白いカラーと秋色あじさいのクラッチブーケ
今日は横浜山手にある、一軒家のレストラン「ヒルサイドガーデン」様にお届けしたカラーのブーケをご紹介します。
カラーのブーケ、本当に人気がありますよね~。
カラーを使ったブーケといえば、茎の美しさを生かして、すらっと長いアームブーケが人気ですが、今回はそれとはまたひと味違うクラッチタイプのブーケです。
半球状に約20本の白いカラーをぎゅっと束ね、周りをデンファレ、アルストロメリアなどのお花や秋色あじさい、実もののサンキライ、大きな葉で囲みました。
グリーンの花材で囲むことで、よりメイン花材の白いカラーが引き立ったような気がします。
またグリーンをたっぷり使う事で、スタイリッシュになりすぎずナチュラルな雰囲気に仕上がりました
カラーのアームブーケか、他のお花を使ったクラッチブーケか悩んでいる方には、こんなブーケもオススメかもしれません。
ちなみに今回使ったのは少し小ぶりの「クリスタルブラッシュ」という品種のカラー。
本来夏場はカラーの旬からはずれているので「ウエディングマーチ」という太いカラーは出回っておらず、他の手に入る品種も花がかなり小さめになってしまいます。
ただ今回のようにクラッチブーケとしてまとめるのであれば、逆に小さめの方がかわいくまとまるので、ちょうど良かったです
このカラーを使ったブーケ、簡単に見えて意外ときれいに束ねるのが難しいんですよ
カラーの茎は色々な方向を向いてしなっているので、それを見極めながら思い通りの向きに束ねていくのは、けっこうテクニックが必要なんです。
今回は尖った部分が外側に向くように束ねてみました。
内から外に花びらが開くように束ねたので、正面から見るとちょっとメリアっぽいかもしれません。
シンプルなカラーのアームブーケでも、尖った方を全部同じ方向に揃えるのと、左右それぞれ外側に向くように束ねるのでは、けっこう雰囲気が変わってきます。
文章ではちょっと説明しづらいのですが、カラーのブーケはシンプルなだけに、花の向きが重要だと思います。
「結婚式にはカラーのブーケを持ちたい!」とお考えの方、お花の向きにもこだわって、よりお好みのスタイルに仕上げてくださいね~。
さて。
今回はブーケの他に会場装花もお作りしましたので、次回はそれをご紹介したいと思います
横浜の一軒家レストラン・ウェディングヒルサイドガーデン
www.hillsidegarden.jp/
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