心と身体と暮らしを「ナュラルに美しく維持する」そして「排毒を促し、メンテナンスをする」サロンです。
肩が凝る人。凝らない人。
たぶん、凝らない人のほうが少数派。
小学生だって凝ってツライ子がいる現代です。
そもそも、どうして肩が凝るのでしょうか?
そのメカニズムを、PCを例にお話します。
パソコンを操作する姿勢では、頭の重さ(大人の平均6kg)を支えるために首や背中の筋肉に負担がかかります。
負担がかかった筋肉は、チカラを出して重さを支えます。
筋肉の中で化学反応が起こり、エネルギーを消費して収縮力を発揮します。
このとき一緒に発生するのが、疲労物質と呼ばれる成分。糖や脂肪などのエネルギー源を燃やしたり、神経が働くときに発生する副産物です。
これが肩こりに直結するのではありませんよ。
筋肉を動かしているときも疲労物質が発生します。
でも筋肉が活発に伸び縮みしていれば血液がぐんぐん流れますから、疲労物質は流れ去ります。
全身の疲労感はあっても、肩こりのような局所の嫌な感じはあまり生じません。
(筋肉痛にはなりますけどねw)
でも、パソコンの前で作業しているときは、動いているのは指先ぐらい。
負担のかかっている肩や首の筋肉はほとんど動きません。
血流が悪いので、疲労物質がたまってしまいます。
つまり肩こりは、血の巡りが局所的に悪くなっていることのサインなのです。
ね?これも、カラダが教えてくれるサインなんですよ。
長時間作業をしていればいるほど、どんどん感覚が麻痺していく・・・
でも、まぁ、そんなことを忘れるぐらい集中するのは悪いことではなく、むしろ誇らしいことでもあるわけで。
作業が終わったら、筋肉を伸ばしてあげてくださいね。
筋肉を緩めるには、まず、温めること。
お風呂でじんわり血流を流して、ボディを洗いながらリンパのマッサージ。
そしてストレッチをすると、最高の自己メンテナンスです◎
月に一度ぐらいは 整体やアロマトリートメントなど プロの手に委ねる。
カラダは魂の乗り物。 そして、代えることができないのですから、いたわりとメンテナンスを、ぜひ。
次回は、「カラダの声」=ホメオスタシスの一環 です。