天気:晴れ
何度かこれまでも
書いてきましたが、
パリは物乞いが本当に多い街です。
そしてその物乞いも
多種多様なのですが、
特によく見かけるのが
ファミリーで物乞いをしていて
道の端に布団を敷いて、
布団に包まりながら
物乞いをしているケース。
そして、
彼らを見ていて思うのが、
ほとんど悲壮感がないことです。
もしかしたら
生まれたからずっと
物乞いをして生きてきたから
なのでしょうか。
その生活が普通なので、
悲壮感を感じないのかもしれません。
※そして例え悲壮感を出していても、
それは演技な気がしてしまう。。
その彼らは、
お金を貰うために声を掛けてくるのですが、
人通りが多い場所だと、
不特定多数の人達に
声を掛けるわけです。
そしてその声の掛け方が、
あまりに"お金を貰う"掛け方じゃない
ケースが多いので、
思わず笑ってしまうことがあるのです。
その声の掛け方は
こんな感じ。
↓
全く心を込めず、
大声で連呼しているのです。
日本語にすると
こんな感じです。
↓
ったく、
"こんばんは"って言えば
いいものじゃないでしょ！
さらに、その"ボンソワ"を言う時、
全然前を見ながら言ってないケースもあります。
つまり、よそ向きながら
"ボンソワ、ボンソワ！"
って言ってるわけです。
なめてますよねー
そして、
この"ボンソワ"連呼を聞いて連想するのが、
八百屋さんの掛け声です。
なので、
こんな感じに聞こえるのです。
↓
"はい、いらっしゃい、いらっしゃい！"
"はい、どんどんお金入れてねー"
"はい、どうぞどうぞー"
ぐらいの勢いです。
ったく、
そんなんでお金、入れる人
いないでしょ！
と思っていると、
これがまた入れる人、
いるんですよねー
主に多いと感じるのが
欧米系の白人。
何でしょう、
宗教的なものなのでしょうか。
私には全く理解できない世界です。。
他にも、
釣りのような方法で、
物乞いをしていたり、
お金を貰うカップだけ置いて
どっかに行っていたりと、
もうやりたい放題です。
そして、
悲壮感がありません。
※何度も言いますが、
悲壮感があってもわざとらしい。。
そして、悲壮感がない物乞いの場合、
お金を恵んで貰っても、
大して感謝しないケースも多いのです。
本当に分からない世界です。。。