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こんにちは、リーフです。


突然ですが皆さんは自分が好きですか。


私はずっとずっと自分が嫌いでした。

出来ることなら自分という人間に産まれたくなかったです。


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自分ではなく全く違う何者かになりたかった頃。


私は大学生のときくらいまでものすごい完璧主義者で脅迫観念が強く、何事も白黒つけないと生きていけない性格でした。


そしてとにかく今の自分には満足出来なくて劣等感の塊。

自分が醜い、ブサイク、生きてる価値がない。

ひたすら思っていました。

でもそういう思いをネガティブだとは思わず普通の事で、むしろなぜみんなはそう思わないのか不思議でたまりませんでした。



なんのために生きているのか

なんのために産まれてきたのか

生きたいと思う人よりも死にたい自分が生きてるのはなぜなのか


何冊も何冊も本を読んだけど

誰も答えを教えてはくれませんでした。


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就職活動中に私は極度の焦りを感じていました。


このまま普通に日本で就職して働き始めたら私は本当に存在価値が0になってしまう。


人と何か違うことをしなければ何か「すごいこと」をしなければ生きていてはいけない。

と。


そして選んだのが海外に住むということでした。

当時の私の中で「すごいこと」というのはそれでした。

そして自分に更に条件を課しました。

海外に住むにあたって、
留学はだめ
インターンもだめ
ワーキングホリデーもだめ
旅行もだめ

そして日本人のいないところ。

今考えればこんな条件を課した自分は頭がおかしいです。


でも、それが自分なりに必死で考えた

「人と差をつけて自分の存在価値を発生させる」

という最大の方法でした。


そして、インドでレストランの仕事を見つけました。

留学でも、インターンでも旅行でもワーキングホリデーでもない。


でも、1ヶ月のお給料は週6日8時から7時まで働いて4000円でした。



普通の精神状態では絶対に受け入れないはずなのに私は逆にテンションが上がり即インド行きを決めました。


お給料が低い

というのも自分の価値を上げてくれる一つの要素になると思ったからです。




異国の土地でお金の損得なしに一生懸命働く日本人女性


そんな言葉が頭をよぎり

ああ、これで私もやっと唯一無二の存在になることが出来る。




みんなと同じように存在意義が発生する。

素晴らしい人生が待っている。



当時の私には希望しかありませんでした。

しかし

インドでの生活は過酷そのものでした。


ライフラインがそろっていない。
ネットが繋がらない。
何を食べても下痢と嘔吐が止まらない。
ネズミがそこら中に、部屋中にいる。
洗濯は川。
お金がない。 


よく、スマホやSNSは必要悪だという人がいますが私は一年間ネットのない生活をして

正直無理でした。

自分が完全なる現代っ子であることに情けなく思ったし、所詮私はここまでの人間なのだと思いしらされましたがやはり生活の娯楽として私には必要なツールでした。


何度も何度帰りたいと、
投げだしたい、逃げたいと思いました。


でも、私はここで帰ったらまた存在価値が0になってしまう。


その恐怖で帰るという決断が出来ませんでした。


でも、

私は弱い。

とても弱い人間です。


人間は追い込まれると狂気に溢れ自身を見失うということも身を持って思い知りました。



長くなってしまったのでまた次の記事に書きます。


ここまで読んでくださった方本当にありがとうございますm(__)m


また更新します。


リーフ