人生って、何が起こるかわからない、
それを、どう捉えて生活するかが、人生を楽しくも苦しくもする鍵であると・・・。
怒涛の週末が過ぎ去って・・・。
カラダが悲鳴を上げている本日。
夕べ日曜日のウチのバンドのライブショーから
今朝、月曜日、お金と豊かさを得る瞑想会まで、
ハラハラ、ドキドキの報告が山ほどあって・・・。
では、順を追って、
日曜日、朝一番で、キャプテンアメリカを見たあとは、
その夜、今度は、アタシのライブショー!
ロングアイランドで行われる、この そこそこ有名だというバンド (America Head Charge と Motograter ) の前座を務めるウチのバンド。
ロングアイランドにある会場は、NYCから、車で1時間半のところにあり、
ウチらのショーは、7時半からなので、会場には6時には着けるようにと、ブルックリンのスタジオを4時半には出た。
ブルックリンからハイウェイに乗って、30分くらいしたところで軽い渋滞にハマってノロノロと・・・
すると、隣を走っていた黒人マダムが、何かウチらに話しかけている。
「You got a flat tire!」
へっ?
慌てて車をハイウェイ脇に止め、全員 車を降りて、超ビックリ!
な、なんで、こんな時に限ってパンクするかなぁ~。
人生って、そんなものよね。
とりあえず、早くスペアタイヤに切り替えないと!
え~、大変、恐縮ですが・・・
フラットタイヤが、外れないっ!
エェェェ
タイヤ外れなかったら、スペアタイヤ付け替えられないやんっ!
タイヤ付け替えスペアタイヤは Ready なのに・・・
ウンともすんとも言わん フラットタイヤ・・・
ハイウェイ脇で佇む我々・・・
ちょうど、ドライブインとハイウェイのインターセクションで立ち往生していたウチらでして、
非常に交通の邪魔をしていたわけですが、
タイヤがパンクしているから、場所を選ぶ余裕などなく・・・
迷惑がってクラクションを鳴らす人達が3割、
お気の毒さまと 素通りしていく人たちが3割、
なんとか手助けしようとしてくれる人達が6割と、
ニューヨーク、まだまだ捨てたもんじゃないと感謝の思いいっぱい。
でも、タイヤ、外れね~!!!
巡回中のポリスが、
「お前ら、そんなところに止めたら困る!」
「じゃ、どこに どうやって止めればいいんですか?!」
どこか安全な場所にレッカーしてくれよっ!
ポリスは、警告しながらも、助けることも出来ず、早く修理しろ!と去っていった。
なんだそれ?
しかし、時は無情に刻一刻と過ぎ去って行き・・・。
会場到着予定に6時を回ってしまった・・・。
もう、ショーに間に合わないかもしれない、
焦りがイライラに変わっていたプチメタル。
こりんごちゃんはと言うと・・・
ふざけてた!
いやね、泣いても騒いでも、なるようにしかならないんだよ。
だったらイライラした分、損じゃない?
どうしたの、この こりんごの冷静ようは!
(現在、引き寄せの法則ポジティブマインド切り替え実施期間中でして。)
7時までに会場入り出来なかったら、ショーをキャンセルしようと、
キャンセルしたら、売り上げたチケットは返金すればいいし、
プロモーターに売上金を渡す必要なし。
チケットを25枚以上売り上げたら26枚目以降のチケット売り上げはバンドの収入になるが、
ローカルバンドが、地元でない、日曜日の夜のショー、しかも15ドルもするとチケットを25枚も売り上げるって至難の技で、
それでも13枚は売り上げたウチらはまずまずな方なのよ。
でも25枚売り上げてないから、その売り上げは、すべてプロモーターに喝上げされる。(言葉、あえて喝上げと言うと単語選びました。)
そして、その売り上げは、プロモーターとヘッドライナーのバンドの懐に入るだけ。
これが、ローカルバンドショーのからくり。
ウチらローカルバンドは、いわゆる、
鵜飼の鵜だよね・・・。
売りさばいた売上金、吐き出せっ!
そういう事、わかっていても、ショーをこなさないと、新しいファンを得たり、自分らをプロモートするためには、それも必要で・・・。
しかし、なんとショータイムが、たったの25分しかないと、先に会場に到着していた他のメンバーが、到着が遅い自分らを心配して電話して来た。
通常、ショーは、45分くらいで、7~8曲演奏出来るものであるが、
ロングアイランドまで出向かせ、15ドルもするチケット売りさばかせておいて、25分しか演奏させないなんて、
25分のショータイムなんて、4曲演奏して終わりだよ!
もう、悪徳商売だよね?
だから、このパンク事件で、
ショーをキャンセルすれば、売り上げたチケット代をみんなに返金して、
プロモーターに、ミスミス売上金を渡すのを間逃れ、一見落着でいいんじゃない?
運良く、タイヤ直って、ショーに間に合えば、それはそれでも、鵜飼の鵜も頑張って魚吐き出すエネルギッシュなショーをすればいいんじゃん?
でも、アタシはドラマーなんで、他の楽器より機材が多いから、7時に会場入りで7時半にプレイだと、スケジュールがタイト過ぎて 精神的に焦るんで、
ショーは楽しいんだけれど、
キャンセルになってくれていいと思ってた。
もう、どっちに転がっても結果オーライな訳で、
そんなんで、精神的に冷静な自分がいたわけね。
ここでイライラのエネルギー放っても、ネガディブに嫌な思いして、気分滅入るから、どう転がっても、ポジティブでいるのは、懸命策だよ。
と、
そんな時、ササっと現れた カッコいいアメリカンファーザーが、
トラックから工具を取り出して、パコーンとタイヤを外してくれた!
颯爽と現れて、あっと言う間にヘルプを終え、
Have a nice day! と言って去っていった。
なに、その 当たり前に颯爽過ぎる貴方。
スーパーマンかと思った。
アタシも、こんな紳士のように、当たり前のように人に手助け出来る人間になりたいわって思った。
こういう行為は、そうやって伝染するから、みんなで当たり前の思いやり感染させていきたいわ~。
と、しみじみしてたら。
「こりんご!
早く車に乗れ、置いてくぞっ!」
もうタイヤ直って出発か?
置いていってくれても構わんが、誰がドラム叩くんだよ。
でも、もう6時半回ってますけど?
ウチのバンド、ショーに間に合ったのか?
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