長崎県諫早市の家計整理アドバイザー・整理収納アドバイザーの作下裕美(さくしたひろみ)です。
以前、あるメディアのインタビューで、
片付けで一番大切なことはなんですか?
と言う質問を受けました。
片付けで一番大切なこと、何だと思いますか?
・定期的にモノを整理すること
・自分やその場所に合った収納方法
・見た目をおしゃれにすること
・家族の意見を聞くこと
・使ったら元の場所に戻すこと
どれも大事ですよね!
でも、色々ある中で、一番大切なのはどれか?と聞かれたら、
適正量をキープしていくこと!
だと私は思います。
自分の暮らしに必要なモノの適正量
そのスペースに見合ったモノの適正量
どちらも大事。どちらかが欠けてもダメです。
適正量をキープしていくことが、きれいで片付いた状態をキープしていくことにも繋がります。
ここは我が家の玄関にあるタオル置き場です。
浴室で使うタオルは別にあり、ここにあるのは主に、
・畑仕事や野外清掃
・娘の保育園でのプール
・雨に濡れて帰ってきたとき
・近所のお風呂やさんに行くとき
・トイレと洗面用
など、トイレと洗面用以外は外で使う場合が多いです。粗品や内祝いで貰った、色や柄がバラバラのタオルを使っています。
今、この棚にはタオルが9枚あり、ほかに使用中のが2枚、洗濯で干してあるのが2枚、計13枚あります。写真ではまだスペース的に余裕がありますが、洗濯から戻ってきたタオルを入れるともうギュウギュウです(゚Д゚)
そして、我が家に必要な量でいうと、適正量的には10枚で足ります。でも、去年は粗品で貰うタオルが多く、適正量を超えてしまいました(-_-;)
さて、この状態がずっと続くとどうなるでしょう?この後も粗品のタオルを貰うだけ貰って、数が増えていくとどうなると思いますか?
まず、下の方のタオルは使わなくなります。
そして出し入れがしにくくなって、無理矢理隙間に詰め込むようになり、さらにぐちゃぐちゃになります。最後には別の場所にポイッと置くようになります。
そうやってタオルの散らかった山がいくつも出来上がっていくのです。そういう家、たくさんあります!
そうなる前に、モノの量が適正量を超えるようになったら元の適正量に戻してあげる!
1度片付けたとしても、適正量をキープ出来なければ、必ずまた散らかります!
我が家のこのタオルも早速、整理をして適正量に戻してあげました。
古くなったタオルは、年末の大掃除や洗濯機のホコリよけに使います。
ここが大掃除などで使う古布を置くスペース。タオル3枚をこちらへ移動。
そして、洗濯機の四隅にも。
ここにタオルを敷き詰めるとホコリよけに効果抜群!毎年1回、前後左右の4枚ずつ取り替えます。
適正量が守られれば、出し入れもしやすい。
そうすれば、収納の中もきれいがキープ出来るし、表にモノが溢れることもなくなります。
タオルやハンカチは増えやすいアイテムなので、まずは「我が家の適正量」を決めてみましょう!
それよりも増えてしまったら、整理をして元の適正量に戻してあげる。
片付いた状態をキープするには、適正量をキープする!
これ、片付けの重要ポイントです^^
では、また!
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