今回のブログを担当させていただきますDr.Reikoですニコニコ
今回のブログのテーマは『傷は洗おう♪』です。(うちで踊ろう♪風)
暖かくなってくると、ばい菌感染(細菌感染)が増えてきます。


傷が化膿して受診される患者さんでときどきあること、
患者さん『傷○ワーパットを貼ったままにしていました。』
ということです。
さらにお話をお伺いすると、
患者さん『使用説明書に数日貼りっぱなしでいいと書いてあったんです』
と、仰られます。
そうなんです。
最近では、湿潤療法(Wet dressing)も広く認知されるようになってきました。


湿潤療法(Wet dressing)=傷は湿潤した状態のほうが治りやすい



それはそうなんですが、汚染した傷では、閉鎖空間でばい菌(細菌)感染を起こしてしまいます
えーん




砂利などで転んだ汚染創の場合は(そうでない綺麗な傷も)、
最初にまず傷をしっかり洗ってください。 




その後も、汚染創は必ず1日1回は洗ってください。そうでない綺麗な傷も1日1回は洗ったほうが感染のリスクは少ないです。





浸出液が多いときも化膿しやすいので、1日1〜2回傷を洗って、(カットバン等の)被覆材を新しいものに変えてください。





また、
とびひ(伝染性膿痂疹)に関しても同じです。




鼻の穴などの小さな傷や、虫刺されを引っ掻いたじゅくっとした傷に黄色ブドウ球菌や溶連菌が繁殖して、とびひ(伝染性膿痂疹)になります。




症状としては、かさぶた(痂皮)や周りに赤みを伴った水ぶくれ(水疱)が多発します。




とびひ(伝染性膿痂疹)にならないためにも、
傷は毎日洗いましょう。




洗い方は、石鹸やボディーソープを泡立てて、お風呂のときに優しく泡で洗って十分にすすいであげるだけで良いです。




傷にとってなるべく優しくしたい、洗うときにしみるという方には、
NOVのソープD(低刺激性ソープ)(税込 1,100円)がお勧めです。




アトピーなどの洗うときに石鹸がしみる、という方にもこの石鹸はだいぶ低刺激みたいです。





ケーズ皮膚科でもお取り扱いしています。




それでも傷が化膿したり、とびひになってしまうと、抗生物質の内服や外用が必要になるので、皮膚科を受診してください。







皆様のお肌が健やかで、皆様が笑顔で暮らせますようにクローバー




コロナが早く終息して安心して世界が平和に暮らせますように地球




Dr.Reikoでしたニコニコ




<ゴールデンウィークの休診日>



2020年5月2日〜5月6日


休診中はお電話による対応も不可となります、
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承願います。