アンティーク家具とグリーンたっぷりの会場装花 [ 日比谷パレス様へ ]
今日は日比谷パレス様での会場装花をご紹介します
まるで外国のウェディングシーンのようですよね!
装花というより、新郎新婦様の素敵なセンスで作り上げられた世界観を見ていただきたいです。
とてもおしゃれでこだわりのある新郎新婦様でしたので、会場装花のご希望も普通とはひとあじ違う、お二人らしいオリジナリティの高いもの。
いわゆる高砂の真ん中にお花をドーン!、ゲストテーブル中央に共通のアレンジを置いて、という会場装花とは全く違っていたので、その分準備が大変だったり、頭も胃も痛くなるような日々でした。
でも勉強になることや終わった後の充実感もいっぱいで、お手伝いさせていただいて本当に良かったと心から思えるお仕事でした。
お二人のご結婚式のテーマは「クレイジーウェディング!!!!!」
他にキーワードとして「グリーン」「アンティーク「 ゲストを楽しませたい」「お2人らしく」等。
ということでこちらのお写真がなんといわゆる高砂!
新郎新婦様が借りてきたアンティークの家具や小物に囲まれた、とっても素敵な空間です
お二人のセンス良さ過ぎです!
もうこれだけで十分おしゃれなので、装花なんていらないのでは??と思ってしまうほど。
実際中央にもいわゆるメインテーブルは置かずにお食事やお飲み物はサイドテーブルへ。
そのためkukkaでお手伝いさせていただいたのは、後ろの大きな木と、手前の床を苔やグリーンで覆うディスプレイ、そしてポイントで飾った花束の大きく分けて3つ。
花束はダークなアンティークや濃いグリーンの中でアクセントになるように、暖色系にしています。
アンティークのミシンのそばにもお花を飾って。
芍薬やオールドローズなどにユーカリやアイビーなどのグリーンもたっぷりと。
アンティークのミシンってミシン台も含めて本当に絵になりますね!
後ろにはブリキ缶に入れた多肉植物やワイヤープランツをさりげなく配置。
ミシンが引き立つように装花は少し抑えめにしました。
後ろに見えるツリーはkukkaで設置したもの
新郎様のご希望で、もさもさと葉が茂るように作りました。
今回の会場装花で一番悩んだポイントかもしれません。
なかなか良い植木がなかったので、実はスタンドに枝ものを生けて、それを他のグリーンや流木等で覆って、まるで地面から木が生えているようにディスプレイしています。
アセビやドウダンツツジ、ジャスミンなど色々なグリーンを組み合わせて作りました。
窓越しに見える日比谷公園の樹木とあいまって森にいるような雰囲気を感じてもらえたらうれしいです。
アンティークのトランクの周りには、地面から生えているようにモスを敷いてグリーンもたっぷりと。
間にアクセントとして暖色系の花束とキャンドルを飾りました。
このキャンドルはLEDなのですが、炎のゆらぎ方などまるで本物のように見える優れもの。
本物の火は危険なのでこんな所には使えませんが、LEDなら安心
暖かい光がアンティークともマッチしますね。
ハイテク万歳!
サイドにはなんと木馬が!
こちら側は新婦様が座るので、ドレスを汚さないようにモスは控えめに。
フレームの間や周りにワイヤープランツやシュガーバイン等のグリーンを飾りました。
アンティークな水差しには花束をプラス。
フレームに高さがないのでのっぺり平面的にならないように、高低差を出して立体的になるよう仕上げました。
アンティークな家具や小物のおかげで、装花もワンランク素敵に見えてうれしいです。
他にもまだまだたくさんお見せしたい写真があるので、数回に分けてご紹介しますね