6時半起床。


別冊リツコング-朝ごはんです


朝っぱらからラーメンすすって(國井さんちのネギ使用)、


別冊リツコング-弁当持参で


冷蔵庫のなかのものかき集めて弁当詰めて……。

メインのおかずが酢玉子かい(汗)!


別冊リツコング-富士サンです


富士サンってやっぱ、すごい山だよねー。
なんて、M浦カメラマンと言い合いながら、


別冊リツコング-あふれかえるオートバイ


河口湖ステラシアターに着いた。
駐車場にはオートバイがあふれていた。


別冊リツコング-さざきさんのオートバイです


ギター、積んでいるよ。
関係者駐車場にぽつんと止まっていた、
なんだかかっこいいオートバイ。
これは今日出演したアーティスト、
左嵜啓史(さざきひろし)さんの愛車。


ハイ、バイク乗りによるイベント、MOTO AID2012に
やって来たのでした。


別冊リツコング-タイムスケジュールです


本日のタイムスケジュールです。私の出番は11:40から。


別冊リツコング-佐藤さんと


バイク乗りなら誰もが知っている洋服屋、マックスフリッツ。
代表の佐藤さんです。
「はい、プレゼント」と、いきなりビーニーもらっちゃった。
MOTO AID仕様。色、風合い、すごくかわいい!
ありがとうございます。
そして私が手に持っているのが、今日着る衣裳。
MOTO AIDTeeシャツ。


別冊リツコング-ちょきちょきおねだり


MOTONAVIスタッフさんたち、なにやらTeeシャツにハサミを入れ、
じょきじょきとリメイクしていて、すごくかわいかった。
私もマネっこ。M崎さんにお願いした。


そしたら、次々といろんなヒトに蔓延(笑)。


別冊リツコング-ちょきちょきタイム


本日メインMCを務めたトムセン陽子さん。
本番5分前に「私もやる!」と、ハサミでじょきじょき(笑)。
襟、袖、裾、二重で縫ってある部分を切り取ると、
何の変哲もないTeeシャツが、急に女性らしくなります。不思議ね。


別冊リツコング-トムセンさんと


トムセンさん、この方ね。
以前、私の連載ページにゲスト出演してくれて以来、仲良しさん。
じつは明日も一緒にツーリング、行くんだー。
完全プライベートでね(笑)。


別冊リツコング-ステージを見下ろす


こんなステージの上でトークショー、しました。
お天気よくて気持ちよかったね。
あっという間の30分。
トムセンさんと私、気づいたらガールズトーク……、
て書くと、いい年した私たちなのに、なんか照れるね(汗)。
女の止めどない語らい? が暴走し、しばしばK編集チョから
横やり入れられたね(笑)。
トムセンさんと話していると、仕事だということを忘れて、
すごくリラックスして、まるで楽屋にいるみたいなノリで、
べらべら喋っちゃうんだ(笑)。


別冊リツコング-おつかれさまでした


おつかれさまでしたー。
右の方は、すごいヒトよ。
世界と戦った、日本でも数少ないロードレース・ライダー。
甘いマスクの、通称、二輪会の「王子」、中野真矢さんです。
4年前に大型免許、取ったんだってー。
ツーリングではトムセンさんや私の方が先輩だね(笑)。
といった、知られざる偉大なるレーサーの裏側を、壇上で話しました。
意外な事実がいっぱいで、おもしろかった!!
そのお隣は、トムセンさんをオートバイの世界にいざなった、
ベテランDJの伊津野亮さん。噂はかねがね。ハジメマシテ。


別冊リツコング-何しているでしょう


誰もいなくなった会場で、撮影中。


別冊リツコング-くわしくは誌面で


私は別のところで撮られた。
くわしくは次号の誌面でね。


別冊リツコング-オークション中


その後、急きょK編集チョに借り出されて(笑)、
場外ステージの壇上へ。


別冊リツコング-オークション中


白熱! チャリティ・オークション!!
私もインカムとかバッグとか、ほしいのいろいろあって、
じつは本気で狙っていたのですけど(笑)、
ジブンのリミット金額より、値段がどんどん跳ね上がり……。
ええ、一個も落とせませんでした(涙)。


このオークションで落札すると、
全額が東日本大震災に義捐金として寄付される。
ふつうに買うより、びっくりするほど安い金額で品物が手に入れられて、
しかも支払ったそのお金が、いま困っている人たちに寄付できる。
みんなが笑顔になれる、すばらしいシステムですね。


別冊リツコング-さざにしです


急に始まった、左嵜さんとK編集チョのライブ。
通称、さざにし→さざきさん&かわにしさんから取ったユニット名。


別冊リツコング-ヘルメット親衛隊です


熱心なヘルメット親衛隊も現れた!


別冊リツコング-たくさん集まりました


楽しい一日でしたね。


来てくださったライダーの皆さん、ありがとう。
スタッフさん、お疲れさま。



ジブンなりに、去年の311について、振り返ってみた。


大地震が起きた当日、四国でロケがあって、
仕事部屋から自宅に向かって自転車に乗っていた。
自宅の前でタクシーを待たせていたから、それに乗るつもりだった。
急にペダルを漕いでも漕いでも、前に進まなくなり、
自転車、パンクした? 真顔でそう思っていたら、すぐ脇の中学校から、
生徒さんが大勢、大騒ぎしながら外に飛び出してきた。
それで初めて地震があったって気が付いた。

家のなか、いろんなモノが落ちてめちゃくちゃになっていたけど、

とにかく四国行きの飛行機に乗らなきゃ。
むりやりタクシーに乗りこんで、羽田を目指した。
空港で降りたはいいけど、電車、バス、タクシーは止まっていた。
空港から帰れなくなった。


そのとき、私ってバカだな、って思った。


大変な震災が起きたとき、どうして「仕事があるから」と、
むりやり空港を目指したのだろう。通常の生活を送ろうとしたのだろう。

山とか海とか、大荒れのとき、あえて行かないでしょう。危ないから。
私が住んでいるのは、東京という大きな街だけど、地球という大自然。
それを、なんか勘違いして、忘れていた。
この日を境に、私の人生変わった。身が引き締まった。



震災以前の東北にはたくさん行った。遊ばせてもらった。
私の人生の思い出が詰まった大好きな場所。
本や雑誌にもたくさん書いている。


サーフィンでしょっちゅう行った、福島。天然のクーラー。
ヒトが少なく、いつも波が余っていた。


黙々と走るのには最高な国道45号線。リアス式海岸のワインディング。
お腹が減ったら、街でウニ丼を食べた。


重茂(おもえ)半島は、上ったり下りたり、急峻なワインディング。
オートバイで走るとジェットコースターみたいでめちゃくちゃ楽しかった。
本州最東端の碑で写真を撮った。


福島のお気に入りの温泉。飯坂温泉。ひなびた名湯。
米沢にあるばあちゃんちからの帰り道、よく泊まったね。


気仙沼には大好きなサメのミュージアムがあった。
港の前の食堂が、フカヒレラーメンの一番おいしい店だった。


振り返れば切りがないほどあふれ出る、東北の想い出。


これからの私ができること。
エッセイストとして書き続けること、発信し続けること。
昔の、美しく平和だった東北を、みんなに伝える義務がある。
新しい世代に「俺たちそのころの東北知らないし、関係ないし」って
言わせないよう、書き続ける・発信し続けるのがジブンの使命。
そんなことを最近、思っている。


再来週、久しぶりに東北、行ってこようと思います。