知人のセラピストさんが、不登校のお子さんをお持ちの方のセラピーをされているということで、僭越ながらアドバイスさせて頂きました
あくまで私の個人的な見解ですが、僅かでもお困りの方のお役にたてばと思い、投稿させていただくことにしました


不登校の問題は唯物的な常識とも深く関わっています。これまでにもお話しはしていますが、ちょっとまとめてみます。


◯学校へ行くこと(皆と同じであること)が正解、正道だという常識の枠にとらわれた親、または周囲の見識そのものに歪みがあると思われます=生命より大切なものはないですよね!


◯大人の見識、大人が理想とする成功=成長は「お金の集め方に長けること」であり、
今の子供や若い世代の理想である「平穏でいること」という精神的成長の方が人としてはるかに必要なのではないかということ→魂の生まれ変わり回数が多い成熟した魂は子供や若い世代の方に増えているようです


◯今の学校教育は競争を是とする教育であり、それは経済至上主義に生き残るために必要だから行われる教育であります

ところがその競争が闘争心を生み、それが膨らむと戦争に繋がる(その子供自身が戦闘的でなくとも、脳波が競争や闘争の波長になるとそれは電磁波として空間に広まり、それがマクロに広まることによって戦闘的精神性の人が増える)ということに、私達親の世代が気付けていません


◯子供の成長は肝木が司り、その気は肉体的成長を促すために少し波動が粗い傾向があります

また理性を司る肺金がまだ成長しないため緻密な波動が出ない→精神的成長が早い子供は波動が緻密で繊細であり、普通の子供たちに多い粗い波長の中にいることが苦しい→無理にその中にいさせると緻密な波長を壊し、心を閉じ込めてしまう(粗い波長から身を護るために気を閉じる)これが引きこもりであると解することができます


◯不登校のお子さんをお持ちの親御さんの最終的な心配は「仕事ができるか」ということです

学校へ行かないと理論が習得できない→仕事が出来ないという心配が起こる、これは経済至上主義の中だけで見れば当然の心配だと思います

ところが最近では、理論よりも経験と感受性が必要とされる仕事が増えている→農業、医療関連(学歴がない場合はヒーラー)、服飾(特に自然素材を使ったものやエコに注目したもの)、食に関すること...これらは環境破壊に繋がる経済活動ではなく、「生きる=衣食住」に関することであり、生命の営みそのものに近い、精神性を高める職業でもあると考えています


トータルすると、これらのことを親御さんに感じ取って頂くことが重要ですね

そしてその親御さん達が理解を始めて下さったら、次は親御さんと周囲の人達との軋轢が生まれるので、親御さんに寄り添ってあげること、親御さんの心のケアが重要になってきます


不登校は「唯物的常識、経済至上主義が生み出した歪みであり、あるいはそれがおかしいと気付かせてくれる大きな気付きの糧である」と私は感じています

その気付きを精神性の高い子供達が自分を犠牲にして提供してくれているということではないでしょうか

まだ大多数の方はその唯物的常識の枠内におられるので、

気付きが起こった方は少数派に入るのですから、周囲との軋轢など少し辛い思いもするけれど、精神性を高めるという意識が生まれると思います
そしてそのお子さんを心から愛し、慈しみ、平和と調和の波長で支えていかれることと思います

私達治療者がこれらに気付くための一番いいポジションにあると思います
多くの方に気付きを提供しましょう!