いつもご覧くださりありがとうございます。



当店は本革のみならず、


合皮、布帛のオーダーメイド やお直し、リメイクを承っております。






今までは本革と合皮の価格の差をつけてましたが、
合皮は耐久性が低いためすぐに破れてしまうことがあります

今後は中に芯を入れて補強をいたします

そのため本革と同じくらいコストがかかります。


合皮も今までとは違う合皮を扱うことになり仕入れ価格がアップしてしまいました…
バッグのデザインにもよりますが、



一部、本革と合皮は同じ価格とさせていただきます






合皮(合成皮革)は、革に似せて作られた人工物です。 

編織布や不織布の上にポリウレタンコーティングや塩化ビニール加工でコーティングをして着色し、革の模様をプレスして完成したものが合皮(合成皮革)になります。

動物の皮を元に作られる本革とは、全く違った構造です。 天然由来で作られるのが本革で、原油由来で作られるのが合皮です。



以前はカラーバリエーションがもっとありましたが、耐久性が低くのもあり今後はこちらのカラーバリエーションになります






合皮のメリットは、
・雨の日に持っても色移りしにくい

・汚れに強く、汚れを水拭きすることができる。薄めた中性洗剤でオッケー。
・水拭きできることでメンテナンス(お掃除)が簡単。

・耐水性がある(表面のみ)
表面に統一感がある





合皮のデメリットは、

・革に比べて寿命は短い。年々少劣化していく。
・耐久性がそんなに高くないので、色あせや刺激に対する破れなどに気をつけなければならない。
通気性がほぼない。
・冬など室温の低い時にレザーに直接触ると冷たい。




本革のメリットは、

・丈夫で耐久性が高い。大切に使うと長期間使える。
・吸湿性、通気性も優れている。耐熱性もある。
・アレルギー原因になるホコリやダニがつきにくい。
・肌触り、座り心地が良い。肌に吸い付くような感触が良い。
・使い込むことで革が柔らかくなじみ、革が持つ本来の味わい深い色合いになってくる。




本革のデメリットは、

・メンテナンスに革素材専用のクリーナーや保護剤などを使用する必要がある。
・水に弱い。水や汗が付いたまま放置するとカビやひび割れの原因になる。
・革そのものの独特な匂いがある。
・室温が低い場合、革が冷たく感じる。
・耐熱性はあるが、高温の場所に長く置くと傷みやすい。



☆本革の色ムラ、シワについて


天然皮革を使用する製品のほとんどが、天然皮革ならではの風合いを生かして作られているため、表面にキズ・色ムラ・シワがある場合がございます。特性上、革の表面にはキズ・色ムラ・シワなどがございますが、良品となりますので予めご了承ください。



☆本革の色移りや色落ちについて。

水濡れ(雨・汗など)や日焼けによる色落ち、退色は避けられませんので、夏季、雨天でのご使用、また淡い色の服装に合わせる場合は十分にご注意ください。



革を仕入れ時に確認はしていますが、天然素材のため、雨にあたってしまったり、汗に触れると、色落ちや色移りの可能性はゼロではありません。

革製品のすべては水に弱く濡れることで色落ちしてしまいます。



同じ革を使っても、人それぞれの汗のかき方により色落ちがでる場合もございます。
実際、同じ革をお使いの親子が娘さんだけに色移りがあることがありました。
お母様は全く色移りはありませんでした。

汗で衣服が濡れていたり、革自体が濡れていると色落ちはし易いと言われています。

手持ちのバッグでしたら服に擦れることも少なく色落ちする可能性は低いのですが、ショルダーバッグや肩がけバッグのバッグは水に濡れると衣服に色移りする可能性は高いです。


色移りがご心配のお客様は本革ではなく、合皮でのご注文をおススメします。

ショルダーバッグなど体にフィットする部分が多い生地はバッグは本革でも紐は合皮をオススメします


仕入れ時には、確認はしておりますが、100%色落ちしない保証はありません。
本革での製品のお渡し後のクレームや返品は受け付けしておりませんので、ご了承くださいませ。










本革の良さ。
合皮の良さ。
布地の良さ。




それぞれの良さを知り、お客様がお作りしたいものに合う素材をお選びいただき、金額の相談もしながらのサービスを提供していきます。





合皮でのご注文はバッグのみとなっております

お財布や小物は本革のみのご注文をお願いしております




長く愛用してほしい。


そのためには色々と試行錯誤を繰り返しながら作っています。

またお客様の声でさらに良いものを提供できるよう日々努力しております。


仕入れ価格も以前よりも高くなっております。
価格を上げるのは心苦しいですが、ご理解の程よろしくお願いします



今後ともよろしくお願いします





Ricco 黒沢貞生