敬老の日。
笑顔が素敵で
穏やかで
正月に作るおしるこがうまくて
竹細工に書く龍の絵がうますぎ
遊びに行くと押し寿司作りすぎてて
みんなにもたせてくれて
モツ鍋のアジが神で
コーヒー濃いめで
遊びいくとバスクリン持たせてくれて
帰りにタオルとお茶漬けくれて
自転車でどこでもでかけて
１０コ離れた弟が
産まれたときには
毎日ウチまで
面倒見にきてくれた
洋裁もできて
歌もうまくて
料理も上手で
じいちゃんや
友達や
家族や
親戚思いの
優しいおばぁちゃん
変化が現れたのは
二年くらい前で
家から出たり
戻ったり
検査入院だってしてた
そして敬老の前の日。
覚悟はしておいてと
言われた
覚悟って言われても...
できるわけなく
通夜
葬儀
火葬
初7日
終わって思ったこと。
もっと会っていればよかった。
最近といえば
去年の九月にばぁちゃん家の近くで
餅投げがあるってことで
それ以来だった。
病気のせいじゃないけど
じいちゃんもプライベートが
暇な方ではなくて
ばぁちゃんも体調悪いけど
行くと気を使わせるから
遠慮してた部分があったんだけど
そんな気遣いは
今となったら
後悔させるのに
理由にならんって分かった
初めてばぁちゃんに
触ったんだけど
冷たかったんだ。
亡くなった人は
冷たくなるって
分かっちゃいたんだけど
あんなに冷たいって
思わなくて
ショックだった。
ほんとに衝撃うけた。
それまでは
亡くなったっていう
実感があんまりなくて
受け入れられなかったんだけど
受け入れざるえない冷たさだった。
もう会えないんだなぁ...
もう会えないか...
寂しいけどね。
もう会えないか。
寂しいなぁ。
何回言っても会えないか。
天国で安らかに。
みんな付いていたからね。
安らかに天にお登り下さい。
そして、天からみんなを見守っててね
合掌