久しぶりの更新(゜_゜)
4月もあと数日ってのに
落ち着かない生活を送っていました。
先月、無事に卒園式を迎え
今月の6日には入学式があり
ピカピカのランドセルを背負って登校班で行く姿を見送る事や
「おかえりー!」と家で言ってあげる事を私なりに楽しみにしていて
その楽しみが当たり前のことだと思っていたのだけれど…
入学式が終わったその日の午後に
息子が交通事故に巻き込まれました。
入学式の前日に買ったばかりの自転車が嬉しくて嬉しくて
帰って来てから庭先で乗って遊んでいました。
私が次女を抱いて、息子の自転車遊びに付き合っていたのだけれど
次女がうんちをした為に「オムツ替えて来るから待っててね!」と家に入ってしまい
その数分の間に息子は公園に行きたいと思ってしまい
家のすぐ裏の公園へ行ってしまい
そこの公園で自転車を走らせていたようで。。
公園内を一周して家に戻って来ようとし
道路で左右確認していた時に
車に突っ込まれました。
私が戻った時には、道路の隅の方で右足を抱えてぶるぶる震えながら泣いてる息子がいて
ズボンを捲ると、発狂してしまいそうなほど、息子の脚が腫れ上がっていて
すごく寒い日だったのに、脂汗をだらだら流しながら泣きじゃくっていました。
そのまま下の二人を連れ、息子の乗る救急車に同乗し病院へ行きました。
搬送先の病院でありとあらゆる検査を受けて
結果、右の脛(脛骨)を骨折してました。
骨折した事でかなり出血をしたから、脛の腫れが尋常ではないくらい腫れ上がってしまい
ある程度、腫れが引かないとギブスを巻けない、これ以上腫れ上がってしまうなら脚の左右を切開して腫れの逃げる範囲を作らなきゃならない、との事で、折れた脚のまま、腫れが引くのを待つしかありませんでした。
痛み止めも効かず、ただベッドの上で仰向けのまま痛い痛い痛い痛いと泣き続ける息子を見ているのは、今まで経験したことのない辛さでした。
3日目に、少しだけ腫れが引いたからとの事でギブスを着ける事になり、折れてる脚を持ち上げられ、グイグイとギブスを巻かれ泣いている息子の泣き声は、事故当時から泣きっぱなしだったせいか枯れていました。
ギブスをつけれたら一安心かと思いきや、太股までギブスで固定されているため、松葉杖を使う事ができず車椅子必須の生活を送る事になり
ギブスをしている間は車椅子って事は、家での生活は?学校は?と、次から次へと対処していかなきゃならない課題が出てきました。
ギブスを着けてからも、骨折以外に足首も捻挫してひどい腫れ方をしていたから、ギブスで固定されたことによって余計に痛くなってしまったり
ベッドの上で排泄もしなきゃならなかったり
次々と息子にも試練がありました。
そして、息子の体調が安定してきてからは簡単なリハビリが始まったり、外泊が許可されたりして
事故に遭った日からちょうど1週間後に退院しました。
退院してきてからは、本当に何をするにも介助が必要だから、とても私一人で今までのようにはやっていく自信がなく、旦那には休んでもらって、二人がかりで家の中をまわしてました。
学校も、最初は1時間、次は2時間と慣らしのように行き始めて
ようやく、先週の水曜日から一日しっかり学校で過ごす事ができるようになりました。
それで、旦那も先週の金曜からまた仕事に復帰しちゃったから
また私一人で頑張り始めた所です。
息子は車椅子に座りっぱなしだから、おしっこも尿瓶でさせてあげなきゃならなくて
学校では車椅子の入れるトイレが教室から遠くて、しかも休み時間も短いから、友達や先生が息子のトイレに付き添うと次の授業が間に合わない
それと、息子も友達や先生に脱がされて排泄のお手伝いしてもらうことがイヤと言うことで
休み時間の度に学校へ行かなきゃならなくて。。
一日中、家を出たり入ったりしている状態です。
それでも学校へ行けるようになった事が、本当によかった。
「給食美味しかった‼」「宿題また出た‼」
こんな当たり前のような言葉を聞けるようになって本当によかった。
毎朝、学校と幼稚園へ送って行くだけなのに家と駐車場を5往復
休み時間の度に学校へ行くから、40分ずつに分けて家の事して
息子→長女の順に迎えに行って
そのまま買い物して
家入るのにまた3~4往復して…笑
息子が完治する頃には私ボディビルダーになってそ。笑
車椅子って結構重くてさ。
車からの上げ下ろし、全身の筋肉使うかんね。
そんな事はいいとして
今回の事故は一応、警察の現場検分が終わったからはっきり分かったんだけど
間違いなく息子は飛び出しをしたわけでもなく、停止の状態で左右確認中、突っ込まれたと言うこと。
加害者は、住宅街の地元民しか通らないような道路をスピードの出しすぎ&よそ見をしていた為に、息子に突っ込んだと言うこと。
そして、息子の診断書が「3ヵ月の見込み」となっている為、これから検察に送検されます。
痛い思いをなるべくさせぬよう
丈夫な身体で元気に育つよう
大切に大切に大切に大切に育ててきた息子です。
赤の他人に大切な息子の脚一本折られた悔しさ
加害者がご飯食べたり寝てるだろう時にも、痛みに悶える息子の姿があった事への怒り
代わってあげたいと心底願ってみても代われなかった辛さ
絶対寛大になんてなれない。
厳重な処罰を望みます。
そして、息子の骨折は、かなり厄介な折れ方をしているために完治するには一年半はかかるとのこと。。
今年はもちろんの事、来年の運動会もだめだろうと…
小学校は5月が運動会だから、今は運動会の練習が忙しい時期で…
息子は一人で校庭の片隅でみんなの練習の様子を見学しています。
幼稚園で毎年1等賞をとっていた息子には、辛すぎる時間だと思います。。
先週の二週間検診でも、骨折の治り具合に明るい兆しはなく、本当にこれからが長い長い道のりなんだなぁと。
まだ一度しか履いてない上履き
まだ一度しか背負ってないランドセル
まだ一度も自分の足で登下校した事のない小学校生活
神様がいるなら息子の願い聞いてあげてくれないかな。
壁に鼻くそつける程度の事しか悪い事もしたことない6才なんだよ。。
今なら「新しいゲームのソフトください」とは言わないはず
どうか…一日も早く、歩けますように。。
