長崎県諫早市の家計整理アドバイザー・整理収納アドバイザーの作下裕美(さくしたひろみ)です。
2020年最初の片付けサービスに行ってきました。
(現在の片付けサービスは、新規の方は受け付けておりません。これまで1度でもお申込のあった方のみ対応しています。)
この日は、モノの仕分けの作業がメインでしたが、仕分け作業(モノの整理)でよくあるのが、
もう必要ないって分かってるけど、なかなか捨てられない!
という葛藤^^;
収納スペース的にモノを減らさないと解決しない場合も多いのですが、思い出のあるモノ、昔好きだったモノ、趣味で集めていたモノは、減らさなきゃと分かっていてもなかなか捨てられませんよね・・・。
なので、最初の整理では「使わないけど残す」という判断をしがちです。
そうすると、収納スペースに収まらないのですが、私はそれはそれでいいと思います。
なぜなら、この時はまだ通過点だからです。整理はここで終わりではありません。
大事なのは、この時「○年○月○日に整理済、迷ったモノ」などの記載をどこかに残しておくこと。
例えば、ビニール袋やダンボールなどに残すモノをまとめて入れて、上記のことをマステなどで書いて貼っておくとか。
そのうえで、再度、半年後や1年後にもう一度その中身を整理するつもりで見返して下さい。
時間が経つことで、「あの時は捨てたら勿体ないと思って残してたけど、結局この1年間、1度も使わなかったな。このダンボールがなくなれば、部屋に出しっぱになっている○○が置けたのに…」とモノの価値観が変わることが良くあります。
これは私も実体験として、ボールペンの話をよく話すのですが、モノが捨てられない時は、モノがなくなることのデメリットばかり考えているんです。
・もしかしたら使う日が来るかもしれない。
・誰が欲しい人が現れるかもしれない。
・捨てなきゃ良かったって後悔するかもしれない。
とかね。
でも、時間が経つことで、「この前はそう思ってこの1年残してたけど、結局使ってないしなくても困らないんじゃないか?モノが多すぎて片付けも全然進んでないし、これがなくなればスペースが空くよね!」
と、今度はモノが減ることで、こんなメリットがあるんだ!という気持ちが自分の中で大きくなってきます。
そうやって、過去の思いと今の思いを比較し、使わないモノはやっぱり残していても良いことないじゃん!と自分の中で納得すると捨てられるのです。
ここで大事なのは、比較すること、です。
デメリットとメリットを実際に体験して比較することで、やっと腑に落ちるわけなのです^^
いくら他人が「使わないならスペースムダだから捨てなよ!」と正論を言ってきたとしても、自分で実際に体験して納得しないと捨てられないんですよね(´д`)
だから、最初の整理で、「使ってないけど捨てられないから残す」と判断することは、最終的にモノを納得して整理するために、ムダなことではないし、必要なコトなのですね。
もちろん、最初からモノをバンバン捨てられる人もいますが!(^^)!
整理してみたけど、なかなか捨てられなかった…
と言う人は、その時の記録(整理した日付など)を残して、もう一度、時間をおいてやってみて下さい!
気持ちの変化があると思いますよ~^^
では、また!
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