ただいま、早朝6時、JFKです。
これから、シアトルに飛びますけれど、
フライト待ちの間に、
ずっと引っ張ってた、あの記事を・・・。
1億円の弁護士と、もしもし電話相談室!
やっと、アメリカでの訴訟 記事の続きでございなす。
第1章 訴えたられたスターバックス
第2章 アメリカでのクレーム対処
第3章 アメリカで訴訟を起こすのか?
第4章 アメリカ訴訟と1億円弁護士と、
とまあ、簡単に4章までの流れを申しますと、
40シミ世代の こりんごちゃん、乙女心から、市販のシミ取りクリーム塗ったら、
まさかまさかの 悪化っ!
薬品焼けしてしまったんですね。
自分の敏感肌を嘆き、医者に通い、なんとかヒールしないものかと願っていたのですが、
医者や、クリーム製造元に 相談すれど、なんの助けにもならず・・・
このまま泣き寝入りか、
と・・・
そこは、さすが、アメリカ!
お国柄が違うわ!
このシチュエーション、日本だったら、
あぁ、運が悪かったなと、自分を嘆き、それで終わりって感じだと思うんですが、
何でも自己主張の国アメリカ!
この苦痛を訴えるべきだ!
と、友達に焚き付けられましてね、
まさか、まさかの、
Sue ですよ、
訴えますよ。
しかも、紹介された弁護士が、Criminal (刑事事件) 弁護士で、
1ミリオンのケースを抱えていらっしゃる最中、
30万ドル以下のケースは扱わない、そんな弁護士様で・・・
とりあえず、友達からの紹介なので、
どんな状況なのか聞いてくれ、人身傷害専門の弁護士を紹介してくれるとのことで、一度 電話するようにと言われていた。
このアタシのヨタヨタ英語で、そんな弁護士に電話していいのかしらって・・・。
まあ、この弁護士は、刑事事件裁判が担当なので、どの道、アタシの弁護士になるわけじゃないから、気楽に電話してみようって、思いっきり腰引けてたけどね、
だって、クドイけど、1億円よ、3000万円以上の仕事しかしないのよ、この弁護士!
ドキドキしながら電話すると、
「Hello?」
出たっ、1億円! (弁護士だろが!)
「あ、あ、あ、あの、その、
友達からの紹介されました、こりんごと申しますっ。
シミ取りクリームを塗ったら薬品焼けを起こしまして・・・
とても恐縮ですが、友達が、これは人身傷害に当たると言われ・・・。
そのですね~」
「貴方の職業は何ですか?」
「へっ?」
「スーパーモデルとかじゃないですか?」
す、す、スーパーモデル?
アタシの声って、スーパーモデルっぽい?
(スーパーモデルっぽい声って どんなんか わからんが・・・)
「いえ、普通の会社員です。」
「どんな職種ですか?」
「医療系です。」
「薬品焼けを起こして、仕事に支障はありましたか?
出勤が出来ないとか、仕事にならないとか?」
「いえ、特に、薬品焼けのまま仕事しました。」
「では、この火傷により、収入に影響があったわけでもないですね。」
「特に・・・。」
「貴方が、スーパーモデルとかでしたら、30万ドルくらいには、なると思うんですが、
つまり、その火傷を負った部分、今回は、顔に当たるわけですが、
モデルは、それが商売道具になっていますから、売り物に傷着いた、ということで、仕事にならず、収入に影響が出て、そういった場合は、大きな賠償金の期待はあります。」
かなり、噛み砕いた感じで説明してくれた。
なるほどね、人身傷害を負ったことで、普通の生活に支障をきたしてしまった場合は、賠償金を求める。 これ確かに!
アタシ、顔に薬品火傷 負ったけど、普通の暮らしが出来てるから、訴訟する意味ないかなぁと・・・
「ちょっと、勘違いだったですかね、こんなことで弁護士さんを騒がせるなんて・・・。」
「いえ、そんなことないですよ。
私は、取り扱わないケースですが、他の専門の弁護士を紹介しましょう。
Eメールアドレスを教えて下さい。
え? アドレスのスペルをもう一度言って下さい。」
と、こりんごちゃんの発音の悪さで自分のEメールアドレスを何度も言い直して・・・。
他の弁護士を紹介してもらうことになった。
が、なんとなく、超多忙な1億円弁護士が、金にならないクライアントのために わざわざ時間割いて別の弁護士を紹介してくれるとも思わなかったし、
伝えたメールアドレスが イマイチちゃんと伝わったかどうか、
と言うこと、アタシ、スーパーモデルでもないし、この件は、これにて一件落着?
ってなんの解決もしなかったけどね、
ただ、スーパーモデルじゃないアタシ自身に ちょっとDepress しちゃったくらいで・・・。
やっぱり、アメリカで 訴訟を起こすなんてねぇって、
あ、ニューヨークには、日本語も話せる弁護士だっているじゃない?
同じ言語の弁護士だったら、もっと相談しやすいかも?
どうせダメ元の この件ですから、日本人の弁護士に相談してから、諦めてもいいかと・・・
日本人、もしくは日本語の出来る弁護士で、人身傷害を扱っている弁護士を探したところ、2人ほど見つけまして、
メールを送ったら、すぐに、片方の弁護士さんから折り返しの電話が入りました。
早速、事情を説明すると。
「お引き受けいたしましょう!」
あら、アッサリと、スーパーモデルでない こりんごちゃんの このケース、担当してくれるとのことで・・・。
あぁ、同じ人種、同じ言語って素晴らしい!
と、これから まだまだ波乱があるとも知らずに、
人身傷害訴訟の入り口にも立っていなかったことも知らずに、
長い道のりが続くのです。
こりんごちゃん、本当に、訴訟 出来るのか?
まだまだ続くのに、
シアトルから続けられるか?
シアトルも、ダンスとウエディングパーティなので、お楽しみにね~。
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