大人と話してる方が
楽しくて「楽」な小学生
自分を振り返る。
自分は、何を我慢していた?
自分は、何を言いたかった?
出欠席のようす | |
---|---|
授業日数 | 243 |
病欠 | 9 |
遅刻 | 1 |
早退 | 1 |
担任所見
【1学期】
自分の考えで行動することができ、何事にも意欲的に取り組めました。苦手な逆上がりを克服するなど、努力家の一面もみられました。活発な性格が、時には過ぎることもあり、友人に厳しくあたることもああったので、気をつけさせたいです。
【2学期】
自主的に学習や係活動にのぞみ、どの教科にも努力の跡がみられました。また、礼儀正しくけじめのある態度がとれました。しかし、休み時間など、なかなか外に出ないことが時々あり、オルガンを弾いたり、本を読むのもよいですが、外へ出てもっと多くの人と遊んで欲しいと思います。忘れ物については、まだまだ努力が必要です。
【3学期】
1年を通して、何事にも関心を持ち、自分の目標に向かって努力してきました。社会では歴史などに興味を持ち、自分なりの年表をノートに整理するなど、自ら学習する態度が身に付きました。友人からの信望も厚く、自分の理想を追うのもよいですが、時にはまわりに合わせることも大切です。
特性をうかがわせる部分
- "活発な性格が、時には過ぎることもあり、友人に厳しくあたることもあったので、気をつけさせたいです。"
- "休み時間など、なかなか外に出ないことが時々あり、オルガンを弾いたり、本を読むのもよいですが、外へ出てもっと多くの人と遊んで欲しいと思います。"
- "忘れ物については、まだまだ努力が必要です。"
- "自分の理想を追うのもよいですが、時にはまわりに合わせることも大切です。"
これらの表現は、社会的な相互作用の困難(友人に厳しく当たる、外で遊ぶのを避ける)、日常生活のスキルの困難(忘れ物が多い)、執着行動や固定観念(自分の理想に固執)を示唆しています。
3年生、
クラス替えがありました。
担任になったのは、
新卒?2年目?3年目?
若い女の先生でした。
クラスが騒がしく、
先生の話を聞いていないと、
やかましい!!
と、大声で怒鳴る先生でした。
あまりに怒鳴りすぎて、
声が出なくなってしまった時もありました。
囁くような声で授業をしていたのを、
鮮明に覚えています。
この先生の一番の思い出は、
作文の授業です。
先生が色々仕込んで、
教室に入ってきて、
色々行動を起こすんです。
その様子を、
実況中継のように作文にする。
みんなは、
先生は、○○をしました。
次に、○○をしました。
とか、
そんな感じで書いている中、
わたしは、
先生は、
わたしたちに書かせることを作るために、
ベルマークのふた
(ベルマークを貯めていた容器のふた)
までかぶってしまった。
という、
一文を書いたことを覚えています。
のちに、
灰谷健次郎の「兎の眼」という本を読みました。
中学1年生の時だったと思います。
あぁ、
先生はこれを真似したんだ!
と、若い先生の、
理想と熱意を感じました。
担任所見からは、
自分の理想を追うのもいいですが、
時にはまわりに合わせることも大切です。
この頃から、
まわりのお友だちから、
「浮いてる感」は、
自覚があったような気がします。
大人と話している方が、
楽しくて楽!!
先生にまとわりつくそんな児童。
保健室の先生や、
図書室の先生とも仲良しで、
休み時間など、外に出て、
子ども同士で遊ぶよりも、
本を読んだり、オルガンを弾いたり、
何より大人と話してるのが楽しい、
そんな子でした。
まる。