査をしても異常を認めません
これって、鉄不足の症状そのものですよね
女性のうつ病=ヒステリー球=鉄不足

パニック障害は、発作的に息が吸えなくなり、自分でコントロールできなくなります
鉄不足により下咽頭、食道入り口の痙攣を生じて息が吸えなくなるという機序で説明がつきます
気管の痙攣も併発している可能性があります
特に、不安、恐怖などで交感神経が刺激され、アドレナリンが急に分泌されると上記痙攣発作(パニック発作)の引き金になるはずです
同じく、機能性低血糖でもアドレナリンが分泌され、発作の引き金になるはずです
パニック障害=鉄不足

女性のうつ、パニックのほとんどは鉄タンパク不足が原因です
ノートを添付しておきます
https://www.facebook.com/notes/%E8%97%A4%E5%B7%9D-%E5%BE%B3%E7%BE%8E/%E9%89%84%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E3%82%92%E4%BC%B4%E3%81%86%E3%81%86%E3%81%A4%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82/783105695139090


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