「やりたいことをやる」という話をすると、
必ず「やりたいことがわからない」という人が出てきます。
でもさ、
そういう人でも、
やりたくないことはあるでしょ。
どっちかっていうと、
そっちの方が、たいていはっきりしている気がします。
だからまず、
やりたくないことを徹底的にやめてみるといいと思います。
やりたくないことから解放されるだけで、
抑圧されていた「やりたいこと」が
浮上してい来ることも珍しくありません。
それじゃあ食べて行けなくなるとか、
家族を養えなくなるとか、
心配な人は、今まで通りの生活をしていればいいんです。
そうすれば、
いつか強制終了が起こります。
そのくらい追い込まれれば、
本当はどうしたかったのか雷に打たれたみたいに、
気づかされるでしょう。
だけど、
やりたいことをやるということにも、
とらわれなくていい。
やりたいことをやっていない自分は
ダメだと決めつけるのもやめる。
今、ちゃんと生きて行けて、
やっていい仕事があるだけでも、
ありがたいことじゃないですか。
そのことにまず心から感謝して、
心を込めて目の前のことをやってください。
そうすれば、なぜ今、
こんなことをやっているのか、
その深い意味にも気づかされるでしょう。
仕事がつまらないとか、
上司がどうだとか、
誰がどうだとか、
いろいろ文句があるかもしれないけれど、
世の中に、あなたを必要としている場所あるなんて、
なんて素晴らしいことなのか、
無職になってみればわかります。
「やりたいことをやる」には、
勇気が要ります。
自分の人生に、
自分で責任を取ると決めることでもあるから。
本当は、その勇気がないだけじゃないのか、
一回よ~~~く自分に聞いてみることも大事ですよ。
その結果、自分にはその勇気がないと、
心から受け入れられたなら、
その時点で、どうしたいのかもクリアになって来るでしょう。
それから、
以前の記事でもいったけど、
「やりたいこと」=「仕事」という枠に
とらわれているんじゃないかな。
今日のランチは、「絶対に藪蕎麦だな」
っていうのだってやりたいことなんですけど。
東京ディズニシーに行って、
ショーを見たいということも、
やりたいことなんですけど。
それがお金になろうがなるまいが、
仕事になろうがなるまいが、
そんなことはどうでもいいんですよ。
ただシンプルにやりたいかどうか。
それだけ……。
ということで、
本気でやりたいことをやる世界に移行したいなら、
まずやりたくないことを徹底的にやめること。
そして、お金とか仕事なんていう枠を取っ払って、
少しでもやりたいと思ったことをどんどんやること。
もっと大事なことは、
やりたいことがわからない自分のことも
受け入れ、抱きしめ、愛することです。
そこからリハビリしていってください。
それではまた
今日も素敵な1日を