ニーラン神石 | blog:kudoh

ニーラン神石

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ニーランへの道を通って、ニーラン神石(カントゥイ)を見にニーラン海岸へ来ました。
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広い場所にでると何かありました、あれかな?
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解説でした。
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 ニライカナイ(魂が生まれる前に居る場所、死んだ後に魂が行く場所、神様が居る場所、祖霊神が生まれる場所などいろんな解釈があります)から神様が五穀豊穣にいらした時に船をニーラン神石に縄で繋ぐそうです。
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ニーラン海岸へ出ると、
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ありました!ニーラン神石!
コンドイビーチが見えますね、と云うかこの後、海沿いに歩いてコンドイビーチへ行きました。
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夕焼けで見え辛いので反対向きにパシャリ。
ニーラン神石以外にも竹富島には聖地が沢山ありますので、いくつかざっくりご紹介します。
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六山(ムーヤマ)のひとつ、久間原御嶽(クマーラオン)。
六山とは竹富島の始祖である6人の親神が祀られた御嶽で重要な拝所です。
御嶽は島の方々が大切にしている神聖な場所ですので、工藤は自分ルールで鳥居より奥には入らないようにしています。
なので画像はこんな感じですが、鳥居の奥になんとなくご覧頂けるかと思います。
久間原御嶽に祀られている神様は、沖縄島から渡来された久間原発金(クマバラハツガネ)。
木の神、山の神として崇められていて、ヤマバンハジリと云う行事が行われ、お家を造った方々がお参りされます。
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花城御嶽(ハナックオン)。
こちらも六山のひとつです。
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花城御嶽は鳥居から真っ直ぐなので撮らせて貰いました。
こちらに祀られている神様は沖縄島から渡来された他金殿(タガニドゥン)。
海の神様として崇められています。
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こちらも六山のひとつ、波利若御嶽(バイヤーオン)。
こちらに祀られている神様は徳之島から渡来された塩川殿(シューカードゥン)。
雨の神様として崇められています。
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こちらは国仲御嶽(フィナーオン)。
六山にこちらの国仲御嶽と清明御嶽を加えて八山(ヤーヤマ)と云います。
国仲御嶽には首里の園比屋武御嶽の神様が祀られていて、国の平和の守り神として信仰されています。
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こちらは東パイザーシ御嶽(アイパイザーシオン、アガリパイザーシオンとも呼びます)。
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島をつくり、島を育てる神様が祀られています。
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こちらは西塘御嶽(ニシトーオン)。
この場所は西塘が八重山を統治していた時に、西塘のお屋敷がありました。
西塘が亡くなってからお墓が造られて、後に島の守り神として祀られるようになったんだって。
八山にこちらの西塘御嶽を加えて九山(クヌヤマ)と云います。
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こちらの美崎御嶽(ミシャシオン)は航海安全、海上平安の神様として崇められていて、島民が旅に出る時に祈願したり、帰って来た時に感謝する御嶽です。
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こちらの親泊御嶽(ウヤドゥマリオン)は美崎御嶽と繋がっているそうです。
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こちらは真知御嶽(マーチオン)。
兄妹が祀られている?そうです?
二月祭、四月祭、十月祭の時に国仲御嶽と清明御嶽と参拝するようです。
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こちらは世持御嶽(ユームチオン)、火の神様と農耕の神様が祀られています。
この場所は琉球王府時代に村番所があった場所なんだって。
国の重要無形民俗文化財の種子取祭、四月大願、西塘祭、結願祭、九月大願は世持御嶽を中心に行われます。
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えーと‥こちらは六山のひとつ玻座間御嶽(ウーリャオン)‥なのかな???
玻座間御嶽に祀られている神様は屋久島から渡来された根原金殿(ネハラカンドゥン)。
粟の神様として崇められています。
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こちらの六山のひとつ幸本(小波本)御嶽(コントゥオン)に祀られているのは久米島から渡来された幸本節瓦(コウモトフシカワラ)。
豆の神様として崇められています。
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こちらも六山のひとつ仲筋御嶽(ナージオン)。
仲筋御嶽に祀られているのは沖縄島から渡来された新志花重成(アラシハナカサナリ)。
ナージカーを見つけたわんこは新志花重成の愛犬です。
麦の神様として崇められています。
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こちらは結願祭な行われる清明御嶽(シンミウタキ)。
前の御嶽(マイヌオン)とも呼ばれています。
沖縄では御嶽をウタキと読みますが、竹富島ではオンと読みます。
清明御嶽には島造りの神様と石垣島のオモト岳の神様が祀られています。
六山にこちらの清明御嶽と国仲御嶽を加えて八山(ヤーヤマ)と云います。
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こちらは東美崎御嶽(アイミシャシオン)。
海の大蛇に食べられちゃった星の子供の骨を、東美崎御嶽の神司さんが集めて香炉にいれて、お線香の煙で空に昇らせて、お母さんの所に帰してあげているそうです。
星の子供の骨が星の砂、毎年、祭の時に香炉の星の砂を入れ替えてるんだって。

竹富島には他にも沢山の聖地があります。