大型水槽導入までの軌跡【第4回】照明について | サルヴィンオオニオイガメ専科~淡水熱帯魚と共に~

大型水槽導入までの軌跡【第4回】照明について

【記事№1673】
$サルヴィンオオニオイガメ専科

大型水槽を導入するのをきっかけに、水槽の照明についても見直してみたいと思っています。

そもそもサルヴィンオオニオイガメが薄暗い時間帯に最も良く活動する薄明薄暮型の生物であるとして考えると、水草水槽のように明るい照明である必要はないわけです。

そしてサン(雌5歳)が数年間紫外線蛍光灯なし、ただの照明もなしで状態良く成長していることからも、紫外線照射は不要もしくは限定的で構わない、ただの照明も少なくとも数年のスパンでは全く当てなかったとしても大きな問題は生じないということがわかりました。

ということで、この種の性質、生物的なバイオリズムの問題、それと飼育者側の観賞上の美観の問題…その他諸々を勘案してサルヴィンオオニオイガメの照明を考えると…、紫外線(UVB)を照射するものではなく、かつ明る過ぎない照明を生息地で日が射していると思われる時間帯のみ照射すれば十分であると考えます。


そこで私が目をつけたのが水槽用のLED照明です。
初期費用はかかりますが、省エネを売りにしていらことからランニングコストが抑えられること、蛍光灯よりスポット的に光を照射するので、水槽内に明暗のコントラストを作れるのではないかということ、紫外線を出さないためアクリル水槽にもやさしい(アクリル水槽は紫外線で劣化する)こと等から大型水槽でのサルヴィンオオニオイガメ飼育における照明に適していると考えられます。

LED照明は光の色のバリエーションも色々あるようですので、好みに合わせて選択することもできそうです。

…あれこれと妄想を膨らませるのは楽しいものですね(*´∀`)