音楽業界の仕組みを全部教えます。 | バンドマン社長の夢追いブログ

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武道館を達成した昔は売れていたバンドマンが会社をやりながら文字通り音を楽しむ音楽、会社ライフを送ってます。

こんにちわ。

Twitterにて、この画像が本当ですか?

というリプライが来て僕はこう答えました。




「本当です。」

すると、ものすごい反響がありました。

逆に知らない人が多すぎて本当にびっくりしました。

まぁ、でも

音楽業界は夢を見せる仕事だから!
と大人の人に言われた事があります。

でも僕は現役時代からずっとその言葉が疑問でした。

遡ると、僕が実際にプロになるまでの話になります。

ずっと生活ができなくて、洋服やご飯もろくに買えない。
でも夢や希望は沢山あった。
いつか、引っ越しをして好きな楽器を買って...。
どんなに辛くても、デビューしたら変わる!
そう信じていました。

お金持ちになろうと思っていたわけではない。
でも、大好きな音楽で一生食っていけるくらいになるために
それくらいの収入は欲しかった。
バンドで40歳まで活動できるとして
そこから人気が下がっても、細々と続けられるように
目標は、サラリーマンの生涯年収を40歳までに稼いでいけるように
そのために20歳からの20年間を割って毎年必要な収入を計算した。


しかし、初めて受けとった印税額をみて僕は、少ないと感じました。
色々な人が言っていた、売れたら変わるよっていう言葉。
それを信じて努力を重ねていた。

「こんなにCDを売ってライブしても生活は変わらないんだ...」

なんでだろう?おかしくない?

そこで、調べていると、中間業者の多さに唖然としました。




現在、業界はこのようになっています。

要するに昔はCDが100万枚売れて、音楽以外の娯楽も少なく、業界にも余裕がありました。
そのため上の構図でも成立することができました。

しかし現在は違う。CDは売れないし音楽以外の娯楽も沢山ある。

でも、代わりに進化したものがある。

それはSNSです。

昔は、テレビにCMを打ったり雑誌を打ったりすることでしかアーティストを宣伝することができませんでした。

しかし、現代は違う。

僕たちにはネットがある。

そしてDTMもある。

要するに会社に頼らなくても自分たちで音楽を売ることができる環境がある!

僕が理想とする世界は以下の通りです。



このよう状況を作っていくために僕は起業して
自分の会社とREALIVEを作りました。

自分たちで自立して音楽ができる。
一生大好きな音楽だけで生活ができる。

そんな環境を作っていけるように
そんな子達を一人でも作っていけるように

これからの子達に、経験と知識と資金を渡してあげたい。

僕が叶えられなかった夢を
次の世代が叶えてくれるのが僕の夢です。

前の事務所は良心的でした。
しかし世の中にはそうではない会社もあります。
そのために出来ることをするためにまずは目の前の仕事を頑張ります。