春に聞き逃した
聴いた友人たちが絶賛していて、
中には習い始める人までいて、
聴いてみたいなぁと思っていたら、
るりちゃんがCReBarに呼んでくれた
お蔭で、すぐもう手が届くような場所で
生まれて初めての
インディアン・フルートの演奏を聴けた。
るりちゃん、ありがとー。
友人がいっぱい来ていてお喋りをしていたら
急にマークさんが現れて
いきなり演奏が始まった
スタンバイのフォームがかっこいい
森みたいな感じだった。
お茶目なMCがあり、
2曲目は精霊を呼ぶ曲。
曲ごとに使うフルートも違って、
もちろん音色も違う。
精霊を呼ぶ曲は確かに精霊が来るような感じ
次の恋の歌は 聞きながら
｢あなたは熱烈に私に愛を送ってくれるけど、
でも私を残して死んでしまう。
愛を知った後の一人ぼっちは辛い」
という氣持ちになった
インディアンだった頃の思い出なのかしらん。
マークさんが一番影響を受けたという
なんたらさんというセドナの方の曲は
頭の上がスカスカして天と繋がる感が
半端なかった。
これはセンチュリーツリーの
手作りの笛なんですって。
ホタルの曲も泣けたし、
びっくりしたのは、ラストで
｢北米インディアンじゃないけど」
といって吹いた「コンドルは飛んで行く」
全身鳥肌が立った
あー、やっぱりわたしは北米より南米、
つまりはマヤなわけねー
ホピやマヤの言い伝えに
北のイーグルと南のコンドルが出会うと
世界が平和になる
というようなものがあったと思うけど、
マークさんはトーテムアニマルがイーグルなんだって。
イーグルがコンドルを吹いた
ってことよね
最後の方でマークさんが
『ミタクエ・オヤシン（All My Relations）』
の解説をしてくれました。
～私に繋がる全てのもの～
というラコタ族の言葉なんですって。
私に繋がる全てもの。
なんて素敵な…
そしてその後に朗読してくださった
ネイティブ・アメリカンの祈りが
これが泣けた。
フルートの演奏もすごかったけど、
朗読も心が震えた。
一生懸命ググってやっと見つけたので
自分のための忘備録として載せておこう。
〔祈り〕
おお、大いなる精霊よ、
その声を、私は風の中に聞き、
その息吹は、この世界のすべてにいのちを与える、
大いなる精霊よ、私の祈りをお聞き下さい。
私はあなたの前に一人の人間として、
あなたの多くの子供たちの一人として立っています。
私は小さく弱い。
私にはあなたの強さと智慧が必要です。
どうか私を美の中に歩ましめ、
赤紫色に映える夕空をいつまでも見守らせてください。
私の手が、あなたの創ったすべてのものを大切にし、
私の耳が、あなたの声を聞き漏らさぬようにさせて下さい。
あなたが私たちにお教えになったことども、
一枚の木の葉、一つの岩の下にも
あなたがそっとひめた教訓の数々を知ることができるように、
私を賢明にして下さい。
おお、私の創造者よ、
私は強くありたい。
私の仲間に打ち勝つためにではなく、
私の最大の敵、私自身と戦うことができるように。
汚れのない手と、まっすぐなまなざしをもって
いつでもあなたのみもとに行くことが出来るように、
やがて、私のいのちが
あの夕焼けの空の色のように消えるとき、
私のたましいが、なんの恥じ入るところもなく、
あなたのみもとに行くことが出来るようにさせて下さい。
終演後はバーバ特製のキーマカレーとポテトサラダ。
デザートはもっちもちの白玉入りぜんざいと
一口チョコケーキorチーズケーキ(私は両方食べた
）。
素敵な演奏、
美味しいご飯、
「鏡の向こうの人」ユニット2人、
友人たちとの語らい、
そして美しい満月。
(りっちゃん撮影)
全ては完璧