本日は僕が監督を務める京都大学フットサル部の全日本選手権準々決勝。

京都大学vsリンドバロッサ京都

結果は1-9で大敗。




関西リーグ1部のチームに何とか勝利を収めたかったが、全てにおいて相手が1つも2つもレベルが上でした。






例えば腕の使い方1つ、相手選手はボールを失いそうになれば腕の力やケツを巧く使いガードする。



失ってはいけない所では一度切る。キーパーに戻す。などして失点に繋がるようなロスをしない。



身体の入れ合いでは強引にでも奪い切る。
こちらの選手の横パスが緩いと判断すれば一気にスピードを上げてパスカットに入る。その瞬間には数人が駆け上がってる。

シュートは枠に入れる、ラストパスはミスらない。など。




しかし、負けはしたものの本当に最後までアグレッシブにDFで奪いに行ってくれました。
勝負を諦めない事の大切さ、気持ちを強く持つ事。


今日のチームを誇りに思います。


点差は付いたが恥じるゲーム内容ではまったくなく、最後までスピーディーな展開だった。
高い位置で何度も奪いチャンスも沢山作ってくれた。
だからこそ悔しいし勝ちたかった。



それでも僕がさっき書いたような小さな差は経験上、ゲームを決める目には見えない大きな差となる。

そしてリンドバロッサが素晴らしかったのは最後まで大学生相手に抜いてくれなかった事。
ゲームスピードも落とさず、上から目線のような立ち振る舞いもせずメンタル的にも紳士に、完璧に倒してくれた事。



フットサルはシンプルで奥深いスポーツです


ボールの持ち方1つで、受けるポジショニング1つで、目線1つで二手先三手先が読めるし決まる。

フィジカルも決して疎かにしてはならない。


「初速」や「筋力」シンプルに「体重」といったものもこれからの京大にとって、とても大切なキーワードになるだろう


あとはこの試合に出場し、経験を得た下級生達がどう感じてこれからどう取り組むか。
あのレベルの選手達に勝つ為にはこれから自分の時間をどう使うか。ですね



人(選手)は負けた後が大事。



僕は今日の経験が必ず数年後生きてくると信じる。









これで引退する四年生達は本当にお疲れ様。
よく四年間付いてきてくれました。

ありがとうと、そしてこれからは京都大学フットサル部ファミリーとして一緒に成長させていこう