【自分史vol.5】置いてけぼりをくらう<小学校低学年編、その4> | 今度こそセッションジプシーから脱出する!4ヶ月で人生が輝きだすわたしの羅針盤レッスン・岡田かな恵

今度こそセッションジプシーから脱出する!4ヶ月で人生が輝きだすわたしの羅針盤レッスン・岡田かな恵

自分を変えてくてとにかくいろいろやってきた。だけど最後の最後で元の自分に戻る、を繰り返す。そんなあなたには心のブロックがあります。ブロック解除とセルフリーディングで、リバウンドすることなく、自分とコミュニケーションできるあなたになります。

小学校低学年編、その4です。

 

 

――――

 

わたしの通っていた小学校では、

毎朝、近所の子どもたちがグループになって

集団登校をしていました。

 

わたしが小学5年生になったとき、

兄が班長になります。

 

 

 

ところで

わたし朝が弱いんです。

 

起きられないし、

なんだか準備も人一倍遅い。

 

わたしが来るのを待っていると、

みんな遅刻しちゃうんです。

 

で、兄がとった行動が、

わたしを置いてさきに行く、でした。

 

 

 

はじめて置いて行かれたときは

「あれ?いない。なんで?」

と思ったんですが

すぐに置いて行かれたことに気づいたので

 

どうせ行先は決まってるし、

ま、いっか、と思って一人で登校しました。

 

その日以来、わたしは

ひとりで登校するようになりました。

 

遅刻、と言っても

授業が始まる前には登校できているし、

たしか「朝の会」にも間に合っていたと思います。

 

※朝の会とは、授業開始前のホームルームの時間

 

で、その結果、というか、

だんだんと近道を使うようになりました。

 

 

 

通学路になっているルートは、

集合場所というのが決められていて、

近所の子たちの集まりやすい中間地点で

待ち合わせをするんですが、

 

我が家から行くと、

学校からちょっと遠回りの場所を

通るルートになっていました。

 

 

でも、一人で登校するんだったら、

誰とも待ち合わせてないから

そのルートを通る必要がない。

 

勝手に別ルートで通うようになりました。

 

 

 

帰り道も本当なら遠回りではあるけれど、

決められたコースで帰らなければいけない、

んですが、

 

毎朝違うルートで登校するのが

当たり前になっていたので、

帰り道にその近道を通ることに

抵抗がなくなってて

自分の好きなように帰宅ルートを選ぶように

なっていました。

 

そしてときどき、

「この道はどこに通じてるんだろう?」と思って

自分から新たなルートを開拓したりして帰ってました。

 

 

 

 

で決まったルートを通らないことに

慣れてきたころ、

学校帰りにまったく方角の違う友達の家に、

ダイレクトに遊びに行く、

ということをし始めました。

 

 

うちは両親が共働きだったこともあり、

親が帰ってくる前に帰宅していれば、

寄り道がバレなかったんですよね。

 

だから、

両親の帰宅前までに帰ってくれば大丈夫!

と勝手に決めて、

遊びに行くようになってました。

 

 

帰り道に迷子にならなかったのは、

当時新聞の折り込みに

近所の地図が入っていて、

小学校から家までのルートをよく見ていたのと、

その友人に大体の地図を

書いてもらっていたからだと思います。

 

 

 

今思えば、こういうのダメなんでしょうね。

でも、けっこう普通に楽しんでましたね。

 

 

 

帰り道に自動販売機でジュース買ってたりとか。

 

怒られる意味が分からなかったんですよね。

 

帰宅してから自販機の場所まで行くのって、

ものすごく手間なんですよね。

田舎だから自販機も多くなかったし、

スーパーも遠いし、コンビニなんてない時代だったし。

 

そう考えたら、

帰宅途中に自販機があるんだから

ジュースくらい買ってイイじゃん、と思ってました。

 

自分のお小遣い使ってるわけだし、

誰にも迷惑はかけていない、

と本気で思っていましたね。

 

たぶん、

どこかの大人にランドセル背負ったまま

ジュースを買う姿を見られたらしく、

学校に電話がいったようで、

帰りの会で先生から

「帰り道でジュースを買わないように」と

注意があったのは覚えています。

誰だかまでは特定されなかったですけど。

 

それを聞いて、

なぜ大人は良くて自分はダメなんだろう?

と思うような子どもでした。

 

 

 

自分で書いておいてなんですが

なかなか常識ハズレな子どもですよね。

 

 

続きます。

 

過去の自分史
vol.1 めんどくさい子どもでした<幼少期>
vol.2 とにかく忘れ物が多かった<小学校低学年編、その1>
vol.3 女の子の遊びが分からない<小学校低学年編、その2>
vol.4 自分で選びたい!<小学校低学年編、その3>