ホタテの殻からできた天然100%の農薬洗いのパウダーを水に溶かして、
「低農薬」と書いてあったトマトを浸すと、
こんなに濁った水に変わりました。

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これ見ると、いつも食べる気なくしてしまうんですが…。

ちなみに水が黄色くなるのはトマトの酸が溶け出しているからで、農薬ではありません。
でなくて、水面に浮く薄い油のような不気味な膜…。
脂溶性の農薬…だったらやだなぁ。


使ってる人なら分かると思うのですが、
無農薬のトマトはこうならないんです。水が。
誰か科学的に検証してくれ〜〜〜。


「低農薬」であっても有機JAS許容農薬を11回も撒いていることが表記されていました。
(でも表示されているだけでもすごい。普通の慣行トマトは…。)


トマトは野菜の中でもかなり農薬の使用量が多い作物のひとつ。
農薬使用量トップクラスと言われるいちご、りんご、ぶどう、桃などは、
5分くらい浸すだけで水面に虹色の不気味な膜が張ります…。

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いつもは自然栽培の宅配や無農薬野菜の直売所などで、農薬や化学肥料に頼っていない野菜を買っていますが、
スーパーなどで買わなきゃいけない時には、
この「海の野菜洗い」というパウダーが最高に重宝しています。←アマゾンで購入できます。

このパウダーで洗濯槽のお掃除もできるし、米や魚なども洗えます。

重曹は研磨剤の性質で汚れを落とすんんですが、こちらは重曹より粒子の細かいホタテのカルシウムパウダーが有害物質を吸着する性質があるので、重曹よりも効果は高いです。
有害物質やにおいを吸着・浄化してくれる「炭(もしくは炭パウダー)」と同じ原理ですね。
1本650円ぐらいでで1年はもちますから、安全に変えたらかなり安いかと。


虫食いを嫌う日本人、
きれいな色つやで整然と並べられた野菜を好む日本人。

日本は添加物も農薬使用量も、
中国やアメリカをゆうに抜いて、
世界一です。

しかも国の農薬や添加物の基準は体重50kgの成人を基準にしたものなので、
子供や幼児が食べたら一食で基準値を超えてしまう果物だってあるそうです。

いちご狩りとか、洗わずにパクりって、大丈夫なんかな?


知るのは怖いけど、知らないで食べ続けるのはもっと怖いと思うのです。
どこまでこだわるかは千差万別個人個人によってみんな違いますが、
「知る」ということは、とてもステキなことだと思うのです。


今では2人に1人がガンになる日本。

その理由はなぜなのか?
考えよう。


食べることは生きることだけど、
食べないこともある意味生きることであるわけね。


虫食いでもいいじゃない。
大きさや色が不揃いでもいいじゃない。
真っ当な育て方で育てられて、
生命力の豊かな野菜を買うことで、
生産者を支え、
少しでも日本の健康が変わるなら。


2週間に1回の無農薬野菜の宅配で3千円ぐらい。
カフェやファミレスで1回の食事したら3千円なんてすぐ消えちゃうよね。
野菜に使う3千円は2週間も自分の暮らしを支えるのに、
外食はたった1瞬。たった1食だよね。

楽しむときはこだわらずに外食を楽しむけど、
そのうちの外食1回、やめるだけ。

むしろスーパーであれやこれや余計なものいろいろ買っていた時より、
今の方が家計がうるおっているという不思議。
キッチンまわりの調味料も、体に入る食材も、
年々シンプルにシンプルになってきています。

ほんものの野菜や調味料代に毎月何万円もかかるわけじゃない。
自分と家族の体へのささやかな投資だと思うのです。


日本のガン罹患率やスーパーの陳列棚を帰られるのは、
やっぱり消費者だけ。

要は、お母さんの力が大きく影響する。

家族の体は、お母さんの選ぶ食べ物でできているから。

将来、子供のそのまた子供にも、
本当に滋養のある野菜を生でバリバリ食べさせてあげたいな。

こだわるけど、とらわれない。

私のモットーです。